ネイティブスピードを体験!外国人の話す英語 の速さに慣れる秘訣
日本では英語やリスニングに自信があったけど、
海外へ来てみたら「全く聞き取れなかった」なんてことありませんか?
もし、そんな経験をしたことがあるのなら、それもそのはずで。。。
実は日本のスクールなどの英会話のスピードは1分間に90語前後ですが、
ネイティブの会話だと、早い人の場合300語以上も単語を話しているそうです。
1分間300って言ったら、1秒間に5個もの英単語が使われているわけで、
そんなスピードで話されたら、聞き取れないのもしょうがない気がしますね。
とは言っても、海外旅行なら問題ないですが、
海外で生活するならネイティブの会話のスピードに慣れる必要がありますし、
リスニング力を上げて極めたいのなら避けては通れない道です。
そこで今回は、ネイティブの話す英会話の速さについていけるようになる
「ネイティブスピード」という教材にについてお話します。
ネイティブスピードの特徴
ネイティブスピードは以前に当サイトでも紹介したリスニングパワーを
開発したスコット・ペリー先生が開発したリスニング上達用の教材です。
リスニングパワーは「英語耳を作る」という特徴の教材だったのですが、
ネイティブスピードは英語のスピードに慣れることに焦点を当てた教材です。
ネイティブが自然な速度で話す英語の文章の音は、
本来の形が崩れてしまった原型をとどめない音のかたまりなので、
それを聞き取れるように耳を鍛えてくれます。
英語会話を勉強している人はリエゾンという言葉を知ってると思います。
このリエゾンというのは、単語と単語の音が合わさって変化することで、
これがネイティブの会話を聞き取りづらくさせている要因のひとつです。
なので、知っている単語も音が変化してしまいますし、
その上速いので「何を言っているのかがわからない状態」になってしまいます。
例えば日本の英会話スクールや教材などの英語のスピードの場合、
Do you want a cup of coffee?(コーヒーが欲しいですか?)ですが、
実際にネイティブがこれを話すと音は、
Du..u..wa..na..kappa..ka..fee? (コーヒーが欲しいですか?)になります。
日本語だと前の単語の音によって、後ろの単語の音が変化することはないですよね?
しかし英語だと、そういうことが起こる上、スピードが速いので厄介です!!
図で表すとこんな感じです↓
また日本語の場合は、話し言葉の単語を一つ一つの意味を認識して、
単語を足し算して文章の意味を理解しますが、英語の場合は大きく違います。
英語の場合は、話し言葉の単語が合わさって1つのかたまりとなっていて、
ネイティブは、そのかたまりを認識して全体の意味を把握しています。
例えるとこんな感じですね
日本語 : 「コーヒー」+「が」+「欲しい」+「ですか」?
英語 : 「Du..u..wa..na..kappa..ka..fee?」
日本人が英会話を聞き取る際に難しいと感じる理由はこれにもあって、
話し言葉の単語をひとつひとつ追って文章全体の意味を把握しようと
してしまうところにあります。
映画とかを観ていても聞きとれない会話が出てきたので、
理解するためにひとつひとつ英語字幕で確認してみたら、
実はすごく簡単な単語で構成されていた!!
。。。そんな経験をしたことがありませんか?
そんな風に英語を単語の意味から理解しようとする癖を修正し、
英語をひとつの音のかたまりとして認識できるように直してくれるのが、
ネイティブスピードの特徴になります。
ネイティブスピードの具体的な中身と勉強法!
ネイティブスピード本体はCD2枚、テキスト48ページで構成されています。
(この他にも特典PDFなどがついてきます。)
私は海外でも使えるようにパソコンにダウンロードしたのですが、こんな感じです↓
これらの音源は最初にネイティブが話す速度で短いフレーズを聞き取る練習をし、
その後、ネイティブが短いスートリーを本来のスピードで話すセクション、
続いて略語を勉強し、再びストーリーのパート、そしてL-Rの発音。。。
そして最終的には、20分ほどの長編ストーリーといった感じになります。
このネイティブスピードを使って勉強する際は、
単語をひとつひとつではなく全体の流れを意識して理解していきましょう。
ネイティブスピードのメリットとデメリット
この教材を実際に使ってみたメリットとデメリットを紹介します。
ネイティブスピードのメリット
メリットは、ネイティブが話す英語の速度を学べる点にあると思います。
この教材はネイティブが会話を聞き取って、
文章の内容を理解するのと同じ方法でリスニングを訓練するので、
ネイティブの英語の速さについていけるようになります。
ネイティブスピードのデメリット
ネイティブの話す英語の速さなので初心者には敷居が高いです。
ただ、この教材の公式ホームページでも説明しているとおり、
英語を学ぶのなら勉強用のゆっくりとした英会話ではなく、
「本来の速度で勉強すべき」という理論は納得出来ます。
日本でリスニングが得意になったつもりでも、
実際海外へ行ってみたら、本番の速さについていけませんでした!!
。。。なんてことになったら嫌ですよね?
これは私個人の見解ですが、ネイティブスピードで英語を勉強すべき対象者は
1.リスニングの練習を根気良く繰り返し続けられる方
2.ネイティブの会話のスピードについていきたい方
3.TOEICのリスニングセクションの得点を上げたい方
4.リスニングのレベルを聞き取れないものがないレベルまで上げたい方
5.ネイティブレベル・ビジネスレベルのヒアリング力を身につけたい方
。。。だと思います。
そういえば、映画だと黒人の俳優さんは話すのが速かったりしますね。
人種によって違いがあるのでしょうか?それともそういう演技なんでしょうか?
そんな速い英語も完璧に聞き取れるようになりたいですね^^
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