英語を話すための文法!英会話の基本4ルール!その2「修飾」

 

文法 (6)

 

英語は4つのルールで組み立てられています。

1つ目のルールは、英語には基本配置があり、
配置上に置かれた単語同士がそれぞれに影響しあって
文全体の意味が決まるというものでした。

この配置のルールは英語を理解する上では絶対のルールで、
逆を言えば、この配置のルールをマスターすることが、
英語を習得する為の鍵になります。

詳しくは前回の記事にも書きましたので、そちらをご覧ください。
今回は、英語を形作る4つのルールのうち2つ目を紹介します。

 

修飾には方向がある

 

修飾 (1)

 

ルール1の「基本配置」をマスターしたら、次のルールは「修飾」です。

英語に限らず言語には詳しい情報を付け加えるために「修飾」があります。

ただの「犬」ではなく「小さな犬」だとか
「走る」はなく「ゆっくり走る」などですね。

このように基本文型の各要素に詳しい情報を付加するものを「修飾」と言います。

単純で大雑把な内容であれば「修飾」をしなくても伝えることができますが、
より詳しい情報を性格に相手に伝えるためには「修飾」が必要不可欠です。

そして、その「修飾」も英語の絶対規則である配置の規則の上になりたっていて、
前に置くパターンと後ろの置くパターンかの2パターンしかありません。

 

英語の修飾の2パターンの原理

 

修飾 (3)

 

では、さっそく修飾の2パターンを見ていきましょう。

①That is a black cat.(あれは黒い猫です。)
②That cat is black.(あの猫は黒い。)

①と②を見ると分かると思いますが、①は猫(修飾される語句)を前から、
②は猫(修飾される語句)を後ろから「修飾」しています。

①と②では同じ意味に思えますがニュアンスが異なっているのに気づきましたか?

どのように異なっているのかと言うと。。。

①の前からの「修飾」では「あれは黒い猫だ!」という「限定」の働き、
②の後ろからの「修飾」では「あの猫は黒い」という「説明」の働きをしています。

このように英語には、前から「修飾」するパターンの時は「限定」、
後ろから「修飾」するパターンの時は「説明」というルールがあり、
これは形容詞に限らず、英語で「修飾」する全てのケースに当てはまります。

 

限定ルール(前から修飾)

修飾語句の配置によって、「限定」と「説明」に分かれるのは分かりましたが、
「限定」の意志を持つ「修飾語句」は必ずターゲットの前に置かれています。

①Tom is really high.(トムは本当に背が高い。)【副詞】
②I found the cat.(わたしはその猫を見つけた)【冠詞】
③He must be late.(彼は遅れるにちがいない)【助動詞】

こんな感じで、形容詞でも名詞でも副詞でも冠詞でも助動詞でも、
修飾される語句を「限定」する場合は、必ず修飾語句を前に置いていますよね。

単に「high」ではなく「really high」、ただの「cat」ではなく「the cat」など、
修飾されるターゲットを明確に絞る意志を持っているのが「限定ルール」です。

 

説明ルール(後ろから修飾)

一方で「説明」の意思を持つ「修飾語句」は必ずターゲットの後ろに置かれます。

①Tom is singing.(トムは歌っている。)【進行形】
②Tom was bullied.(トムはいじめられた。)【受動態】
③I saw him at the station.(彼を駅で見た。)【場所をあらわす副詞】
④I saw him at 8 pm.(彼を8時に見た。)【時をあらわす副詞】

こんな感じで「説明」の意思を持った修飾語はターゲットの後ろに置かれていますね。

それが進行形でも、受動態でも、副詞でも、形容詞でもなんでも、
後ろに修飾語が置かれている場合は全てターゲットの「説明」になっています。

 

長い英語も結局はルールの上で成り立っている

 

修飾 (2)

 

下記の例文をご覧下さい

We are having a party.
↓(情報が足りないから付け足す)
We are having a party at my house.
↓(情報が足りないから付け足す)
We are having a party at my house from 19:00
↓(情報が足りないから付け足す)
We are having a party at my house from 19:00 on Sunday.

最初の文では、パーティーがいつどこで開かれるのか分かりません!!

ですが、説明を加えていく事でパーティーの詳細が分かってきます。

この場合は、ターゲットを「説明」しているので「修飾」は後ろからでしたよね。

 

英語は修飾も含め「配置が支配している言語」です。

基本配置だけでは足りない情報を加えるために「修飾」があり、
修飾も、前からの場合は限定、後ろからの場合は説明の2パターンのみです。

とってもシンプルなルールの上に成り立っているので、
そちらを意識して「進行形」「完了形」「受動態」など全ての文法項目を捉えれば、
「英文の仕組みや組み立て方法」が理解できるようになれますよ!!

 

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2 Responses to “英語を話すための文法!英会話の基本4ルール!その2「修飾」”

  1. 児玉 法子 より:

    こんにちは。とあるネイティブの人が書いた本で、
    「友達の兄(弟)が結婚します。」という文では
    (1)The brother of my friend is getting married.
    という言い方では文法的には正しいが不自然で、
    (2)My friend’s brother is getting married.
    という言い方が自然だと書いてあったのを
    見たのですが、(1)より(2)の方がいいのは、
    (1)と(2)ではbrotherの修飾の仕方によって
    限定しているのか、それとも説明しているのか
    ということが関係があるのでしょうか?

    • choro より:

      >児玉さん

      コメントありがとうございます。

      (1)The brother of my friend is getting married.
      (2)My friend’s brother is getting married.

      私もネイティブじゃないので自然か不自然かの判断はつけられませんが、
      おそらく「限定と説明ルール」も関係していると思います。

      ただ、1つ言える事は会話で自然か不自然かを決めるのは、
      結局、話し手と聞き手の両者になるので(1)を自然に感じるのであれば、
      それはそれで正解と捉えても良いと私は思っています。

      あくまで、修飾語の配置には「限定と説明のルール」があって、
      そしてそれを知っていれば、英語の語順に迷わないで済むと思いますよ。

      児玉さんの例文を日本語にしたら、
      多分ですが、こんな風に受け取れるのではないでしょうか?

      (1)The brother of my friend is getting married.
      (1)お兄ちゃんが、あ、友達のね。が結婚するんだってさ。

      (2)My friend’s brother is getting married.
      (2)友達のお兄ちゃんが結婚するんだってさ。

      日本語と英語はそもそも違う物なのでピッタリの訳ではないと思いますが、
      (1)でも(2)でも「友達の兄が結婚するんだな」という風に、
      聞き手は話し手の言いたいことがイメージできるかなと思います。

      でも、児玉さんのおっしゃっているとおり、
      やっぱり(2)のように「限定の意識」で、お兄ちゃんを前から修飾した方が、
      日本語にしても自然でしっくりきますよね♪

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