英会話のための英文法!基本動詞「Have」のイメージを掴もう!

 

基本動詞 (2)

 

これまで当ブログでは、多くの基本動詞のイメージを紹介してきました。

基本動詞とは、英会話で頻繁に使われている動詞で、
この基本動詞のイメージをしっかり抑えて使えるようになれば、
日常英会話で困ることは、まずありません!!

それほど基本動詞は「英語の中でも核」と呼べる部分なので、
日本語訳で単純に意味を覚えるのではなくイメージを掴んでください。

今回は、当ブログでお伝えする最後の基本動詞、
会話の中でも最もよく使われる「Have」のイメージをお伝えします!!

 

基本動詞「Have」のイメージ!!

 

基本動詞 (1)

 

基本動詞「Have」は「主語との位置関係(主語に属す)」を表す動詞です!!

学校の授業では「Have」=「持つ」と教わりましたが、
それだけでは「Have」の持っているイメージを掴むには不十分です!!

あなたは「Have」を使った文で最初に教わった文を覚えていますか?

おそらく多くの人は以下のような文だったと思います↓

I have a pen.(私はペンを持っています)

確かに、この文章は「ペンを持っている」と訳すことができますが、
英語本来のイメージでは「持つ」よりも「所有する」の方が近いです。

I have a pen.(私はペンを所有しています)

つまり、基本動詞「Have」が持つ英語本来のイメージは、
自分の所にある、所有する、属する、などの主語との物理的・抽象的所有権、
主語と目的語との間にある位置関係を指しています!!

少し難しいでしょうか?^^;

 

ちょっと難しいと思いますので、例文をいくつか見てみましょう。

I have a pen.(私はペンを持ってます)
I have a Italian restaurant.(私はイタリア料理店を経営しています)
I have a terrible headache.(酷い頭痛がする)

これらの文を見ると分かりますが、
最初の文は学校で習ったような単純な「持つ=所有」ですが、
次の文は「経営=所有」、最後の文は「現在の状況=所有」を指しています。

こんな感じで「Have」の本来のイメージは「持つ」ではなく、
主語との「距離感・位置関係・所有権」そういった意識が働いているんですね。

 

基本動詞「Have」の「位置関係(所有権)」イメージ!!

 

基本動詞 (3)

 

私達はこれまで「Have」=「持つ」と教わり、そう思い込んでいたので、
もしかしたら「位置関係(所有権)」の意識が掴み難いかもしれません!!

そこで、本来の「Have」のイメージを掘り下げてみましょう。

 

まずは、こちらの文章を見てください↓

The bank has over 100 branches.(その銀行は100以上の支店がある)

この文章は読んで字のごとく「ある=所有」を指してますね^^

 

では、次にこちらの文章を見てください↓

We had dinner at 7 p.m.(私達は午後7時に食事を取った)

学校などでは「Have」=「食べる」も表すんだよ、
。。。と教わったかもしれませんが、そんな風に覚えてはいけません!!

この文章は「食事を取った」ということを指していて、
言ってしまえば「そういう時間を持った=所有」を示しています^^

 

また、この「所有の意識」をしっかり掴むことができれば、
英文法の「完了形」で「Have」が使われる理由も見えてきます!!

完了形で表現できるのは「経験・継続・完了。。。など」でしたよね?
でも、それって言ってしまえば「所有」に当てはまると思いませんか?

・経験 ⇒ そういう状況を経験した ⇒ 所有した
・継続 ⇒ そういう状況が継続中  ⇒ 所有している
・完了 ⇒ そういう状況が完了した ⇒ 所有した

「Have」のイメージが生きているからこそ、完了形では「Have」を使うんですね。

 

基本動詞「Have」が表す動作!!

 

基本動詞 (4)

 

さて、基本動詞「Have」が表す「位置関係・距離感・所有」のイメージですが、
そのイメージには「動きらしい動き」の意識は付いてきません!!

ちょっと難しいので、以下の文を比べてみてください↓

We had beer.(ビールを飲んだ)
We drank beer.(ビールを飲んだ)

どちらも同じ「ビールを飲んだ」という動作を表現することができますが、
実は、そのニュアンスは全く違っています!!

