英語の発想力!知らない単語は比喩表現を上手に使って伝えよう!
前回は言いたいことが思うように表現できなかった時に役立つ方法、
英語の発想力「簡単な表現」についてお伝えしました。
具体的には「consider」を「think deelpy」にするなど、
難しい単語やすぐ出て来なかった単語を簡単にする方法ですが、
更にこの考え方を応用した方法として比喩を使った表現があります。
今回は、そんな上手く伝えられない言い回しを、
比喩を使って上手に伝えられるようになる方法をご紹介いたします。
英語は上手に話せなくてもどんどん話そう!!
さて、前回もお伝えしましたが私たち日本人は学校英語の影響で、
英語表現を「○」か「×」かで分けて考えてしまう癖があります!!
理由はペーパーテストで○×で仕分けされていたからで、
ちょっとした会話や英語の表現でいちいちケチをつけてくる。。。
そういうのは日本人ばかりです(笑)
でも、良くも悪くもそういう文化が根付いてしまっているせいか、
実際の会話中も「正しい表現をしなくては」と考えてしまい、
英語を話せなくなってしまう人も少なくありません!!
ですが、英会話で大事なことは正しい表現よりも何よりも、
まずは自分が感じた想いや起こった出来事を相手に伝えることです。
事実、海外では英語のネイティブ以外の外国人に多く出会いますが、
彼らは少しくらい英語を間違えていようがおかまいなしに話します。
その結果、どんどん英語を話せるようになり、
友達もたくさんできて、更に話せるようになり、また友達ができて、
。。。といった具合に良い方向へ進んでいきます。
しかし、ワーホリメーカーや留学で海外にやってきた日本人の多くは、
その「○か×かで分ける癖」のせいで縮こまってしまうことがあります!!
その結果、せっかく海外にいるのに日本人同士でツルんでしまい、
あっと言う間に留学やワーホリが終わってしまうことも少なくありません。
もちろん、これは「海外にいる、いない」は関係なく、
例えば、語学学校で先生ばかり話していて授業が終わっていた!!
。。。なんていうことにも当てはまります。
なので、英語は話せなくてもどんどん話して間違えて鍛えていきましょう。
英語を話せないのにどうやって英語を話すの?
偉そうに書きましたが、私自身、最初は辞書を片手に外国人と話していました。
カナダに着たての頃、英会話に自信がなかった私は。。。
そこそこリスニングはできて、相手の言っていることは分かるのに、
語彙力が無さ過ぎて、言いたいことを伝えられないという壁にぶつかりました。
具体的に覚えているのが以下のやりとりです。
私は当初、語学学校の寮に入ったのですが、
こちらに着いて一番最初に寮長に「How was your trip?」と聞かれました。
その際、本当は「飛行機が乱気流で揺れて大変だった」のですが、
乱気流「Turbulence」という単語が分からなかったので、
特に何もなかったよ「Nothing special.」と答えてしまいました。
でも、本当は「乱気流で揺れて大変な旅だったんだよ」と伝えたかったんです。
今思えば、結構簡単な英語ですが当時の私には上手く伝える術が無くて、
「何もなかったよ。。。」と嘘をついてしまったんですね^^;
英語を話していると、実はこういうことって多々あります。
特に最初の頃は、英会話にも全く慣れていないですし、
いろいろ言おうと考えた末、面倒くさくなって諦めてしまうことがしょっちゅうです。
そして、そうこうしている内にそういうのが積み重なって、
英語に自信がなくなっていって、引きこもってしまうという訳なんですね。。。
では、そういう事態に陥ってしまったら一体どうしたら良いのでしょうか?
その答えは「自分のできる限りの英語で話すこと」です。
例えば、先ほどの「機内であった乱気流のお話」、
その単語を知らなければ「その状況の具体的な描写」を言えば良いんです。
仮に「乱気流」と言えなくても「ジェットコースターのようだった」だとか、
「ロデオのようだった」とか比喩を使うことで状態を伝えることができます!!
Q : How was your trip?
A : It was like a roller coaster.
A : It was like a rodeo game.
こんな風に伝えられれば、そこから会話も広げられますし、
相手にもその状況が臨場感豊かに伝わりやすくなりますよね?
例え「Turbulence(乱気流)」など、英単語そのものを知らなくても、
英語は「自分のできる限りの英語」で十分相手に想いを伝えることができます。
何だったら言葉でなくてもジェスチャーでも相手に伝えられますし、
伝えることでコミュニケーションが生まれて英語を教えてもらうこともできます。
そうやって積み重ねていくことで、英語の表現力が広がりますし、
発想力がどんどん身に付いて、英会話力を伸ばしていけるようになりますよ♪
発想力を鍛える練習をしよう!!
では、考え方が分かったら今度はそれを鍛える練習をしてみましょう!!
鍛える際の題材は何でもいいです。
例えば、天気の話で「今日はいい天気ですね」と言いたいとしたら、
「It’s a fine day today.」と言う以外にどうしたら伝わるのかを考えてみて下さい。
具体的な「いい天気な状態」を考えてみるといいでしょう。
■具体的な「いい天気」の状態
・Nice day today.
・Today is so hot.
・What a clear sky.
・The sky is so blue.
・It’s a beautiful day.
こんな風に「いい天気」ひとつとっても言い回しがたくさんあります!!
もちろん、乱気流をローラコースターで表現したように比喩で言ってもOKです。
重要なのは、ひとつの表現を様々な方法を使って言ってみる!!
この練習をすることで「英語の発想力」がすごく鍛えられますし、
上手に英語が話せなくても、徐々に英語が口から出るようになってきます!!
前回の方法と合わせて、とっても気軽な練習法なので是非お試しください♪
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)