前置詞「along」の意味とイメージ!「together」との違い!!
前置詞には「位置」と「動き」の2つのイメージを持つものが多く存在します。
私達日本人は前置詞に限らず英語を勉強する際に、
その英単語やフレーズの意味を覚えるだけで終わってしまいます。
その結果、英語が個々に持つ英語本来のイメージや意識を無視してしまい、
英会話など実践の場面で使えなくなってしまう事が多々あります。
ですが、実践的な英語力を身に付ける為には、
英語本来のイメージや意識を掴み、練習をするのが必要不可欠です。
今回は、そんな前置詞の中から「along」のイメージをお伝えしようと思います。
前置詞「along」の基本的なイメージ!!
前置詞「along」のイメージは「沿う」です!!
この「along」は「長く続くものに沿うイメージ」を持っていて、
その他の前置詞と同様に「位置」と「動き」の意識があります。
・位置 ⇒ 「○○沿いにある」
・動き ⇒ 「○○に沿って(一緒)」
せっかくなので、具体例を見ながらイメージを掴んで行きましょう。
派生イメージ : 沿って存在する(位置)
There are some snowboard shops along the street.
(この通り沿いには何件かスノボのお店がある)
The restaurant is somewhere along this street.
(そのお店はこの通り沿いのどこかにある)
上の例は、単純な位置を関係を表す「along」です!!
派生イメージ : ~に沿って(動き)
I took a walk with my dog along the river.
(愛犬と一緒に川沿いを散歩した)
He always have to bring his wife along with him.
(彼はいつも妻を同伴している)
1つ目の文からは、川に沿って犬と歩くという「動き」が感じれます。
また、2つ目の文は物理的な物に沿っている訳ではないですが、
彼の進む道に奥さんが沿っているという「動き」が感じられますよね?
そして「川」も「進む道」も「細くて長いもの」です。
このように「along」は「何かに沿う位置と動きの意識を付加する前置詞です。
「along(沿う)」と「together(一緒)」の違い!!
前置詞(副詞)の「along」には「○○と沿うイメージ」がありますが、
近い意識を持つ単語に副詞の「together」があります!!
He went along with her. (彼は彼女と一緒に行った)
He went together with her. (彼は彼女と一緒に行った)
このように、どちらの単語も「with」を合わせて使うと、
日本語訳では「~と共に」「一緒に」という意味を持ちますが、
それぞれが持つニュアンスに微妙な差があります。
そして、そのニュアンスの差は「単語の分析」によって理解が可能です。
せっかくなので「along」と「together」を分析してみましょう↓
・along ⇒ 「long」に接頭辞「a」がついたもの
・together ⇒ 「gether」に前置詞「to」がついたもの
このように「個々の単語が持つ意識」を分析してみると、
「along」には「長いものに沿って⇒並行して」という意識があるのに対し、
「together」には「集まる」という意識があるのが分かります。
つまり、同じ日本語訳でも「along」の方が「together」よりも一体感があり、
個々ではなく、一団として動くという意識を持っています!!
どうですか?
写真を比べると「along」と「together」の違いが分かりやすいですよね?
片方は「恋人や夫婦」、もう片方は「友達」みたいな感じです。
会話の中で「深い意識」を理解して話せるようになるのは難しいですが、
単語から意識を読み取って、活かすと理解が深まると思いますよ^^
なので、英語はただ漠然と日本語の意味を覚えるのではなく、
個々の英語がそれぞれに持つ「意識」を感じながら勉強して下さいね!!
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)
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タグ:前置詞
I took my sister along with.
省略のとこが、今ひとつ分かりません…
10日間、ハワイにサーフトリップに行ってました。
現地での会話は1年前よりは進歩してますが、波乗りと同じで日々の進歩はなかなか実感出来ないです。気がつくとほんの少し上手になってるかな?みたいな…(笑)
>jjさん
コメントありがとうございます。
答えはこうです↓
・私は妹を連れて行った
・I took my sister along.
省略とか下手に書かない方が良かったですね、jjさんのでOKですよ。
サーフトリップいいですね、しかもハワイ、
日々の進歩ですか、確かにそれが実感できるといいですよね。
私もそういうサービスを提供してますが有料なので気軽にはできないと思います。
私は ずっと彼女と一緒に行こうと決めた
I decided I’ll go along with her ,
で良いのでしょうか? together より alongの方が 運命を共にする・・みたいなニュアンスが有るんですよね?
前置詞って本当に難しいです(?_?) 学校で教わった意味だけだと 何でこんな意味になるの??って 言葉が沢山有りますよね イメージが掴めないと英語って理解できないですね
>momoさん
コメントありがとうございます。
前置詞は難しいですね、イメージを掴んでいても難しいです。
これはもう出会う度に覚えて結びつけるしかないと思います。
さて、送ってくれた文ですが。。。
・I decided I’ll go along with her.
・私は彼女に同行すると決めた
こういう意味になっちゃいますね。
一生一緒にいるみたいな意味にはならないと思います。
もしそうしたいのであれば、
普通に「Get marry(結婚する)」を使えば良いですよ。
それが一番簡単な言い回しですね。
やっぱり難しい・・
>momoさん
鉄則なのですが無理に文章を難しくしようとしない!!
これが英語の鉄則です。
彼らはシンプルの文章ほど好んで使いますので、
一生一緒にいると決めたなら結婚するで意味が通じます。
英語の文章にたくさん出会って、表現の幅を徐々に広げて行きましょう。