最初の文「Have」の方は「飲んだ」という動作を表してはいますが、
単純に「飲む動作を”Have(所有)”した」というニュアンスで、
その動作自体に「動き」は感じられません。

しかし「Drink」の方は「ゴクゴクとビールを飲む様子」そのものが、
鮮明に想像させられ「動き」を感じられる文章になります。

とても細かいニュアンスの差で大した差には感じられないかもしれませんが、
この違いを「意識して使えるようになる事」が英語では重要です!!

 

この意識の違いを使った例としては使役動詞もあげられます。

使役動詞では。。。

・Make = 作る ⇒ 強制力
・Have = 持つ ⇒ 状況を持つ
・Let = 許す ⇒ 許可
・Get  = 得る ⇒ 状況を得る

この4つが使われますが、単純に「~させる状況」を「所有」する意識の時は、
4つのうちから「Have」を使うようにすればOKなんです!!

例:私は秘書にその書類を送らせるつもりです

△ I’ll make my secretary send the documents to you.
○ I’ll have my secretary send the documents to you.
△ I’ll let my secretary send the documents to you.
△ I’ll get my secretary to send the documents to you.

⇒ 使役動詞の使い方とニュアンス!意識の違いで感じて英文を作ろう!

 

どうですか?

そう考えると「基本動詞」って、単純に英会話をするときにも非常に便利ですが、
そのイメージを掴むことで「完了形」や「使役動詞」などの理解にも役立ちます。

英語で重要なことは「英語を日本語訳で覚えること」ではなく、
常に「その裏に隠れている意識」を感じ取ってイメージで掴み取ることなんですよ。

なぜなら「英語に限らず言語は、お互いの想いや状況を伝え合うためのツール」で、
コミュニケーションをするために生まれてきたものだからです!!

そして、そういう想いや状況などの「意識や感情」は、
日本人でもアメリカ人でもイギリス人でも誰でも皆平等に感じるものです。

 

なので、英語は意識をイメージで掴み取ってください!!

学校の授業で教わる「無理やり日本語に当てはめた英語」では、
部分的で表面的な英語しか身に付けられません!!

動詞の「Have」は「持つ」でも「ある」でも「食べる」でもなく、
それらは「Have」の意識から生まれたニュアンスのひとつに過ぎません!!

このブログで細かく基本動詞のイメージをお伝えするのは今回が最後ですが、
是非、他の基本動詞の記事にも目を通してその意識を感じてみて下さいね^^

 

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8 Responses to “英会話のための英文法!基本動詞「Have」のイメージを掴もう!”

  1. 児玉 法子 より:

    メルマガいつも楽しみにしています。
    haveは「状況を持つ」の意味なので
    「秘書に文書を送らせる」という状況ではhaveとの
    ことですが、この場合、makeとletがふさわしくないのは
    分かる気がしますが、使役動詞「状況を得る」のgetだと
    ふさわしくないのはどうしてなのか、考えてもよく
    分からなかったので質問させて頂きました。
    よろしくお願いします。

    • choro より:

      >児玉さん

      コメントありがとうございます。

      Haveのイメージは「主語との位置関係(状況を持つ)」、Getのイメージは「ない状態からある状態へ(状況を得る)」ですよね?

      その結果、Haveには「そうしてもらうのが当たり前」のニュアンスが生まれますが、Getには「努力したり、説得したりして、そうしてもらう」というニュアンスが生まれます。なぜなら「ない状態からある状態へ」がGetの基本イメージになるからです。そこには少し努力が感じられますよね?

       

      こうすると分かりやすいのではないでしょうか?

