悩み相談:TOEICのリスニングが苦手!英語の音の区別がつかない!
当ブログに寄せられたアンケートの中から悩み相談にお答えして行きます!!
今回のお悩みは相談は。。。
昇進のためにTOEICが必要になりましたが、英語は大学以来20年はやってません。
グローバル化に伴い、最近社内でも英語力を求められるようになり、
TOEICを受けてみたのですがリスニングで英語が全く聞き取れませんでした!!
私が学生だった頃は、あまりリスニングはなく文法ばかり勉強していたので、
尚更リスニングが苦手で、どう頑張ってもなかなか音を聞き取ることができません。
特に子音が聞き取りづらくて困っています。
リスニング力を劇的に上げるお薦めの方法はありませんか?
。。。といったものです。
(相談者:45歳~49歳 男性)
リスニングが苦手で英語が聞き取れない!!
リスニングが苦手で英語を聞き取ることができない!!
これに悩んでいる人は多いですよね。。。
今回の相談者のように大人になってから本格的に英語の音に触れるようになった方は、
特にこの傾向が強く「英語の音の区別が付かない」とよく聞きます!!
それには理由があるのですが、その前にリスニングで英語が理解できない原因、
その大きな原因は主に以下の3つに分けられます!!
1.理解できる文法力が足りない
2.理解できる語彙力が足りない
3.英語の音の区別が付かない
今回の相談者の場合は「3」が原因のように感じられますが、
せっかくですので、これら3つの解決策をそれぞれ見て行きましょう!!
1.理解できる文法力が足りない
英文法はリスニング・リーディング・スピーキング・ライティング全ての基礎です。
なので、文法力が弱いとどんなに単語を覚えても、
どんなに耳が良くて英語の音を聞き分けられてもリスニングはできません!!
具体的な例をあげるので、返り読みせずサラッと読んで内容を考えてみて下さい。
“The lady talked about in this little town known for its wine is
a golf player nobody thought would be great.”
。。。この英文、理解出来ましたか?
ご覧の通り、この文で使われている英単語はどれも簡単な単語ですよね?
ですが、もし仮にこの文章をサラッと読んで理解できないのであれば、
当然リスニングをした際にも、一回で理解することはできないと思います。
因みにこの例文の意味は。。。
「ワインで知られているこの小さな町で話題になっているその女性は、
誰も素晴らしい選手になるとは思わなかったゴルフ選手だ!!」です。
英文法は英語を理解するための設計図になります。
つまり、英文で使われている単語が全て簡単な英単語でも英文法が弱いと、
一語一句全て聞き取れたとしても、内容を理解することはできません!!
なので、英文法を最低でも中学レベルまではやっておくことが大事です。
しかも英文法は1から順番に1⇒2⇒3。。。と積み上げて行かないと、
先へ進むにつれて、どんどんあやふやな理解しかできなくなってしまうものなので、
しっかりと順番に進めて行くようにしましょう!!
お薦めは鈴木拓先生の講座です↓
基礎をやったら次はさらに上を目指してみて下さい↓
この2つの講座は文法に徹底的に特化した講座で、
穴埋めや選択ではなく、英作文を作らなければならないようになっているので、
TOEIC対策にも英会話にも非常に役に立ってきます!!
文法項目も一から順番に勉強できて、鈴木先生に直接質問できるので、
分からない項目を分からないまま「曖昧」にしてしまうということもありません!!
まず最初に「New Beginning」次に「1年でTOEIC900点」の順番でやれば、
基礎力が相当延びるのでリスニングやスピーキングの際にも苦労せずに済みますよ♪
2.理解できる語彙力が足りない
日常的な英会話では、難しい英単語は必要ないので知らなくても困らないですが、
TOEIC試験では、驚くほど難しい英単語がたくさん出てきます。
また当たり前の話ですが、単語を知らなければ聞き取れても理解出来ませんよね?
