英会話のための英文法!基本副詞「Rather」の使い方と意識!
副詞は数ある品詞の中でも最も修飾できる範囲が広い品詞です。
それだけに使いどころも多く、
しっかりとそのニュアンスがイメージできていないと、
使いこなす事が難しい品詞のひとつでもあります。
今回は、そんな副詞の中から「Rather」のイメージをお伝えいたします。
基本副詞「Rather」のイメージ
基本副詞「Rather」は強調表現のひとつで「比べる」イメージがあります。
前回の「Too」は同じ強調でも「基準を超えている」のイメージでしたが、
今回の「Rather」は「むしろ~」「思っていたより」といった感じで、
想定しているものと比べると「○○だな」といった意識です。
海外ドラマや映画などを観ているとよく出てきますが、
ぶっちゃけ私はこの言葉をほとんど使った事がありません^^;
ですが、深い議論やビジネスの場では出て来そうな単語なので、
その意識を理解しておいても「損はないのかな?」と思います。
では、せっかくなので「Rather」を使った例文を見てみましょう
It’s rather a good idea.(どちらかと言えば良いアイデアだ)
こんな感じで、必ず「何かとの対比の意識」が付いてきます。
そしてその対比するものは、
具体的なモノでも抽象的なモノでも構いません!!
因みに私の場合は、使ったことがないというのは、
直接「○○したい」とか「○○だと思う」とズバリ言ってしまうからです!!
でも、きっと使いこなしたら便利な言葉かもしれませんね。。。
基本副詞「Rather」を使った様々な表現!!
そんな「Rather」ですが、お決まりのフレーズで使う事もできます。
例えば代表的なのが「むしろ~したい」とういう表現で、
助動詞の「Would」と副詞「Rather」と比較の「Than」を使います。
I’d rather stay at home than go out.
(お出かけするよりも家でゆっくりしたいな)
こんな風に「○○するよりも××したい」と言いたい時に便利です。
またこの他にも、比較を使わずに言う事もできます。
I’d rather stay at home.(むしろ家でゆっくりしたい)
この文では、先ほどの表現のように「出かけるよりも」とは言っていませんが、
裏に「何かと比べている気持ち」が隠されているのが分かりますよね?^^
基本副詞「Rather」と比較を用いた表現!!
今回ご紹介している「Rather」ですが、
元々「比べる意識」があるだけに比較級との相性が抜群に良いです。
先ほどの例文でもチラッと触れましたが、
I’d rather stay at home than go out.
(お出かけするよりも家でゆっくりしたいな)
この文章では、ただの比較の「○○よりも××だ」ではなく、
副詞の「Rather」を使えた方が「むしろ○○よりも××だ」となり、
より話し手の意識や気持ちが込められた文章になっていますよね?^^
この他にも比較級と「Rather」には以下のような使い方もあり、
They are just screaming rather than singing.
(彼らは歌っているというより、むしろただ絶叫している)
その意識にはやはり「Rather」の「比べるイメージ」が生きています。
こんな風に基本副詞「Rather」は「比べる意識」があるので、
比較と同時に使う事で「より意味を深めて話す事」ができるんですね^^
私のように普段の生活であまり使わない人は使わない単語だと思いますが、
逆に日本語でも「むしろ○○だと思うよ」など、
比べて話すには、すごく重宝される表現なのではないでしょうか?
なので「Rather」と比較の表現は覚えておいて損はないですよ^^
私も慣れるために使う機会があったら、意識的に使ってみようと思います!!
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)
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タグ:副詞
知りたかったポイントが上手く纏められていて、英語を楽しく勉強させて貰っています。
私の間違いなら申し訳ないのですが、、、
例題で使われていた「I’d rather stay at home than go out」の「at」は不要ではないでしょうか?
たしか、「home」は場所を指し示す意味も既に持っているため、前置詞はいらなかったと記憶してます。
>柚羽さん
コメントありがとうございます。今回ご指摘頂いた以下の文ですが↓
・I’d rather stay at home than go out.
・出かけるよりもむしろ家にいたい
この「home」は副詞の「home」ではなく、
名詞の「home」で使われているので前置詞が必要になります!!
多分、ご指摘したい件は副詞で使う際の考え方ですね↓
・I go home.
・私は家へ行きます
この場合は副詞なので「at」は要りません!!
この「home」という単語には二種類以上の品詞があるんです。
名詞の場合は「家」、副詞の場合は「家へ、在宅して」というニュアンスです。
というか単語の品詞は考え方や文中での配置によって決まります。
今回の文は話者は「家」にいたいのです、なので副詞ではなく名詞になります!!
たしか「home」は場所を指し示す副詞なので前置詞は要らないのでは?
そういう法則で覚えるのも大事ですが、
話者になって品詞が何なのか考えてみると品詞が何なのか見えてくると思いますよ。