時制の一致の例外!現在の事実を述べる際の意識と感覚を掴もう!

 

時制 (4)

 

英語の時制には、前後の節の時制を合わせる「時制の一致」があります!!

しかし、そんな時制の一致にも影響を受けないケース、
つまり「時制の一致が全く起こらないケース」もたまに存在します!!

私達日本人には、なかなか捉えるのが難しい時制の一致ですが、
今回はそんな時制の一致が起こらないケースについてお伝えして行きます!!

 

時制の一致とは?

 

時制 (2)

 

時制の一致とは、主節の動詞と従属節の動詞の時制を合わせる事を指します。

分かりやすく例文を見てみましょう!!

Tom said Mary loved Bob.(トムはメアリーがボブを好きだと言った)

この文章は、トムが言った事を誰かに伝えるレポート文ですが、
トムが「メアリーがボブを好きだ」と誰かに言ったのは過去の事ですよね?

なので、当然主節の動詞は過去形の「said」を取ります!!

Tom said… ← 主節

その際、主節の後に続く従属節は「メアリーがボブを好きだ」ですが、
このような場合、主節の動詞に引きずられて従属節の動詞も過去形になります。

Mary loves Bob. ← 従属節
Mary loved Bob. ← 従属節の時制を主節に合わせる

Tom said Mary loved Bob. ← 時制の一致ができたレポート文の完成

これが時制の一致です!!

⇒ 時制の一致の基礎!主節と従属節の意識と基本的な文の作り方!!

そして、時制の一致はレポート文の場合は基本的には適用されるルールです!!

 

時制の一致が起こらないケース

 

時制 (1)

 

そんな時制の一致なのですが、時制の一致が起こらないケースもあります。

それは、話し手の中でレポート文の内容が今でも成立している時です。

例えば、以下の例文をご覧下さい!!

Mary said today is her birthday.(メアリーは今日が誕生日だってさ)

こちらの文は、主節で使われている動詞が過去形なので、
通常ならば時制の一致が起こり、従属節の動詞も過去形になるはずです。

しかし、この例文では時制の一致が起こっていません!!

その理由は、話し手の中ではレポート文の内容が今でも成立しているからです。

 

せっかくなので、分かりやすくこの状況を分析しながら見て行きましょう!!

Mary said today is her birthday.(メアリーは今日が誕生日だってさ)

この文章は「今日が誕生日だと言っていたよ」になるので、
メアリーの誕生日は「今日という現在の位置」つまり今になります。

ですが、メアリーが「今日は私の誕生日」と言ったのは過去の話です。
なので、主節の「says」は「過去の出来事」で今ではないので「said」になります。

しかし、メアリーの誕生日は今日なので誕生日はまだ継続中ですよね?

なので、従属節の時制を「あえて一致させない事」で、
暗に「今もメアリーの誕生日は続行中なんだよ」という意識を文に与えています。

 

時制 (3)

 

どうですか?ちょっと難しかったでしょうか?^^;

更に分かりやすくするために、この話を物語り風にして考えてみましょう!!

メアリーはある会社に勤めているOLです。
そんなメアリーと同期で仲の良い友人にトムとボブがいます。
メアリー、トム、ボブの3人は上司の命令で残業をしなくてはなりません!!

その残業中にメアリーが溜息混じりにトムにこう言いました。

メアリー : Today is my birthday.

それを聞いたトムは誕生日なのに残業なんて可愛そうだなと思い、
何かささやかなサプライズをやってあげようと考え、ボブにこう伝えました。

トム : Mary said today is her birthday. So I have…

 

どうでしょうか?

トムの中では「メアリーの誕生日はまだ継続中」という意識が生きてますよね?

つまり、時制の一致は「ルールありき」ではないんです!!

私達は学校の授業で、レポート文の主節が過去形なら従属節も過去形にしろ!!

。。。と、ルールありきで時制の一致を教わりましたが、
話し手の中で「レポート文の内容が継続中」ならば時制の一致は起こりません。

なぜなら英語に限らず言語は「ルールではなく気持ちで話すもの」だからです!!

 

英語はルールではなく気持ちで理解しよう!!

 

時制 (2)

 

実際、日本語でも話をする際には、以下のように気持ちで話をしますよね?

【現在形】今日は私の誕生日だよ(継続の意識が感じられる)
【過去形】今日は私の誕生日だったんだよ(終了の意識が感じられる)

英語もそれと全く同じです!!

なので、逆に話し手の中で既に終わった出来事であれば過去形にもなり得ます!!

 

■話し手の中ではまだ継続中

Today is my birthday.(今日は私の誕生日です)
Mary said today is her birthday.(メアリーは今日が誕生日だってさ)

■話し手の中では既に終わった事

Today was my birthday.(今日は私の誕生日だったんだよ)
Mary said today was her birthday.(メアリーは今日が誕生日だってさ)

こんな風に言葉ってルールではなく、気持ちで話ましすよね?

だから、ルールがあるから「そうしなければならない」というものではないんです。

 

時制の一致は多少間違っていても特にコミュニケーションに支障は出ないですが、
英語のネイティブは自然に使っている分、その違いには敏感です。

私達日本人が日本語で。。。

今日は私の誕生日だよ(継続の意識が感じられる)
今日は私の誕生日だったんだよ(終了の意識が感じられる)

。。。と言われた時と同じ感覚で、彼らも意識の違いに気づくので、
英語のそういった微妙な差が気になる方は是非練習して完璧を目指して下さいね♪

 

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