なので、TOEICでは「TOEIC対策用の単語学習」が必要になってきます。
そこでお薦めなのが「DUO3.0」です↓
この教材は「単語1600語、熟語1000語、例文560本」が掲載されているので、
CDとセットで「例文を覚えるくらい何度もやる事」によって語彙力を伸ばせます。
TOEIC対策で語彙力を上げるのなら、まずこの本とCDがお薦めです!!
3.英語の音の区別が付かない
最後に今回の相談者の方の悩み、音を聞き分けることができないというものですが、
実はこの問題はリスニングでは一番厄介な問題になります!!
。。。というのも、脳には元々全ての言語に対応できる神経細胞があるのですが、
その神経細胞は8~10歳前後で死滅してしまうという研究が発表されています。
なので、その年齢までに英語の音をたくさん聞いて慣れておかないと、
英語の音を聞き分ける能力が「育ちづらくなってしまう」という訳なんです^^;
つまり、大人になってからリスニング力を上げようとしても難しいんですね。
じゃぁ大人になってから「英語を聞き分けるのは無理なのか」というと、
そんなことはなく、大人には大人にしかできない凄い能力があります!!
それは「知識」「経験」「予測」など人生で培ってきた能力です。
例えば、私たちが日本語で早押しクイズ見ている時には、
問題が読まれるよりも先に内容を予測して当てたりすることができますよね?
その理由は私たち大人には「知識」「経験」「予測」などの能力があるからです。
それと同じでリスニングでも、多くの英語に触れる経験をすることで、
先読みや予測をすることができるようになり、理解力を上げることができます!!
つまり、私たちはリスニングをする際には英語でも日本語でも、
聞こえた音が全てではなく様々な能力を駆使して聞いているという訳なんです。
なので、先ほどお伝えした文法や語彙などの基礎はもちろん、
他にも英語をたくさん読んで、聞いて、書いて、話して経験を積むことが大事です。
ただ、そうは言っても、やっぱり音を聞き分ける能力が低いのは弱点ですよね?
そんな方には「リスニングパワー」をお薦めします↓
この教材は英語の音の違いを聞き分けられるように、
医師、科学者、英語の専門家などが科学的な検知を元に開発したもので、
ハリウッドで活躍する日本人の俳優も使っている教材になります。
開発者のスコット・ペリー先生は、日本人の英語の発音矯正のスペシャリストで、
JALやCANONなど日本を代表する企業の発音矯正の指導も行っています!!
実際にスコット先生に発音矯正の依頼すると発音のレッスンはもちろんですが、
耳の空いてる時間は、リスニングパワーを聞くように指導されるそうですよ♪
英語の音を聞き分けられるようになる教材は、他にはなかなかないので、
もし、どうしても音を聞き分ける能力を鍛えたいという方は是非お試しください!!
私も持っていますが、効果は。。。正直分かりません(笑)
私は幼稚園・小学校の頃に英語教室で英語に触れていましたしね。。。^^
でも、5万本売れていて実績もある教材ですので、試す価値はあると思いますよ。
それにしても日本も最近は英語力を重要視する会社が増えてきましたよね。
例えば、日立製作所では幹部候補にはTOEIC800点以上、
管理職には650点以上、総合職には600点以上が課せられていますし、
日本IBMでも昇進の条件として部長級で730点以上が必須なんだそうです!!
今後も、ますます英語の需要は伸びて行くのは予想されますし、
10年後には英語ができない人を拾ってくれるのはブラック企業だけ。。。
なんてことになってもおかしくないですよね^^;
最近では正しい日本語が使えても英語が全く話せない日本人を雇うよりは、
たどたどしい日本語でも英語を話せるアジア人を雇うなんて会社もあるくらいです。
英語は「今日始めて明日できるようになるもの」ではないので、
今のうちから少しずつ始めて、徐々にレベルアップして行ってくださいね^^
英語の学習方法に関して、悩みがある方はこちらよりご相談下さい↓
私がお答えできそうな範囲であれば、
その解決策と出来る限り具体的な学習方法をご紹介致します!!
※全てのアンケートにお答えできるとは限りません。
※また、個別の回答はできませんので宜しくお願います^^
※翻訳をお願いしますなど、細かい知識に関してはお答え致しません!!
※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)