英語の時制表現!過去形の使い方!意味や用法・作り方を掴もう!

 

時制 (2)

 

英語の時制表現は私達日本人には複雑に感じてしまいますよね?

特に混乱してしまうのが、過去形や完了形といった過去に関わりのある時制で、
それを意識するあまり英語を話せなくなってしまうことがあります。

日本語的な意味で考えると掴みにくく感じる時制ですが、
時制は現在の自分がいる位置からの距離感を意識すると掴みやすくなります。

前回はそんな時制の中から「現在形」の感覚をご紹介しましたが、
今回は「過去形」の作り方や意識などの感覚についてご紹介致します!!

 

英語の時制!過去形の使い方と感覚を身に付けよう!!

 

時制 (3)

 

過去形は今現在起こっていることではなく、過去の出来事や状態を表します。

過去形という名前なので過去なのは当たり前なのですが、
英会話の際には時制がめちゃくちゃになってしまうことが多々あります。

では、どうしたら意識せず過去形が使えるようになれるかというと、
その答えは「遠く離れている感覚」つまり距離感のイメージを掴む事です!!

 

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分かりやすく過去形を使った文と現在形の文を比べて感覚を掴んでみましょう。

【現在形】 I am a student.(私は学生です)
【過去形】 I was a student.(私は学生でした)

1つ目の現在形の文は「私は生徒です」という「今の状況」を表していますよね?

なので、現在形は「当たり前にある・身の回りにある感覚」、
つまり、今の自分の周りに存在する状況そのもの、距離でいうと近くになります。

⇒ 英語の時制表現!現在形の使い方!意味や用法・作り方を掴もう!

一方、2つ目の過去形では「生徒だった」という「過去の状況」を表しています。

つまり、過去形は「昔そこにあった状況、出来事」になり、
今の自分の周りには存在していない状況、距離でいうと遠くにある感覚です。

この距離感の違いが現在形と過去形の違いで、
過去形には、常に「この離れた感覚・距離感」が付きまといます!!

ちょっと難しいですが、過去形には今と切り離された遠くという意識があるんですね。

 

英語の時制!過去形と完了形の意識の違い!!

 

時制 (4)

 

英語の時制を勉強していて多くの人が一番苦しむのが過去形と完了形です。

どちらも過去に関係することについて述べる形ですが、
過去形と完了形では、その過去に対する距離感が大きく関わってきます。

先ほど過去形の距離感は「離れた遠く」とお伝えしましたが、
完了形の距離感は「その離れたものを現在に引っぱってくる感覚」になります。

 

1

 

せっかくなので、分かりやすく例をあげて比べてみましょう!!

例えば以下の例文をご覧下さい。

【過去形】 I bought the car.(私はその車を買った)
【完了形】 I have bought the car.(私はその車を買った)

この2つの文は、どちらも過去にまつわる話をしていますが、
その過去が「いつなのか?」を明確に述べておらず距離感が分かりません!!

なので、上の文のように漠然とした過去は、
距離感が分からないので、過去形と現在完了形の両方を使うことができます。

ですが仮にしっかりとした過去の時間、
例えば「昨日」などの距離が分かる語句を上の文に加えると、
はっきりと過去の出来事だと分かるので過去形しか使えなくなります!!

○ I bought the car yesterday.(私は昨日その車を買った)
× I have bought the car yesterday.(私は昨日その車を買った)

その理由は、今ではない遠く離れたものという距離感がそこに生まれるからです。

 

しかし、始まったのは過去だけれど今も続いている場合は、
今度は逆に過去形は使えず、現在完了形しか使うことができなくなります。

× I was a student since 2010.(私は2010年から学生だった)
○ I have been a student since 2010.(私は2010年から学生です)

その理由は、今ではない遠く離れたものという距離感がなくなり、
遠く離れたものから、現在までずっと続いているという距離感に変わるからです。

 

1

 

そう考えると時制は「過去・現在・未来などの時間」ではなく、
学校で習った「経験・継続・結果などの用法」でもなく「距離感」なんですね。

現在の身の回りに存在するのであれば現在形、
現在の身の回りから切り離された過去であれば過去形、
過去から現在までずっと続いているものであれば現在完了形になる!!

