英会話のための英文法!最上級を使った比較表現の作り方!!

 

比較 (2)

 

英語の比較表現には主に以下の3つのパターンがあります。

・同級(同等のレベルを表す)
・比較級(レベルの差の比較を表す)
・最上級(グループの中で最高レベルを表す)

これらの比較表現の使い方は学校でも教わったと思いますが、
それ以上に深い使い方が存在するので注意が必要です。

前回までの記事では同級や比較級の使い方に触れてきましたが、
今回の記事では最上級の使い方についてご紹介致します。

 

最上級の基本的な使い方!!

 

比較 (3)

 

最上級の基本的な使い方も、形容詞や副詞を使った文を変化させたものです。

【原級】  This car is fast.(この車は速い)
【比較級】 This car is faster.(この車の方が速い)
【最上級】 This car is the fastest.(この車が最も速い)

【原級】  This book is good.(この本は良い本だよ)
【比較級】 This book is better.(この本の方が良い本だ)
【最上級】 This book is the best.(この本は最高の本です)

上の文を見て頂くと分かる通り、
最上級の基本は単純に形容詞や副詞の原級の変わりに最上級を使っただけです!!

なので、形容詞と副詞の基本が分かっていれば、それ程難しくないと思います。

⇒ 英会話のための英文法!英語の修飾の基本的なルールを覚えよう!

 

こんな風に最上級も原級に少しアレンジを加えただけで作る事ができますが、
比較級と同じく対象を決めて、その中で「最も~」という表現も作る事ができます。

【原級】
This car is fast.(この車は速い)

【比較級】
This car is faster.(この車の方が速い)
This car is faster than old one.(この車は古いのより速い)

【最上級】
This car is the fastest.(この車が最も速い)
This car is the fastest in the world.(この車は世界で最も速い)
This car is the fastest of the three.(この車は3つの中で最も速い)

上の文を見て頂いても分かる通り、
最上級も比較級と同じく比較対象を加えただけなので簡単ですよね?^^

なので、まずは形容詞や副詞を使ったオリジナルの文を作る練習をして、
次に比較級や最上級に変化させる練習をして習得していくと良いと思います。

 

最上級の限定詞と前置詞

 

比較 (1)

 

そんな最上級を使った比較表現ですが注意すべき点が2つあります。

その注意すべき点とは「限定詞」と「前置詞」です。

 

私達は学校の授業では「最上級には”the”が付く」と教わりましたが、
必ずしも最上級に限定詞の「the」が必要とは限りません!!

以前に当ブログでも、お伝えした事があるのですが、
限定詞の「the」は「1つのモノに決める意識」が宿っています。

⇒ 英会話のための英文法!限定詞「The」の持つイメージと使い方!

つまり比較級に「the」が付く理由は「”最も~だから”ひとつのモノに決まる」
なので、自動的に「the」を付けるのが自然になるというわけなんです。

ですが、そんな最上級でも以下の文のように
最初からひとつしかないものを最上級で表す場合には
限定詞の「the」は必要ではありません!!

The road is narrowest at this point.(この道はここが一番狭い)
The road is the narrowest in this town.(この道はこの町で一番狭い)

上の文を見て頂くと分かると思いますが、
最初の文では「その道」は、初めからひとつしかないモノですよね?

ひとつしかないものの中で「最も狭い場所」を表現しているだけだから、
その箇所にわざわざ「the」をつける必要はないんです!!

一方、2つ目の文では「たくさんある道の中で、この道」という風に、
多くのモノの中から「1つに決める意識」が働いているのが分かると思います。

だから2つ目の文では「the」が必要!!。。。というわけなんですね^^

 

また、最上級では比較対象に使われる前置詞の意識も重要な要素です。

例えば先ほどの例をあげると。。。

This car is the fastest in the world.(この車は世界で最も速い)
This car is the fastest of the three.(この車は3つの中で最も速い)

ここで使われている前置詞は「in」と「of」ですが、
前置詞の「in」は「全体の範囲」を指し示しているのに対し、
前置詞の「of」は「全体の中の部分」を指し示していますよね?

