英会話のための英文法!基本副詞「Well」の使い方とイメージ!
英語の副詞についての解説を行っています!!
副詞は名詞以外の語句を修飾できる品詞で、ターゲットの前後に置かれます。
修飾される語句の前に置かれれば「限定の意識」になり、
後ろに置かれれば「説明の意識」になるという性質を持っています。
副詞に限らず、前と後ろに置くと限定と説明になるというルールは、
全ての修飾語に当てはまる「英語共通のルール」なので覚えておいて下さい。
今回は、そんな副詞の中から「Well」のイメージと使い方を紹介します。
基本副詞「Well」のイメージ!!
基本副詞「Well」のイメージは「十分」です!!
成績、給料、スポーツ、状態、時間。。。などモノは何でも構いませんが、
何かを評価したい時などに「十分だな」という意味で使います。
つまり、60~70%くらいの評価になります!!
私達は学校の授業では「Well」=「上手」と習いましたが、
実際の意味は「悪くはないけど及第点はクリアしている中の上レベル」です。
なので、本当に上手な場合は「Well」単体では使わずに、
・Very well
・Really well
。。。などの評価を更に上げる語句を使うのが一般的になります!!
つまり「Well」だけでは「十分」だけど、
決して「完璧なレベル」という訳ではないんですね^^
及第点はクリアしている、中の上、まぁまぁイケてるんじゃない?
。。。ということです♪
では、せっかくなので「Well」を使った例文を見てみましょう!!
He speaks English well.(彼は英語を上手に話します)
He speaks English very well.(彼は英語をとても上手に話します)
この2つの文章を見比べてみても、
ただの「Well」と「Very well」では感覚が全然違いますよね?
1つ目の文は「めちゃくちゃ上手い訳ではないけれど、
全然問題なく話せるし、意味もきちんと分かるレベルだよ」という意味です。
2つ目の文は「彼ってめっちゃ上手に英語を話せるんだぜ!!」になります。
基本副詞「Well」を使った様々な評価!!
こんな風に「Well」には「十分なレベル」という意識があり、
何か様子を聞かれた時になどに、サラッと答えるのにも何かと便利です。
例えば。。。
Things are well enough.
(情勢はまずますってところだ)
。。。と、こんな感じです。
これらの文章を見てみても「Well」はすごく良いレベルではないですよね?
ほどほどに上手く行ってる、とりあえず満足の行くレベルで、
日本語で言うなら「十分だよ」っといったレベルの評価になります!!
また「well」は、評価を表す以外にも使えます。
They are well-educated.(彼らは教養があります)
President Obama is well-known person.(オバマ大統領は有名人だ)
本当に「Well」には、様々な使い方があるんですね^^
相槌の「Well」
更に最後に忘れちゃいけないのが相槌の「Well」です!!
映画などを観ていても、文の頭に「Well」が付くことが多いですし、
映画やドラマに限らず、実際に日常会話でもよく使われます。
あまり深く考える必要はないのですが、
ここで使われる「Well」は相手の意見や話を受けて、
ちょっと考えて何かを答える時に使うというイメージです!!
・えっと、
・そうですね、
・OK!
・それがね、
。。。などなど、日本語に訳せば様々な翻訳ができますが、
自分が何か言う前に「相手の話を受けました」という合図だと思って下さい。
使い方は、特に難しく考えなくても、
英語にたくさん触れていれば、自然に分かるようになると思います。
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)
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