不定詞と動名詞のニュアンスの差!意味の違いと意識を掴もう!

 

不定詞 (1)

 

学校の英語の授業で「不定詞と動名詞は置き換えられる」と習いましたよね?

確かに不定詞と動名詞は置き換える事ができますが、
中には「置き換えられない文」や「置き換えると意味が変わる文」もあります。

私達は、それらの文を「暗記」に頼って覚えてきましたが、
実は不定詞と動名詞のニュアンスの差が分かれば暗記は必要ありません。

今回は、そんな不定詞と動名詞のニュアンスについてお伝えいたします!!

 

不定詞と動名詞の意識(ニュアンス)は全く異なる!!

 

不定詞 (2)

 

まず、今回お伝えする「不定詞と動名詞の意識の違い」を掴むためには、
私達が教わった「日本語主体の英語」を崩さないとダメです!!

私達は学校で以下のように不定詞と動名詞を教わりました↓

I like to play tennis.(私はテニスをするのが好きです)
I like playing tennis.(私はテニスをするのが好きです)

上の例を見ると、日本語的には同じ意味に感じられると思います。

ですが、ネイティブがこれを聞いた際に感じる印象は全く異なります。

 

1つ目の「不定詞を使った文」を見た際にネイティブが感じるイメージは、
「テニスというスポーツを指し示して好き」と言っているイメージです!!

なぜなら「to」という前置詞には「指し示す」というイメージがあるからです。

⇒ 前置詞「to」のイメージと使い方!!

つまり、不定詞を使った文から感じられる「英語の本来の意識」は、
文字通り「”play tennis”が好きです」と指し示しす意識になるんですね。

 

2つ目の「動名詞を使った文」を見た際にネイティブが感じるイメージは、
「テニスというスポーツをやっている躍動感」のイメージです!!

以前に動名詞「-ing」を使った文章には、
生き生きとした動き「躍動感が含まれている」というお話をしました。

⇒ 動名詞「-ing形」のイメージ使い方!!

つまり、動名詞を使った文章から感じられる「英語の本来の意識」は、
文字通り「”playing tennis”が好きです」といった動きそのものになります。

ちょっと分かり辛かったかもしれませんね。。。^^;

 

せっかくですので、もう少し分かりやすい例をあげて考えてみましょう!!

以下の例をご覧下さい↓

I stopped to smoke.(私は煙草を吸う為に立ち止まった)
I stopped smoking.(私は煙草を吸うのを辞めた)

この文は、中学生の頃にあなたも教わった文だと思いますが、
これを覚える際に「動名詞は禁煙、不定詞は喫煙」と覚えませんでしたか?

私はそう覚えました^^;

ですが、それは日本語から考えた「英語の意識」であって、
英語本来のニュアンスを捉えた「英語の意識」ではありませんよね?

つまり、そういう日本語の意味主体の英語は、
実践では全く使えない英語で、テストのための英語になってしまいます。

 

動名詞 (1)

 

英語で本当に大事なのは、暗記ではなく「意識(イメージ)」です。

先ほどお話した「不定詞と動名詞の意識」を覚えていますか?

・不定詞 ⇒ 指し示すイメージ
・動名詞 ⇒ 躍動感のイメージ

これをイメージして使う事ができれば、以下の文も暗記は全く必要ありません。

I stop to smoke.(私は煙草を吸う為に立ち止まった)
I stop smoking.(私は煙草を吸うのを辞めた)

理由は分かりますよね?

不定詞の方は「”Smoke”を指し示して止まる」ですが、
動名詞の方は「”Smoke”の躍動感を止める」という意識だからです。

どうですか?

そう考えると、暗記なんか全く必要ないですし本質を掴めた気がしませんか?

 

ついでなので、更に確認のために例文をいくつかご紹介致します!!

Let’s stop to think.(ちょっと辞めにして、よく考えよう) ← Thinkを指し示す
Let’s stop thinking.(考えるのは辞めにしよう) ← Thinkするのを辞める

Let’s stop to drink.(ちょっと辞めにして、一杯どう?) ← Drinkを指し示す
Let’s stop drinking.(飲むのは辞めにしよう) ← Drinkするのを辞める

分かりますか?

それぞれのイメージが「指し示す」と「躍動感」だからこういう意味になる訳です。

その感覚さえ掴めれば、不定詞と動名詞の意識の差の理解は充分ですよ♪

 

不定詞と動名詞、それぞれに相性の良い動詞!!

 

不定詞 (3)

 

不定詞と動名詞は、目的語の位置に置けば目的語として使う事ができます。

⇒ 文の要素!不定詞の働きと使い分け!!

⇒ 文の要素!動名詞の働きと使い分け!!

ですが動詞によっては、そのどちらかにしか使えない動詞もあります。

それには理由があるのですが、理由を知る前にそれぞれ見て行きましょう!!

 

不定詞だけしか取らない動詞

・agree(同意する)
・decide(決定する)
・expect(期待する)
・hope(望む)
・plan(計画する)
・promise(約束する)
・want(したい)

。。。などの動詞は、不定詞だけしか取りません!!