そういった自分自身との距離感で使い分けると、時制は使いやすくなりますよ♪

 

 

過去形の距離感の応用!!

 

時制 (1)

 

さて、過去形にはそんな過去形の距離感を応用した3つの表現があります。

それは。。。

1.丁寧表現
2.控えめな表現
3.仮定法

この3つになります。

 

1.丁寧表現

英語には「過去形の形をしているのに過去の事ではない表現」ってありますよね?

例えば以下の例文

I hope you will come with me.(僕と一緒に来てくれるといいな)
I hoped you would come with me.(僕と一緒に来ていただけるといいんだけど)

動詞の「hope」には「望む」という強い欲求のイメージがありますが、
あえて過去形の「hoped」を使う事で遠慮がちに物事を伝えることができます。

その理由は過去形には「遠く離れた距離感の意識」があるからです。

知らないと「hoped」を「望んでいた」と過去形で捉えてしまいますが、
ここでは過去の意味はなく、距離を取って遠慮がちに物事を述べる働きをします。

 

2.控えめな表現

これは助動詞などの表現で超有名なのでご存知ですよね?

Can I have this?(これもらってもいい?)
Could I have this?(これいただいてもよろしいですか?)

上の例の他にも「might」や「would」なども良く使われます。

この控えめな表現は、ビジネスの場面などでは必須の表現ですね^^

 

3.仮定法

仮定法は、極端な話「現実逃避」つまり現在からの距離が感じられますよね?

I wish I were rich.(私が金持ちだったらいいのに)

これも過去形特有の距離感から生まれてきています。

もしこうだったら。。。は、今の自分からかけ離れた場所にありますしね。。。

 

このように過去形には過去ではない過去表現が多く存在し、
そこで過去形が使われる理由は「過去形の現在との距離感」にあります!!

私達は学校の授業で「英語の時制」を教わった際には、
現在の事は現在形で、過去の事は過去形で、未来の事は未来形で表す。

。。。そう覚えさせられてきました。

ですが時制のポイントは「時間的な前後ではなく距離感」です。

なので英会話で時制表現を使う際には「距離感」で掴み、
単純な過去・現在・未来の用法に惑わされず、使い分けるようにしましょう!!

因みに時制感覚を磨くなら、鈴木先生の以下の講座がお薦めです。

⇒ ゼロからの英語やり直し教室New Beginning

TOEICや英会話など、基礎から英語を叩き直すのにお薦めですのでお試しください♪

 

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4 Responses to “英語の時制表現!過去形の使い方!意味や用法・作り方を掴もう!”

  1. まあさん より:

    凄くためになってます!ありがとうございます。
    副詞の順番に続き、形容詞がたくさん有るときの順番も教えてください。宜しくお願いします

    • choro より:

      >まあさん

      コメントありがとうございます。

      副詞も形容詞も数に関係なく順番や配置は一緒です。

      修飾するターゲットの前後に置く
      ⇒ 限定の意識で修飾する時には前
      ⇒ 説明の意識で修飾する時には後ろ

      それだけですよ~^^

      下の例では、お城がどういうお城なのかを限定しているので、前に形容詞が置かれています。

      The castle.(その城)
      The beautiful castle.(美しい→城)
      The beautiful big castle.(大きな→美しい城)
      The beautiful big old castle.(古い→大きな。。。城)
      The beautiful big old black castle.(黒い→古い。。。城)
      The beautiful big old black wooden castle.(木造の→黒い。。。城)

      副詞でも、形容詞でも、不定詞でも、動名詞でも、過去分詞でも英語は全部このルールです!!

      詳しくはこちらの記事から3つくらい読んでみて下さい↓

      http://nagatuduki-eikaiwa.com/7872.html

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