英会話のための英文法!限定詞「The」の持つイメージと使い方!

 

基本動詞 (3)

 

英語の文章で名詞の前に置かれている「The」や「a」などの限定詞!!

これは文中の名詞に常に意識を置いている英語と違い、
私達の母国語である日本語ではあまり見かけないものなので、
そのイメージや意識を掴むのが難しいですよね?

学校の授業などでは「The=その」などと習いましたが、
実はそんな風に単純な日本語訳で限定詞を覚えてしまってはダメです。

今回はそんな限定詞の中から「The」のイメージについてお伝えします。

 

限定詞「The」のイメージを掴もう!!

 

限定詞 (4)

 

限定詞「The」の持つイメージは「1つのものに決める意識」にあります!!

これだけ聞いてもイマイチつかめないと思いますが、
“The”が修飾する名詞が「”他のどれでもないひとつ”に定まる」ということです。

つまり、限定詞の「The」を名詞の前に付ける時は、
話し手はもちろんですが、聞き手も「その名詞」が指すものが何なのか?
。。。が、ほぼ完璧にイメージできるということになります。

 

せっかくなので、まずは典型的な「The」の使い方を見てみましょう。

I met Taro’s girlfriend yesterday. The girl is so cute.
(昨日、太郎の彼女に会ったんだけど、その子めちゃ可愛かったよ)
I saw a cat. The cat had a mouse in his mouth.
(猫を見たんだけど、その猫はねずみを咥えていたよ)

これらの文章を見ると分かると思いますが、
最初の文章で主役となる名詞「彼女」や「猫」が登場しています。

その時点で今回の話題の中心になる名詞が何なのかが分かるので、
次の文で「The」を使い「その子」や「その猫」と指し示しているわけです。

日本語でも同じ使い方をするので簡単にイメージできますよね^^

 

限定詞「The」が名詞に与える「ひとつに決める意識」

 

限定詞 (1)

 

先ほどの例文のように文脈の中で1つに決める時には「The」を使いますが、
この他にも「The」が使われることがよくあります。

例えば、以下の文↓

Close the window!(窓を閉めて!)
Look at the cat over there. It’s so cute.(あそこの猫見て、超可愛い)

これらの文は文脈はないですが、状況から「ひとつのモノ」だと分かります。

 

また、以下の文↓

Which way is the station?(駅はどっち?)
The sun rises from the east.(太陽は東から昇る)

一つ目の文では「駅はどっち?」と聞いてますが、
大抵こういう尋ね方の場合は「近場の駅を指すのでひとつのモノ」です。

ただし、聞き手にとって「The station」がひとつに定まらない場合は、
おそらくこう聞き返されると思います。

Which one? A station or B station?(A駅とB駅どっち?)

ここから考えても「The」は「一つのものに定める」というのが分かります。

また、二つ目の文では「太陽」や「東」は元々一つしかないですよね?

だから「The」が付いているというわけなんです。

 

限定詞「The」が与える特別感!!

 

限定詞 (2)

 

ここまで説明すると「The」が日本語訳「その」ではないことが分かると思います。

限定詞「The」のイメージは「名詞を一つのものに定める意識」で、
学校で習った「The=その」は「Theのイメージ」の一つの例に過ぎません。

それがよく分かる使われ方の一つに「The」が与える特別感があります。

例えば、以下の文をご覧下さい↓

Taro is the man for the job.(太郎こそ、その仕事の適任者だ)
Taro is a man for the job.(太郎はその仕事の適任者の1人だ)

この2つを比べて見ても「”The”の特別感」がビシバシ伝わってきますよね?

それほど「The」には、修飾される名詞を強く一つに定める意識があります。

 

そう考えると英語で最上級を表すときに「The」を付ける理由も分かります。

なぜなら最上級ということは「ひとつ」しかないわけですから。。。

この辺は以前にバイリンガールさんが動画であげていたので見てみてください^^

 

【バイリンガール英会話】

 

この動画は「ザ」と「ジ」の発音の使い分けでしたが、
限定詞「The」の持つ「特別感」にも結構深く触れてますよね^^

感覚的に「The」の持つイメージや意識が掴める良い動画だな。。。って思います。

 

一つに定める「The」以外の使い方!!

 

限定詞 (3)

 

こんな風にお話しすると「The」は一つに定める時以外は使えないの?

。。。って思ってしまいますが、そんなことはありません!!

実は「The」にも例外があります。

それが「想像の”The”」です。

どういうことか”ピン”と来ないと思いますので例文を使ってお話しますね^^

 

以下の文を見てみてください↓

I want to live in a house on the beach.(ビーチにある家に住みたい)
I think you should see the doctor.(君は医者に見てもらうべきだよ)

これらの文は「ビーチ」も「医者」も「一つに定めた名詞」ではありません!!

ですが「The」が使われています。

その理由は「そう言われた時に”ピン”とくる」つまり想像できるからです。

例文を参考にすると、あなたが友人に「ビーチにある家」と言われたら、
あなたの中で「ビーチにある家のイメージ」が浮かんできますよね?

あなたが風邪をひいていて「医者に見てもらうべきだよ」と言われたら、
あなたの中で「お医者さんのイメージ」が浮かんでくると思います。

 

もちろん先ほどの例文を以下のように言う事もできます↓

I want to live in a house on the beach.(ビーチにある家に住みたい)
I want to live in a house on a beach.(ビーチにある家に住みたい)
I think you should see the doctor.(君は医者に見てもらうべきだよ)
I think you should see a doctor.(君は医者に見てもらうべきだよ)

限定詞の「The」ではなく「a」でもOKですが、
私達日本人から見ても「The」の方がイメージがはっきりと沸いてきませんか?

だから「The」の方が相応しいというわけなんですね^^

こんな風にイメージが湧き出てくるもの「想像できる”The”」であれば、
特定の”それ”と定める必要がないのが「”The”の持つひとつに定める意識」です。

 

今回のお話はちょっとマニアックすぎて難しかったでしょうか?^^;

この名詞に関わるイメージというか意識は論理的にだけ考えると、
なかなか私達日本人には理解しがたいんですよね。。。

もちろん私も使い方を間違える事は多々ありますし、
ぶっちゃけネイティブでも個人個人で使い分けが微妙に違う気がします。

テストや試験などでは曖昧さは厳禁ですが、英会話では多少のミスはOKです。

上の動画でバイリンガールさんもお話していましたが、
自分にとって、しっくり来る意識で使い分けていけば良いのではないでしょうか?

 

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