助動詞「Can」と「be able to」の意識やニュアンスの違い!

 

助動詞 (3)

 

前回は助動詞「Must」と「have to」の意識の違いをお伝えしました。

この意識の違いは学校の授業では教えてくれず、
むしろ「Must」=「have to」と間違った意識を教えてしまっています。

ですが、テストではそれでOKかもしれませんが、
英会話ではしっかりとした「ニュアンス」を捉えなければ使い物になりません。

今回は前回の「Must」と「have to」の意識の違いと同じように、
助動詞「Can」と「be able to」の意識の違いについてお話しようと思います。

 

助動詞「Can」と「be able to」の違い

 

助動詞 (1)

 

助動詞には似た意味を持つ、助動詞相当のフレーズが多く存在します。

今回ご紹介するのは「can」に似た意味の「be able to」ですが、
多くの方が学校で「can」=「be able to」と教わったと思います。

しかし、実は一見同じ意味に見えても「ニュアンス」に違いがあります。

例えば、以下の例をご覧下さい。

She can speak English.(彼女は英語を話せます)
She is able to speak English.(彼女は英語を話せます)

この2つの文は、日本語にすると同じ日本語訳になりますが、
片方には「潜在力」、もう片方には「単純な能力」が存在しています。

・can ⇒ 潜在力
・be able to ⇒ 単純な能力・動作

つまり、「潜在力」を表現したいのであれば助動詞「can」、
「能力」を表現したいのであれば「be able to」を使うというわけなんです。

 

イマイチ違いが分からないと思いますので、例であげてお話します。

She can speak English.(彼女は英語を話せます)
She is able to speak English.(彼女は英語を話せます)

この2つの文には、大きなニュアンスの違いがあり、

この文章の場合、自然な文章になるのは「can」の方です。

なぜなら「can」の方は「潜在力」なので「できる」に特化してはいませんが、
「be able to」の方は「能力」を強調したい時に使う表現だからです!!

もうひとつ、この意識の違いを説明すると。。。

He can play baseball.(彼は野球ができる)
He is able to play baseball.(彼は野球ができる)

この文の場合「be able to」を使うと、
「きっと彼は怪我をしていてできなかったんだな、でも今はできるんだな」
といった感じで「能力」を強調した理由を聞き手は想像します。

なので「単にできるという潜在力」を伝えたいのなら「can」を使いましょう。

⇒ 英会話のための英文法!助動詞「Can」の意識とイメージ!!

 

「be able to」を使うべき場面

 

助動詞 (2)

 

では逆に「be able to」を使うべき場面はいつなのでしょうか?

それは過去の出来事を表現する場合です。

例えば以下の文をご覧下さい。

He could fix my car.(彼は私の車を直せた)
He was able to fix my car.(彼は私の車を直せた)

日本語訳だと一見同じ意味ですし、どちらも直せたように感じますが、
先ほどお話したように「can」は「潜在力」です。

なので「Could」の方は実際に直したかどうかは分かりません!!

あくまで助動詞の「could」を使った方の文は、
「やろうと思えばできた」と言っているだけに過ぎないのです。

あくまで「潜在力」なんですね^^

一方の「be able to」は「能力」なので単純な動作を表現しています。

なので「実際に修理した」、「何かをやってのけた場合」は、
「be able to」を使うのが正しい文章になります。

 

また、この他にも「潜在力」ではく「能力」に注目させたい時には、
助動詞「can」ではなく「be able to」を使う事が多いです!!

He can speak 4 languages.(彼は4ヶ国語話せます)
He is able to speak 4 languages.(彼は4ヶ国語話せます)

この場合、1つ目の文では「彼にはそういう力があるんだよ」
という風に「潜在力に注目」して話していますが、

もう一方の、2つ目の文では「こんな凄い事ができるんだよ」
という風に「能力に注目」して話をしています!!

一見似たような日本語訳でも「意識」が全然違っているんですね♪

 

このように助動詞には意味だけでは掴み切れない意識が存在します。

受験には必要ないので学校の授業では、
まるで同じ意味であるかのように教えていますが、
実際には「can」と「be able to」の間には大きな意識の差があります。

また、これだけでなく前回お話した「must」と「have to」や
次回お伝えする予定の「will」と「be going to」なども意識が全く違います。

なので、英語を勉強する際は必ず「意識」にも目を傾けてくださいね。

 

話し手が「どんな気持ちを持って、それを話しているのか?」

それをイメージする事が会話ではとても重要です!!

ペーパーテストでは、なかなか表面化しない「英語の意識」ですが、
英会話では切っても切れないので、しっかり習得して行くようにしましょう!!

 

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2 Responses to “助動詞「Can」と「be able to」の意識やニュアンスの違い!”

  1. Terumi より:

    こんにちは ちょろさん。
    初めて メールさしあげます。いつも メール講座で 勉強しています。
    ありがとうございます。
    ところで 質問が あるのですが。。。
    be able to の使い方で I will be able to work Saturday. のように
    言うことは できますか? または I won’t be able to work Saturday.
    は 変な言い方ですか?
    まだ be able to のイメージが つかめていないようです。上記の言い方が 正しいかどうかだけでも 教えて 下さい。
    よろしくお願いします。

    • choro より:

      >Terumiさん

      はじめまして、コメントありがとうございます。
      いつもメルマガ呼んで下さっているんですね。

      さて今回の質問の件なのですが、

      ・I will be able to work on Saturday.
      ・土曜日に仕事が出来てるだろう

      ・I won’t be able to work on Saturday.
      ・土曜日は仕事が出来てないだろう

      言いたい事は、こんなニュアンスですよね?

      可能ですし上記の言い方も合ってますよ!!

       

      出来る「be able to」は能力や単純な動作だと思って下さい。

      単純な動作と考えると。。。

      ・I will be able to work on Saturday.
      ・土曜日に仕事が出来てるだろう

      その動作をイメージして映像化すると、
      土曜日に働いている自分の姿が頭に浮かんできますよね。

      それができてるんだろうな。。。

      だから「I will be able to work on Saturday.」になります!!

      追記:前置詞「on」をお忘れなくです(^^)

       

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