こんな風に最上級で使われる前置詞にも意識が宿っているんです。

 

私達日本人は、どうしても英語を意味だけで覚えようとしてしまいます。

何故、意味だけを覚えようとしてしまうのか、
それには日本語と英語の仕組みの違いが大きく関わっています!!

私達の母国語「日本語」は「英語」と違い、
語順ではなく「助詞」が文章に意識を与えています!!

例えば「私は」や「私の」では、「は」や「の」が意識を与えますよね?

ですが、日本語と違い「助詞が存在しない英語」では、
単語に意識を与えて、それを語順で発揮させる以外方法がありません。

なので、単語の意味だけを覚えれば良い日本語と違い、
英語では、単語の意味と同時に意識も覚える必要があります!!

そのことをあまり理解せずに「機械的に意味だけ」で英語を覚えてしまうと、
せっかく覚えても、その英語を使いこなすことが難しくなってしまいます。

なので、英語は必ず「意識も一緒に勉強する」ように心がけて下さいね^^

 

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12 Responses to “英会話のための英文法!最上級を使った比較表現の作り方!!”

  1. yas より:

    blog読ませて頂きました。英語と日本語の意識の違いにははっとさせられました。。とても詳しくて本当に英語を熟知されているのですね。僕も英語のブログを書いています。本当に初心者のゼロから始めたい人が簡単なLessonをできるようにしています。よろしければ遊びにきてください。

    ためになるブログだったのでコメントしました。また記事更新されたら読みにきます。

    • choro より:

      >yasさん

      ありがとうございます^^

      英語と日本語の違いは、なんとなくそう感じたので調べてみました。
      熟知とまではいかないですが毎日勉強はしています。

      忙しくて他の人のブログを見てる時間がないので、
      コメントや挨拶回りには行けませんが、また遊びにいらして下さいね♪

  2. jj より:

    The lake is the deepest in this town.
    The lake is deepest in this point
    I’m the happiest in the world.
    I’m the happiest when I’m with her.

    英語のアプリだと
    English Grammar in Use を一年がかりでやってみました。その時はわかった気になったりしますが、やはり使わないと定着しませんね。今は書籍の方で復習してます。
    あと、辞書(WISDOM2)と、Googleの(Translator)はphrasal verb 調べるとき使ってます。

    • choro より:

      >jjさん

      コメントありがとうございます。

      まずは宿題の答え合わせを行ってみましょう。

      ・この湖は町で一番深い
      ・This lake is the deepest in this town.

      ・この湖でこのポイントが一番深い
      ・This point is deepest in this lake.

      ・私は世界中で一番幸せです
      ・I’m the happiest in the world.

      ・私は彼女と一緒にいる時が一番幸せです。
      ・I’m happiest when I’m with her.

      こんな感じです。

      2つ目の文と4つ目の文が間違ってましたね。。。

      2つ目は語順の単純なうっかりミスだと思いますが、
      4つ目の文は「彼女といる時は一つしかない」ので「the」は要らないですよ。

       

      English Grammar in Useは、
      参考書もありますが秀逸な教材ですよね。。。

      確かに英語は、その時は分かっても使わなければ身に付かないので、
      繰り返しやるしかないのかなって思いますよ!!

       

  3. momo より:

    1 This lake is the deepest in this town
    2 This lake is deepest in this point .
    3 I’m happiest in the world .
    4 I feel the happiest when I am with her .
    今日もいささか難しかったです。the が入らない時が今一良く分からない・・・

    • choro より:

      >momoさん

      コメントありがとうございます。

      まずは宿題の答え合わせを行ってみましょう。

      ・この湖は町で一番深い
      ・This lake is the deepest in this town.

      ・この湖でこのポイントが一番深い
      ・This point is deepest in this lake.

      ・私は世界中で一番幸せです
      ・I’m the happiest in the world.

      ・私は彼女と一緒にいる時が一番幸せです。
      ・I’m happiest when I’m with her.