      ・He has no job.(彼は失業中です)←単純に状況がある

      ・He got a job.(彼は仕事を得ました)←力や動きが働く

      ・He has a job.(彼は仕事があります)←単純に状況がある

       

      仕事がない状況やある状況は「そこに存在する状況」つまり当たり前です、一方仕事を得るには「そこに何かしらの動きが感じられます」つまり力を感じられます。そして、秘書に何かをさせるのは「その状況が日常的にある当たり前の行為」だからHaveの方が近いわけです。

       

      よくHaveとGetなどの使役動詞のニュアンスは以下のように言われています↓

      ・Letはしたいことを許可する
      ・Makeはしたくないことを強制する
      ・Haveは自然の流れで当然そうなるようなことをさせる
      ・Getはこちらからお願いしたり説得したりしてさせる

      。。。と言われています。

      なぜなら、

      ・Let = 許可
      ・Make = 強制力
      ・Have = 状況を持つ
      ・Get to = 状況を得る

      。。。だからです。

       

      但し、Getはお願いと言っても「あれやってよ」「いいよ」みたいなライトなお願いに対しても普通に使えます。

      だからこんな場合にぴったりです↓

      I got my friend to cook dinner.
      (友人にご飯を作ってもらった)

      以下の文にしてしまうと「当たり前の状況」ではないですし、少しおかしいです。

      I had my friend cook dinner.
      (友人にご飯を作らせた)

       

      ただ、その友人とはルームメイトで食事当番が友人の番とかだったら、別におかしくないかもしれませんね。前後関係や背景によって言葉は変わるから面白いです。「一概にこうだからこうというのではない」のが言葉の難しいところです。特に英語は外国語なので理屈だけでは理解しがたいですし、私たち日本人は一生かかっても完璧に理解できないかもしれません。

      とりあえず、あくまでもHaveには「主語との距離感(状況がある)」Getには「ない状態からある状態へ(状況を得る)」、このイメージが宿っているということを念頭に置いて考えてみて下さい。

       

      • 児玉 法子 より:

        こんなにも丁寧なご回答ありがとうございます。
        状況の所有→自然な流れでさせる
        状況を得る→お願いや説得をしてさせる
        ということなので、
        秘書より上の立場の人が秘書に当然の流れとして
        させるからhaveがふさわしいということですね。
        改めて教われてイメージがしやすくなりました。
        これからは主語との位置関係の正しいイメージが
        できるように頑張りたいと思います。
        本当にありがとうございます。

        • choro より:

          >児玉さん

          そうですね、ただ「こうだからこう」とピタっと抑えるのは辞めましょう。

          ・Have→状況の所有→自然な流れでさせる
          ・Get→状況を得る→お願いや説得をしてさせる

          確かに、こう言われていますが、
          意識や感覚は状況や個人のズレがありますし、
          更に日本語と英語では個々の単語の守備範囲が全然違います。

          なので、一概に「こうだからこうと決める」のは、
          英会話をする際にかえって不自由な頭になってしまうと思います。
          あくまに基準程度に捉えておいていただいた方が使い勝手が良いはずです。

          • 児玉 法子 より:

            ありがとうございます。
            こうだからこうと決めつけて分かった気になって
            終わりではなく、個々の状況や個人の感覚・捉え方
            に応じて柔軟に、という心構えを持った基準として
            捉えていこうと思います。

          • choro より:

            >児玉さん

            はい、そっちの方が英会話にはいいですよ。

            日常会話で外国人の私たちにネイティブが細かく求める事もないですので、
            逆になんか独特な英語を話すなと思われていた方が面白いかもしれません。

            それでは、引き続き宜しくお願いします。

  2. momo より:

    今日も張り切って 答えです。張り切ってる割には mistakeが多いですが・・
      She has a scarf on her neck .
    首に巻くを どう表したら良いかで 迷いました。超不得意な前置詞の 使い方が 怪しい・・そもそも 巻く という 言い方が有るのかな?

    • choro より:

      >momoさん

      こんにちは、今日も張り切って参りましょう!!

      こちらが宿題の答えです↓

      ・彼女はスカーフを首に巻いていた
      ・She had a scarf around her neck.

      まず、過去形なので動詞は過去形ですね。

      そして「巻く」なのですが「日本語の巻く」で考えちゃダメですよ。
      彼女の首の周りに存在する、つまり「have」です。

      文字を思い浮かべたらダメ!!

      彼女はスカーフを持ってたよね、首の周りにね。。。です。

      文字「巻く」じゃなくてスカーフを首に巻いていたイメージ「映像」ですよ!!

       

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