小学生への英語教育の注意点!英語を話せる子供を育てるポイント!
これまで小学校入学前の幼児への英語教育を紹介してきました。
このくらいの歳の子供には勉強をさせようとしてはいけません。
大事なのは「英語の回路」を脳の中に構築してあげるために、
「英語のかけ流し」と「英語が楽しい」と認識させてあげることです。
それだけできれば、幼児への英語教育は成功と言えると思います。
今回からは、小学生への英語の教育についてお話します。
小学校1~2年生の子供への英語教育
まず小学校1~2年生の間は、基本的に幼児と変わりません!!
小学生になると、子供は本格的な勉強を始めますよね?
今までと環境が大きく変わるのですから当然戸惑いも多く、
学校や集団生活に慣れるだけでも大変な子供も出てくるでしょう。
そんな時に無理やり英語を詰め込もうとするのは逆効果です。
親はこの年代の子供に「英語を勉強させる」という概念を捨ててください。
英語で「遊ばせる」という意識を強く持ち楽しませてあげましょう。
その辺は幼児と変わらないですね♪
また、英語を話させたり覚えさせる必要もありません。
小学校1~2年生であれば、英語のニューロンはまだ生きています。
なので、幼児期と同じように英語の音を聞かせてあげるだけで十分です。
大事なことは以下の5つです。
1.すぐに結果を求めない
2.本当に子供に英語が必要なのはずっと先
3.子供の自立心に任せて放っておく
4.時が経てば自然と覚えるものもある
5.子供と一緒に勉強をしない!!
よく英語を習わせているのに「全然英語が話せるようにならない」と、
嘆く親がいますが、話せないからといって分らないとは限りません。
英語は理解できても話せないことは沢山あります。
本当に子供の人生に英語が必要になるのはまだまだずっと先です。
最終的に必要になった時に使える状態になっていればいいんです!!
子供の自主性に任せ、下手に手を出さないようにしましょう。
小学校3~4年生の子供への英語教育
この頃になると、子供も好きな科目や得意科目とかもでてきます。
また、これまでしていた英語のCDのかけ流しの内容も、
もう少し年上向けの音声にするといいでしょう。
ハリーポッターとか子供が好きな英語がいいんじゃないでしょうか?
(スタジオジブリの英語版やディズニー映画でもいいですね)
当然、このレベルの映画を英語で聞くのは子供には少し難しいですが、
子供の好奇心を掻き立てるには少し難しいものを与えたほうが良いです。
もちろん英語の内容はほとんど理解できないと思いますが、
8~10歳くらいまではニューロンがまだ生きています。
なので、難しい英語のかけ流しはしておくのがいいと思います。
小学校5~6年生の子供への英語教育
この頃になると勉強の得意不得意はもっと顕著になりますね。
また、中学校を見据えた英語教育が必要になってくる
。。。なんて考えてしまいますが考えるだけ無駄です。
小学生で英語に限らず、勉強の重要性を理解してる子供はいません!!
たとえ、理解してそうでも「勉強が重要」と親に思わされているだけです。
そんなことよりも、
「サッカーが好きだから将来サッカー選手になりたい」
「宇宙飛行士がかっこいいから将来宇宙飛行士になりたい」
「勉強が楽しいから将来科学者になりたい」
そういう気持ちの方がよっぽど重要です。
英語に対してこのような気持ちを持たせてあげることができれば、
子供達は勝手に「英語の勉強をしたい」と言い出します。
そのために小さな頃に「英語は楽しいもの」と思わせることや、
無理やり詰め込まず興味を持たせてあげることが大事なんです。
また、小学生の子供に無理やり英検などを受けさせる親もいますが、
無理やりやらせることは「意味がない」と私は思います。
なぜなら、そういった資格が評価されるのは就職や受験の時だからです。
子供が自分で「受けたい」というのなら受けさせればいいですが、
小学生で英検3級を取ったからって「凄いね」と言われるだけで、
そんなのは親の自己満足や自慢に過ぎません。
最終的に検定の結果が評価される時にクリアしてればいいだけの話です。
結局のところ、幼児にしろ小学生にしろ、
子供本人が自分で興味を持って「自主的にやりたい」と思わなければ、
もう子供に何を習わせても全くの無意味なのではないでしょうか?
あなたと子供は全く別の人格で興味や関心も全然違いますし、
これから先の人生そのものも「全く別々の道」を進んでいく個人です。
あなたが英語に関して子供にしてあげられることは、
子供本人に自主的に「英語を好き」になってもらうことと、
小さなうちに「英語の回路」を作ってあげることだけです。
スポーツや芸術といった分野なら、英才教育も必要かもしれませんが、
英語は勉強すれば何歳になっても身に付けられるただの言語です。
子供が「無理強いされている」と感じないように見守ってあげてくださいね。
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)