英語の形容詞の使い方③要素を名詞の前後に置くと形容詞になる?

 

形容詞 (1)

 

英語には「形容詞、副詞、助動詞、前置詞」などの様々な修飾語があります。

私達は学校の授業や英語を勉強していく過程で、
この単語は前置詞で、この単語は形容詞で、この単語は副詞で
。。。といった感じで英語を覚えてきましたが、実はそれは大きな間違いです。

英語は配置の言語!!

。。。なので、要素(品詞など)を文のどこに配置するかによって、
その品詞が形容詞になるのか、副詞になるのか、○○詞になるのかが決まります。

つまり、元々「××という単語は○○詞」などとは決まっていないんです!!

今回は、品詞が配置によって「形容詞」に変わる感覚を掴んでもらおうと思います。

 

英語の既成概念をぶち壊そう!!

 

形容詞 (2)

 

名詞の前後に置かれる名詞は、形容詞としての機能を発揮します。

具体的な例をあげると。。。

Tokyo tower(東京タワー)
winter vacation(冬休み)
cat food(キャットフード)
room key(ホテルの鍵)
bird cage(鳥かご)

。。。などなど、名詞は名詞の前に置かれる事で形容詞として働きます。

そしてこれは固有名詞でも同じです。

Taro bakery(太郎のパン屋さん)
The Lincoln center(リンカーンセンター)

もちろん、これらを形容詞ではなく名詞として捉えても、
品詞なんかは、なんとなく決めた定義なので会話ではどうでもいいことです。

 

ですが、残念な事に私達日本人はその定義や概念に支配されてしまっており、
英語が持つ本来のイメージを発揮できない状態になってしまっています。

なので「”××は○○詞”だから、こうじゃなければいけない!!」

まずは、そういった「ペーパーテストのための英語」を捨てる事が大事です。

名詞は名詞の前に置けば、形容詞としての働きを持ちます。
それを定義として覚えるのではなく、感覚として使えるようになってください。

その意識で使う練習を積み重ねていけば、簡単に英語を話せるようになりますよ^^

 

「-ing形」と「過去分詞形」で名詞を修飾しよう!!

 

形容詞 (1)

 

そんな既成概念が壊れたところで、典型的な形容詞以外の形容詞を見てみましょう。

まずは「-ing形」を使った修飾(形容詞)です↓

【形容詞的】He is really interesting guy.(彼は本当に面白いやつだ)
【形容詞的】The things are really interesting.(それは本当に面白いね)

この文では「interesting」が使われていますが、
もしかしたら中には「”interesting”は形容詞」と覚えた人もいるかもしれません。

ですが、それは日本人的な悪い英語の捉え方で、
この単語「interesting」は、元々動詞の「interest」の「-ing形」です。

つまり、文中の「interesting」は、最初から形容詞だったのではなく、
文中で名詞を修飾する形で使われてるから、形容詞になったに過ぎません!!

実際、そういう風に英語を捉えると、
英語を覚えて行く時に「○○は形容詞、○○は動詞、○○は名詞」。。。
といった感じの「日本人的発想」で英語を覚えていく必要がなくなります。

 

例えば、先ほどの「interest」ならば。。。

【動詞的】The story did not interest me.(その話はつまらなかった)
【名詞的】I have no interest in art.(私は芸術に興味がありません)
【形容詞的】He is really interesting guy.(彼は本当に面白いやつだ)

こうなります。

そして、何詞として働くかを生み出すのは文中での配置になります!!

それぞれの「interest」の位置に注目して下さい!!

【動詞的】The story did not interest me.(その話はつまらなかった)
【名詞的】I have no interest in art.(私は芸術に興味がありません)
【形容詞的】He is really interesting guy.(彼は本当に面白いやつだ)

単語の「interest」が動詞、名詞、形容詞として働いているのは、
単語が文中でそういう働きをする位置に配置されている結果でしかありません!!

1つ目の文では「interest」は動詞の位置に配置されていますし、
2つ目の文では名詞、3つ目の文では形容詞の位置に配置されてますよね?

つまり、英語を組み立てる際に大事なのは、
定義や概念を覚えるのではなく「適切な位置に適切な形で配置する」ことです。

 

次に「過去分詞形」での名詞の修飾ですが、考え方は全く同じです↓

Written English is sometimes different from spoken English.
(英語の書き言葉は英語の話し言葉とは違う事があります)

この文章で使われている「Written」や「Spoken」は元々動詞ですが、
形容詞の位置に配置して、形容詞として働かせたいので過去分詞形を使っています。

書かれる英語 ⇒ 英語の書き言葉
話される英語 ⇒ 英語の話し言葉

この場合は「話し言葉、書き言葉」と限定するから「English」の前に置き、、
更に「書かれる英語、話される英語」と受身の意味だから過去分詞形を取っています。

Written English is sometimes different from spoken English.
(英語の書き言葉は英語の話し言葉とは違う事があります)

そこから考えると、上のようにバッチリの正しい英文を組み立てられます!!

