前置詞「about」の意味とイメージ!「around」との違い!!

 

前置詞 (4)

 

前置詞は日本語の意味や用法だけでは使いこなす事が難しい品詞です!!

なぜ、前置詞は意味だけでは使いこなせないのかと言うと、
前置詞は位置関係から、多くの日本語に対応する意味を生みだし、
その意味の広がりは、他の品詞と結びつくと無限に広がりを見せるからです。

では、どうしたらそんな前置詞を上手く使いこなせるのかと言うと、
前置詞が個々に持つイメージを掴み取ることで対応することができます。

今回は、そんな前置詞の中から「about」のイメージをお伝えしようと思います。

 

前置詞「about」の基本的なイメージ!!

 

 

 

前置詞「about」のイメージは「(漠然と)~の周りに」です!!

一言で「まわり」と言われても、ざっくり過ぎて感覚を掴むのが難しいですが、
その「もやっとした感じの通り、ザックリ周辺」をイメージさせます!!

私達は学校の授業では、「about」=「約」「周辺」と教わりましたが、
実は、その日本語の意味は「aboutの周り」イメージから来ているんですね♪

せっかくなので「about」のイメージを例文と一緒に見てみましょう。

 

派生イメージ : だいたい・約

It’s about midnight.(だいたい深夜です)
The shop is about here.(そのお店はこの辺りです)
It’s about the end of May.(それは5月の終わり頃です)

周りのイメージから、これらの意味が生まれるてるのが分かりますよね?

上の例文を見ると、どの文も「ザックリ周辺」を指しています!!

 

派生イメージ : ~について

He thought about her.(彼女について考えた)
We talked about cats.(猫について話した)

これも説明するまでもなく簡単ですよね?

彼女や猫を中心に周辺情報を考えたり話したりしています!!

 

因みに「~について考える時」は「of」を使って考えることもあります。

He thought of her.(彼女について考えた)
He thought about her.(彼女について考えた)

この2つの違いは「of」が「彼女自体」について考えているのに対し、
「about」は「彼女自体と彼女の周辺」も含めて考えています。

 

また「~について話す時」は「on」を使って話すこともあります。

He talked on local history.(彼は地域の歴史について話した)
He talked about local history.(彼は地域の歴史について話した)

この2つの違いは「on」の「地域の歴史を専門的」に話す感覚に対し、
「about」は「地域の歴史関連」を話している印象を受けます!!

このように「~について」でも、前置詞のイメージで感覚が変わるんですね♪

 

前置詞「around」の基本的なイメージ!!

 

前置詞 (2)

 

さて、そんな「about」に似たイメージを持つ前置詞に「around」があります。

そして、前置詞「around」のイメージも「周り」です!!

では「around」と「about」は何が違うのか?

。。。というと、「around」には「about」より「ガッチリ周辺」の意識があります。

It’s around midnight.(深夜頃です)
The shop is around here.(そのお店はこの周辺です)
It’s around the end of May.(それは5月の終わりです)

なぜ、「around」には「ガッチリ感」が生まれるのかと言うと、
同じ周りのイメージ「about」に比べ「around」は「円」が意識されるからです。

 

なので「同じ周りの表現」でも、以下の文では「around」が正しい表現です。

× We sat about the fire to keep warm.(暖を取るために火を囲った)
〇 We sat around the fire to keep warm.(暖を取るために火を囲った)

なぜ、そうなるのかは「火を囲う様子」を想像すると分かりやすいです!!

例えば、キャンプファイアーでも焚き火でも、
通常、火を囲うときは「ザックリではなく円」になって囲いますよね?

だから「about」のような「ザックリした周り」のイメージでは、
上のような文章には、あまり相応しくないという風になるんですね^^

 

57 (34)

 

こうやって「火を囲っている様子」などを想像してイメージしてみると、
似たようなイメージの前置詞も「その違い」がくっきり見えてきますよね?

なので、前置詞に限らず英語は「まず一度その情景」を思い浮かべて、
しっかりと「使いどころ」をイメージとして頭に思い浮かべるようにして下さいね♪

 

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