英語の受動文の使い方!過去分詞と受動態の役割とニュアンス!

 

過去分詞 (1)

 

英語には「受動態」と呼ばれている受動文があります。

授業では「主語に目的語を持ってきて、目的語に主語を持ってきて」、
「be動詞+過去分詞」で繋ぎ「by」で行為者を表すと教わりました。

日本語に翻訳すると「~される」と訳される事が多い受動文ですが、
受動文には、どんな特徴があり、どういう時に使われるのでしょうか?

今回は、そんな受動態の使い方と役割・ニュアンスをお伝えします!!

 

受動態とは?

 

過去分詞 (4)

 

受動態は行為者(主語)と対象(目的語)の視点を入れ替えた文です。

何かを表現する際、普通は行為者を中心に表現されます↓

The dog attacked Tom.(その犬はトムを襲った)

上の文のように行為者を中心にした文は「能動文」と呼ばれ、
英語を話す際には、この能動文が中心になることが多いです!!

 

しかしそれとは逆に、しばしば対象を中心に表現されることがあります↓

Tom was attacked by the dog.(トムはその犬に襲われた)

この対象を中心に行為者を目的語にした文は「受動文」と呼ばれ、
普段使われている「能動文」より「受動文」が好まれるタイミングがあります!!

では、どのような時に「受動文」が好んで使われるのでしょうか?

 

受動態が好んで使われるケース

 

過去分詞 (7)

 

先ほどお伝えしたように、英語は普段「能動文」で表現される事が多いのですが、
内容によっては「受動文(受動態)」が好んで使われる時があります。

それは以下の4つのです。

1.言う必要のない時・誰がやったのか分からない時
2.頭でっかちな文を避ける時
3.話題の中心を合わせたい時
4.話に一般性を持たせる時

これらの時には「能動文」より「受動文」が使われる事の方が多いです。

では、せっかくなので、例文を見て行きましょう!!

 

1.言う必要のない時・誰がやったのか分からない時

 

過去分詞 (2)

 

英語は「言う必要がない時・行為者が分からない時」は受動文が好まれます。

例えば、以下の2つの文をご覧下さい↓

English is spoken all over the world.
(英語は世界中で話されている)

The house was built a hundred years ago.
(この家は100年前に建てられました)

これらの文を見てみると分かると思いますが、
1つ目の「英語は世界中で話されている」という文、
これは当たり前ですが「英語を話す」のは人々ですよね?

最初から人が話しているのが分かっているのだから。。。

People speak English all over the world.
(人々は世界中で英語を話している)

。。。といった感じで、わざわざ行為者にスポットを当てる必要はないんです。

同じく、2つ目の「この家は100年前に建てられました」という文も、
当たり前の話ですが「家を建てた」のは大工さんです。

誰か「特別な行為者」が家を建てたのなら能動文を使いますが、
誰が建てたのか分からない時には、行為者にスポットを当てる必要はありません。

 

2.頭でっかちな文を避ける時

 

過去分詞 (6)

 

英語では「頭でっかちな文を避ける時」には受動文が好まれます。

例えば、以下の文をご覧下さい↓

Tom and Mary’s decision to get a divorce shocked everyone.
(トムとメアリーの離婚の決定にはみんなが驚いた)

この文を見ると分かりますが「主語」がとても長くて述語が短いと、
バランスが悪く感じられますし、内容が理解しにくいですよね?

こんな時も受動文の出番になります。

Everyone was shocked by Tom and Mary’s decision to get a divorce.
(みんながトムとメアリーの離婚の決定には驚かされた)

不定詞の時にもそうでしたが、英語では主語が長い文は嫌われる傾向があります。

理由は主語が長いと、主題がよく分からない文になってしまうからです。

それなら、先に主題の「みんなが驚かされたんだよ」と言ってしまい、
その後に原因の「トムとメアリーの離婚の決定にはね」と説明を付け加えた方が、
文章全体の流れとしても分かりやすくて、伝わりやすい文になるという訳なんですね♪

 

3.話題の中心を合わせたい時

 

過去分詞 (5)

 

英語では「話題の中心を合わせたい時」には受動文が好まれます。

例えば、以下の文をご覧下さい↓

Ieyasu Tokugawa built the Edo-castle in 1457.
Since then, it is one of the symbol of Tokyo.

徳川家康は1457年に江戸城を建造しました。
それ以来、それは東京のシンボルの1つになっています。

この文は能動文で江戸城について説明した文ですが、
主題が江戸城についてなのに、主語が徳川家康になっていますよね?

このような文では、何となくまとまりが悪く感じられます。

 

こんな時も受動文の出番になります。

The Edo-castle was built by Ieyasu Tokugawa in 1457.
Since then, it is one of the symbol of Tokyo.

江戸城は1457年に徳川家康によって建造しました。
それ以来、それは東京のシンボルの1つになっています。

どうですか?

文章に一貫性が生まれましたよね?

こんな風に受動態を使うと「主題」と「主語」を一致させることができ、
上の文の場合「江戸城は。。。その城は。。。」という流れを作れるという訳です。

 

4.話に一般性を持たせる時

 

過去分詞 (3)

 

英語では「話に一般性を持たせたい時」には受動文が好まれます。

例えば、以下の文を比べてみて下さい↓

Mary said that Japanese is a difficult language.
(メアリーは日本語は難しい言語だと言っていた)

It is often said that Japanese is a difficult language.
(よく日本語は難しい言語だと言われている)

1つ目の文は「メアリーが言った内容」になっていますが、
2つ目の文は「一般的にそう言われている内容」になっていますよね?

このように受動態を使うと「誰が言ったのか」を省略する事ができます。

その結果「一般的にそう言われている」という印象を作り出すことができる訳です。

 

こんな風に受動文(受動態)には、受動文ならでは効果があり、
上手なタイミングで使えるようになると、イメージが伝わり易くなるんですね^^

。。。とはいえ、今回お伝えした受動態の使い方は、
特に意識して、わざわざ一生懸命理屈で覚える必要はありません!!

なぜなら、感覚としては日本語の受動文と全く同じ感覚だからです。

ただ「受動文(受動態)」には「能動文」と違う役割があり、
上手に使えるとイメージを伝え易くなるということを覚えておいてくださいね。

 

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