      こんな感じです。

      2つ目の文と4つ目の文が間違ってましたね。。。

      2つ目は語順の単純なうっかりミスだと思いますが、
      4つ目の文は「彼女といる時は一つしかない」ので「the」は要らないですよ。

       

      最上級で「the」が必要な場合とそうじゃない場合の違いは、
      複数のものの中か一番を選ぶのか?一つのものの中から一番を選ぶのか?です。

      ・この湖は町で一番深い(この町の複数の箇所の中で一番)
      ・この湖でこのポイントが一番深い(この湖という一つの箇所の中で一番)

      ・私は世界中で一番幸せです(世界の他の複数の人と比べて一番)
      ・私は彼女と一緒にいる時が一番幸せです(私という一人の人の中で一番)

      限定詞「The」の意識は「一つに定める」なので↓

      http://nagatuduki-eikaiwa.com/7577.html

      最初から一つのものの中から最上級を選ぶ際には「the」は要らないんです。

       

      • momo より:

        う~ん やっぱり難しい(@_@)
        頭を整理してみます・・

        • choro より:

          >momoさん

          難しいですか?

          複数のものの中でNo.1なのか?1つのものの中でNo.1なのか?ですよ!!

          例えば以下の文を例にしてみると。。。

          ・私は世界中で一番幸せです
          ・I’m the happiest in the world.

          ・私は彼女と一緒にいる時が一番幸せです。
          ・I’m happiest when I’m with her.

          1つ目の文は世界中にいるたくさんの人間の中で私は一番幸せなんです。
          つまり複数のものの中からNo.1です。

          2つ目の文は私という一人の人間の中で幸せな瞬間なんです。
          つまり1つのものの中でNo.1です。

          限定詞の「the」は「その」と1つのものを指し示す単語なので、
          元々1つしかないものに対してわざわざ「the」をつける必要はありません。

          だって私は一人しかいないんですから。。。

          ・The man(たくさんの中から「その人」を指します)
          ・I(私は元々一人なので「The I」と指すことはできません)

          最上級の「the」は複数のものの中から「No.1の何かを指すためのもの」です。

           

  4. ぐーりこ より:

    ちょろさん、こんにちは。

    今回のブログの ■最上級の限定詞と前置詞 で
    The road is narrowest at this point.(この道はここは一番狭い)
    が分かりません…。
    The point is narrowest at this road.(この道でここが一番狭い) の間違いでしょうか?

    momoさんへの返信もたいへん勉強になりました!

    • choro より:

      >ぐーりこさん

      コメントありがとうございます。

      以下の文ですがこれで合っています↓

      ・The road is narrowest at this point.
      ・この道はここが一番狭い

      この文の考え方としてはこうなります↓

      ・The road is narrowest / at this point.
      ・この道は一番狭いんだよ ← このポイントがね

      この道という一つのものの中で一番狭い箇所です、このポイントが

      前置詞以下が修飾をする形ですね。

       

      もし、ぐーりこさんの文にするならこうなります↓

      ・This point is the narrowest on the road.
      ・この道でここが一番狭い

      道のいろいろな箇所で一番狭い箇所なので、
      最上級にするなら、その中の一箇所「the」が必要になってきます。

      冠詞も「The point」ではなく「This point」という点にして、
      道路は「at」という点を表す前置詞ではなく、道全体の「on」が適切です。

      ぐーりこさんの文もOKですが、いろいろな箇所のNo.1なので「the」はつけて下さい。

       

  5. ぐーりこ より:

    ちょろさん、ありがとうございます!
    とーーっても良く分かりました。
    なぜ at なのか前置詞にもちゃんと注目しないとだめですね。

    The point is narrowest at this road.
    だと、道の中にポイントはいっぱいあるけどなぁ…とちょっとモヤモヤしていたのですが、
    The road is narrowest at this point.
    なら、the が要らない理由も分かります。
    自分自身を比べて?いるんですものね。
    とってもスッキリしました。これで最上級は大丈夫!(かも)

    いつも丁寧なご説明、本当に感謝です。ありがとうございます。

    • choro より:

      >ぐーりこさん

      はい、良かったです(^^)

      自分自身を比べていて、それはひとつしかないので「The」は要らないです。
      ただ別に「The」を付けても間違いではないんですよ。

      絶対に付けてはいけないとか、付けなくちゃダメとか、
      そういうわけではないので、どちらのパターンが出てきても焦らないで下さいね。

       

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