英会話のための英文法!基本前置詞「after」の意味とイメージ!

 

前置詞 (12)

 

前置詞には「位置」だけでなく「動き」を表現できるものも多くあります!!

例えば、前回ご紹介した「across」には、
反対側にあるという「位置」と、横切るといった「動き」のイメージがあり、
そのようなイメージを掴むには「意味」を覚えるだけではダメです。

当ブログでは、そういった英語のイメージをお伝えしていますが、
今回は、その中から前置詞の「after」のイメージをお伝えしようと思います!!

 

前置詞「after」の基本的なイメージ!!

 

 

前置詞「after」のイメージは「基準の後ろに続く」です!!

前置詞には「位置」と「動き」の両方を表せるものが数多くありますが、
この「afterも位置と動きの両方の性質を持つ前置詞」のひとつです。

・位置 ⇒ 後ろ・後
・動き ⇒ ついていく

では、せっかくなので、具体例を見ながらイメージを掴んで行きましょう。

 

派生イメージ : ついていく

She followed after me.(彼女は私の後についてきた)
The police are after him.(警察は彼を追っている)
He’s after Mary.(彼はメアリーと親しくなりたがっている)

上の例では、1つ目の文章と次の文章は「ついていく」そのものですし、
3つ目の文では「親しくなりたい=ついていく」とも取れますよね?

このように「after」は「後ろ」という「位置」を表すと同時に、
物事へ「ついていく」という「動き」をイメージさせることもできます!!

 

派生イメージ : 順序

Shut the door after you.(入ったらドアを閉めなさい)
Let’s go to dinner after shopping(買い物後は夕食に行こうよ)

順序をイメージさせるときは、文字通り順番「~の次」ですよね。

こちらは「やる順番」という考え方では「位置」として捉えることができますが、
上の例文のように「~の次は」といった感じで「動き」として捉える事もできます。

 

派生イメージ : モノマネ

He paints after Rembrandt. (彼はレンブラント流の絵を描く)

前置詞の「after」は、物理的な「順序」だけでなく、
上の例文のように「手法、思想、考え方」などに「ついていく」

つまり「真似をする」というイメージも生み出します。

 

前置詞「after」の時間的意識!!

 

シャドーイング (3)

 

このように「after」には「ついていく」から生まれる様々なイメージがあり、
そのイメージが数多くの「用法」を生み出す前置詞のひとつです!!

特に「after」の「位置と動き」の性質が一番発揮されるのは、
なんと言っても「時間軸で後ろを表現する時」ではないでしょうか?

実際、日本語でもよく「ビフォアー・アフター」なんて言いますよね?

 

【時間軸の後を表現する語句】

・afternoon(午後)
・after dark(日没後)
・after school(放課後)
・after dinner(夕食後)
・after a month(一月後)
・day after day(来る日も来る日も)
・the day after tomorrow.(明後日)

上の例のように「after」を付けると、時間軸の流れを感じることができますよね?

このように「after」は「時間的な位置で後ろ」という意識も作り出します!!

 

そんな「after」の「時間軸」で迷ってしまうのが「後ろの範囲」だと思います。

例えば、以下の例をご覧下さい。

・After May
・After  5

あなたは、この例のような場合「具体的にどこから後を指す」のか分かりますか?

その答えは。。。

・After May ⇒ 6月1日の午前0時から
・After 5 ⇒ 午前・午後の5時1分から

。。。このようになります。

 

前置詞 (11)

 

そこから考えると以下のようになるのも納得がいきますよね?

・day after tomorrow ⇒ 明後日
・two days after tomorrow ⇒ 明々後日
・the night after tomorrow ⇒ 明後日の夜
・the morning after tomorrow ⇒ 明後日の朝

明日の後の日だから明後日、2日間の後の日だから明々後日、
明日の後の夜だから明後日の夜、明日の後の朝だから明後日の朝です。

 

このように、前置詞には「位置」と「動き」を表すものが数多く存在し、
今回の「after」のように、時間軸が絡んでくるものもあります。

なので、当ブログで紹介している「前置詞のイメージ」をしっかり理解して、
理解したら「実際に話す練習」をして、確実に自分のものにして行って下さいね!!

 

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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)


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4 Responses to “英会話のための英文法!基本前置詞「after」の意味とイメージ!”

  1. jj より:

    早めの夏休みとって10日ほど旅行に行ってました。やっと溜まってた分を消化できました(笑)

    ・Shut the door after you.
    あなたが入った後でドアを閉めて

    ・He often stays in the office after hours.
    彼は定時後もしばしばオフィスに残ってる

    ですかねぇ?

    • choro より:

      >jjさん

      コメントありがとうございます。

      夏休み、どちらにいかれてたんですか?10日間はなかなか長いですね♪

      さて、宿題の答えなのですが、そちらで大丈夫ですよ、
      難しいかな?と思ったんですが意外と簡単に答えられたみたいですね。

       

  2.  Pop より:

    Shibuya comes after Harajuku. (渋谷の次は原宿です。)

    とありますが、今まで私は原宿の後に渋谷が来ると理解していましたのでちょっと違和感を覚えました。

    • choro より:

      >Popさん

      コメントありがとうございます。

      そうですね、訳が間違っていましたね。原宿の後に渋谷です。

      Popさんの違和感が正解です。

       

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