 

「-ing形」と「過去分詞形」の修飾の意識の違い!!

 

形容詞

 

この「-ing形」と「過去分詞形」を使った修飾には大きな意識の差があります。

例えば以下の文をご覧下さい↓

I’m bored.(私は退屈だ)
I’m boring.(私は退屈なやつだ)

英語に慣れていない人は「退屈だ」と表現したい時に、
ついつい、二つ目の文「I’m boring.」を使ってしまいます。

ですが、それは上の文のように大きな間違いです!!

感情を表現する形容詞として「-ing」を使う際、
その「-ing形」は、その感情を呼び起こす原因を指します。

一方の「過去分詞形」は、その感情を呼び起こされたモノに対して作用します。

I’m bored.(私は退屈だ)
I’m boring.(私は退屈なやつだ)

 

なので、「-ing形」と「過去分詞形」の使い分けには特に注意が必要です!!

The game was really exciting.(本当に興奮するゲームだった)
I was really excited watching the game.(そのゲームには興奮したよ)

exciting ⇒ 興奮させられた原因を指す ⇒ ゲーム
excited  ⇒ 興奮させられた人を指す ⇒ 私

だから。。。

【退屈の原因 ⇒ 私】 I’m boring.(私は退屈なやつだ)
【退屈させられた人】 I’m bored.(私は退屈だ)

このようになります。

今回の「-ing形」と「過去分詞形」の修飾の意識の違いは本当に大きな違いです。

なので、英語を話す際に「この意識」の使い分けを間違えてしまうと、
聞き手の方もビックリしてしまうので気をつけて下さいね♪

実際、私も「I’m boring.」と言って、外人の友達に指摘された事がありました^^

 

今回のお話はいかがでしたか?

配置のお話については、少し難しくて理解できなかったかもしれませんが、
現段階では、あまり深く考えなくても大丈夫です。

ただ、学校で習った英語の考え方は間違いなので、それは捨てて下さい!!

授業で習った英語は、受験のために無理やり定義付けられたもので、
本来の英語や英会話は、もっともっと自由な発想で組み立てて良いものです。

例えば、ネットで有名な企業「Google」という固有名詞でさえ、
配置によっては、動詞にも、形容詞にも、名詞にもすることができます。

I googled about English.(英語についてググってみた)

なので、英語では「どういう意識で、その単語を使いたいのか?」を考え、
文中の「どこにどの形で配置すれば良いのか?」を考え組み立てるようにしましょう。

 

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6 Responses to “英語の形容詞の使い方③要素を名詞の前後に置くと形容詞になる?”

  1. 秒速で英会話マスターする方法 より:

    毎日記事のコンテンツが豊富で読みごたえがありますね。excitingとexcitedの画像がすごく分かり易かったです^^ 私も英会話マスターのブログを書いているのでまたお邪魔しますね。

    • choro より:

      >秒速で英会話マスターする方法さん

      ありがとうございます^^

      どうせ書くなら、役に立つブログを目指してます。
      是非、また遊びに来てくださいね♪

  2. momo より:

    I’m bored. と I’m boring. て こんなに違うんですね!初めて知りました。 ず~っと 何の違和感もなく I’m boring. とか I’m exciting. なんて 言ってましたね・・私は 刺激的だった・・て事ですか?
    知って良かった!大発見です(゜.゜) 有難う御座いました。

  3. momo より:

    ごめんなさい 一つ質問 忘れてました。
    I’m boring. を 現在進行形で 私は退屈してる・・と 訳す事は出来ないんですか?

  4. momo より:

    たびたび お邪魔します
    今回も役立つ情報 有難う御座いました。I’m excited. と I’m exciting. に そんな違いがある事 初めて知りました。ず~っと 私は exciting な人だったみたいです・・
    所で 質問しても良いですか? I’m exciting. とした場合 現在進行形で 興奮してる とはならないんですか?I’m being excited. になるのかな~?初歩的な質問で ごめんなさい!

    • choro より:

      >momoさん

      前後の文脈によりますね。

      I’m exciting.

      。。。で「たった今興奮しているよ」とも言えますが、
      過去の話で「興奮したんだよ」と言いたい時には、
      I’m exciting.はおかしいです。

      I’m exciting.にプラスして何に興奮したのかを加えると良いですよ。

      -ing形の文章には常にその場の活き活きした感覚が付きまとうので。。。

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