なぜなら、これらの動詞には「何かを先を指し示す意識」があるからです。

例えば「plan」は「これからする事」を指して計画していますし、
また「expect」は「これから起こるであろう事」を指して期待していますよね?

だから、これらの動詞は「指し示す不定詞」と相性がピッタリの動詞になる訳です。

 

動名詞だけしか取らない動詞

・enjoy(楽しむ)
・finish(終える)
・quit(辞める)
・avoid(避ける)
・recommend(薦める)

。。。などの動詞は、動名詞だけしか取りません!!

なぜなら、これらの動詞には「動きの意識」があるからです。

例えば「enjoy」は「何かを楽しんでいる状況」が浮かんで来ますし、
また「quit」からは「何か動きをやめる状況」が自然と連想されて来ますよね?

だから、これらの動詞は「躍動感の動名詞」と相性がピッタリの動詞になる訳です。

 

不定詞・動名詞で意味が変わってくる動詞

・remember(思い出す・覚えている)
・regret(残念に思う・後悔する)
・forget(忘れる)
・try(試す・挑戦する)

。。。などの動詞は、不定詞を取るか動名詞を取るかで意味が変わってきます。

なぜなら、これらの動詞には「指し示す」と「動き」の両方の意識があるからです。

例えば「remember」は「先を指し示す意識の”忘れる”」と、
「何かをしたこと(動き)を”覚えている”」の2つの意識を持ち合わせています!!

なので、以下のように不定詞と動名詞の両方を取ることができる訳です。

Don’t remember to study English.(英語の勉強を忘れるな) ← 指し示す
I remember studying English.(英語を勉強したのを覚えている) ←動き

上の例文を見比べてみてもバッチリと分るとおり、
不定詞の文には「指し示す意識」、動名詞の文には「躍動感」がありますよね?

だから、これらの動詞は不定詞も動名詞もどちらも取ることができる訳なんですね。

 

このように英語の文章には意味だけでなく、常に意識があります!!

その意識を捉えて英語を使いこなす事が、英会話を習得する近道です。

I stop to smoke.(私は煙草を吸う為に立ち止まった)
I stop smoking.(私は煙草を吸うのを辞めた)

日本語の意味から「動名詞は禁煙、不定詞は喫煙」が通用するのは、
学校の試験のようなペーパーテストだけです。

なぜならペーパーテストでは「意味は問われても意識は問われない」からです!!

しかし、英会話に重要なのは「意識を伴った意味」です。

英文法は「ただのルール」ではなく、必ず今回のように意識があります、
今回お伝えしように英語を勉強する際は、意識を掴みながら習得して行きましょう。

 

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4 Responses to “不定詞と動名詞のニュアンスの差!意味の違いと意識を掴もう!”

  1. momo より:

     動名詞と不定詞の違いって ずっと疑問でした 色んな本を見たり you tube で確認したり・・でも 今一ピンと来なくて 自分で話そうとする時も どっちを使って良いか分らず 超曖昧にしてたけど このブログを 何回も読み直して 何かようやく イメージが掴めた様な気がします。ちゃんと説明は出来ないけど 何となくこうなんじゃないかな・・?みたいな 私が特に苦手にしてるのが 不定詞と動名詞の違い それと前置詞・・どこで どれを使って良いのか分からず いつも迷います・・まぁ適当に 誤魔化してますけど(~o~)でも 配置が大事・・て事だけは しっかり頭に入りましたよ!
    有難う御座いました。

  2. choro より:

    >momoさん

    コメントありがとうございます。

    不定詞と動名詞を使い分ける時の気持ちが大事ですね。

    これと指し示す時は不定詞、
    その動作自体を指す時は動名詞、

    。。。この感覚で使い分けると良いと思いますよ~♪

  3. jj より:

    ・ちょっと辞めて、よく考えよう
    ・Let’s stop to think.

    ・考えるのを辞めにしよう
    ・Let’s stop thinking.

    ・私は嘘をついたことを後悔しています
    ・I regret telling a lie.

    ・私は残念ながら嘘をつかなければならない
    ・I have to regret to tell a lie.

    ・私はその山に登ろうとした
    ・I tried to climb the mountain.

    ・私は試しにその山に登ってみた
    ・I tried climbing the mountain.

    これでどうでしょうか?

    • choro より:

      >jjさん

      コメントありがとうございます。早速答え合わせ行きますね。

      ・ちょっと辞めて、よく考えよう
      ・Let’s stop to think.

      ・考えるのを辞めにしよう
      ・Let’s stop thinking.

      ・私は嘘をついたことを後悔しています
      ・I regret telling a lie.

      ・私は残念ながら嘘をつかなければならない
      ・I have to regret to tell a lie.

      ・私はその山に登ろうとした
      ・I tried to climb the mountain.

      ・私は試しにその山に登ってみた
      ・I tried climbing the mountain.

      完璧です、不定詞の項目はバッチリって感じですね♪

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