英会話ができる子供を育てるための教材のレベルと英語を考える力!

 

子供 (4)

 

英語を話せる子供を育てるには、どんな教材を使えばいいのでしょうか?

大人が英語を勉強する時には、とにかく簡単な英語、
それも超がつくほど簡単な英語を大量にこなすのが大事なのですが、
幼児から小学生までの子供の教材は違います。

彼らにはあえて難しい教材を与えて「強い脳」を育てるのが大事です。

今回は、子供の英語教育に使うべき教材のお話をします。

 

難しい教材で「強い脳」を育てる

 

子供 (5)

 

子供に与える教材は大人と違い、難しい教材を与えるのが大事です。

なぜなら子供たちは基本的に大人よりも好奇心が強いからです。

例えば、子供の頃には謎々などの遊びをよくやりませんでしたか?
大人になったら、謎々遊びなどやらなくなると思います。

もちろん大人も自分の興味のある分野の研究をすることはありますが、
子供ほど様々なものに興味を持ち、目を向けて不思議に思ったり、
考えたりすることは少なくなりますよね?

子供が持っている好奇心や探究心は、
大人の持っているそれとは、比べ物にならないほど大きいです。

 

その力が強いうちに、できるだけ難しい教材をこなすことは、
物事を考えようとする力、つまり「強い脳」を作るのに役立ちます。

もちろん、その内容を完璧に理解させて覚えさせる必要はありません!!

むしろ理解できなくても全く問題ないです。

ここでの大事なのは「難しいものを考える力」を養うことにあります。

その力を小さな頃に身に付けることができた子供は、
強い脳を手に入れることができ、大人になっても役に立ちます。

 

分らないものに挑戦する力

 

子供 (3)

 

分らないものに挑戦する力は最強の武器です。

言語の歴史を振り返って考えてみてください。

私たちの祖先は紀元前6世紀頃に中国から伝わってきた漢字に触れました。

もちろん始めて漢字に触れた日本人はそれを理解することはできませんが、
最終的には日本語の音に当てはめて「漢字」という文化を根付かせました。

江戸時代の中期になると、オランダとの貿易が行われます。

当然、当時の日本人はオランダ語など理解できるはずがありません、
ですが「解体新書」のような医学書まで翻訳し日本語化させました。

辞書も何もない時代に分らない言語に取り組み、日本語化してしまう。。。
これって、もの凄い力だと思いませんか?

ですが、この力は成長して意識的に生活するようになるに従い弱くなり、
逆に分らないものを拒否する力がどんどん強くなってしまいます。

だからこそ、理解できないものに無意識に挑戦できる子供の頃ほど、
難しいものにどんどん挑戦し脳を強くしてあげることが必要なんです!!

子供が大人より飲み込みが早いのは、ここに理由があるんだと思います。

 

間違うことで脳が活性化されていく

 

子供 (1)

 

大人の場合は間違えてしまうと、拒否反応さえ出てきてしまいますが、
子供は比較的簡単に間違いを受け入れることができます。

なぜなら、私達は教育を受けたり、成長していく過程で、
間違うことは、良くないこと、恥ずかしいこと、正しくないこと、
。。。と植えつけられていき、後悔を抱くようになるからです。

あなたも子供の頃より大人になってからの方が、後悔の念を抱いたり、
「失敗したな。。。」と思うことが、多くなったと思いませんか?

これはある意味仕方のないことなのですが、
でも実は脳は間違えた時の方がより活発に活動しています。

なぜなら間違えたときには脳が「正しい回路」を探そうと働くからです。

 

そして「正しい答え」に辿り着いた時に脳は、その心地良さを覚えていて、
何か新しい問題にぶつかった際には、答えを探す手助けをしてくれます。

知恵の輪とかが解けた時など、快感を覚えたりしませんか?^^

何気ない小さな快感ですが、この快感を子供の頃に沢山味わっておくと、
大人になって、大きな問題にぶつかった時にも手助けをしてくれます。

だから子供の頃には難しい英語の教材にどんどんチャレンジさせて、
どんどん脳を活性化させてあげるようにしましょう。

その過程で「間違ってもいいんだ」と子供に教えてあげることで、
子供たちは難しい問題や教材に積極的に取り組んでいくようになりますよ^^

 

英語の学習は長距離走

 

子供 (2)

 

大人も子供も関係なく、使える英語の習得には時間がかかります!!

子供の英語教育では、どうしても親の方が一生懸命になってしまい、
英単語を暗記させたり、勉強を強要しようとしたりしてしまいます。

ですが、ゴールが大人になった時に使える英語力を身に付けるであれば、
英語は大人になった時に使えるようになっていればいいんです。

その過程は関係ありません。

あれもこれもと、どんどん親のペースで子供に英語を詰め込んでしまうと、
たとえ飲み込みの早い子供でも、限界が来てしまいます。

植木で例えるなら、子供は吸収の早いですがとても小さな植木鉢なんです。

そこに吸収するからといって、どんどん水をやってしまうと、
すぐに根腐れを起こしてしまい、やがては枯れていってしまいますよね?

最後まで成長した時に立派な実がついていればOKなのですから、
将来美味しい実がつけられるようにゆっくり丁寧に育てて行ってくださいね^^

 

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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)


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