英語が聞き取れない理由は?苦手なリスニングを克服する方法!!
リスニングの勉強をしていると、英語が聞き取れないことありませんか?
その際、多くの人が「リスニング力不足が原因」と思ってしまうのですが、
英語が聞き取れない理由は「リスニング力だけが原因」とは限りません!!
そして原因が「リスニング力不足」でなかった場合、
どんなにリスニングをしても英語力を上げるのは難しいです。
今回は「英語を聞き取れない原因」と「それを克服する方法」をご紹介致します。
英語を聞き取れない原因!!
英語が聞き取れない原因は、以下の3つが主な原因です。
1.知らない単語が多い(語彙力不足)
2.文になると内容が理解できない(文法力不足)
3.音になると聞き取れなくなる(リスニング力不足)
あなたも突然道端で外国人に道を尋ねられて内容が分からなかった。
。。。なんて経験をしたことありませんか?
その際、原因は上の3つのどれか、或いは複数であることが多いです!!
例えば、私がまだ高校生だった時に体験したことなのですが、
学校帰りに外国人に「JR線はどこですか?」と聞かれたことがありました。
その外国人は英語で尋ねてきたのですが、
発音が良すぎて「JR Line?」が「ジェアライ?」と聞こえてしまい、
何を聞かれているのか理解できなかった経験があります。
これが「リスニング力不足」が原因の典型例です。
ですが、もし仮に音を聞き取れても
彼の話す「JR Line」という単語を知らなかったとしたら。。。
その時は「語彙力不足」が原因になります。
このように英語がよく聞き取れないケースは、
「リスニング力不足」以外にもいくつかあるというわけなんですね。
英語を聞き取れない原因を探ろう!!
では、この3つのうち原因がどれなのか見分けるにはどうしたら良いのでしょうか?
答えは、スクリプトをチェックすればすぐに分かります!!
スクリプトを確認してみて。。。
・知らない単語がたくさんあった ⇒ 語彙力不足
・知ってる単語だけど読んでも理解できない ⇒ 文法力不足
・知ってる単語だらけで読んだら理解できた ⇒ リスニング力不足
このようになります。
具体的な例をあげると。。。
例えば、以下の文がスクリプトに書かれていたとします↓
“The lady talked about in this little town known for its wine is
a golf player nobody thought would be great.”
この文は使われている単語はどれも簡単なものばかりですが、
文章全体で意味を掴もうとすると難しく感じませんか?
文法が苦手な方だと、もしかしたら意味が掴めないかもしれません!!
因みにこの文章の意味は。。。
「ワインで知られているこの小さな町で話題になっているその女性は、
誰も素晴らしい選手になるとは思わなかったゴルフ選手だ!!」です。
このように簡単な単語のみで出来ている文章でも、
「文法力不足」だと瞬間的に内容が理解できないこともあります。
効果的なリスニングの学習法!!
そこで、英語を聞き取れるようになるには3つの原因を克服する必要があります。
1.知らない単語が多い(語彙力不足)
2.文になると内容が理解できない(文法力不足)
3.音になると聞き取れなくなる(リスニング力不足)
そして、そのためには以下の順に英語を学習していくのが大事です↓
1.文法 + 日常的な単語 + リスニング
2.本気でリスニング + 日常的な単語
3.英会話 + 日常的な単語
4.難しい単語
当たり前ですが、リスニング力が高くて英語の音を正しく聞き取れても、
その単語を知らなければ、文章を理解することは出来ないですし
単語を知っていても文法が苦手では、文全体の意味は理解出来ません!!
なので上の順番に従い、中学生レベルまで基礎を仕上げたら、
以前にお話した「精聴」と「多聴」でリスニングの練習をしていきましょう。
そうすることで効率よくリスニング力を上げていくことができます!!
映画やドラマを字幕無しで観たいから、英語を話せるようになりたいから、
。。。といって闇雲に英語を聞くようにしてもダメなんですね^^
英語は「語彙、文法、リスニング」が揃って初めて分かるようになります。
なので「何故、英語が聞き取れないのか?」
その原因を突き止めて、根本から英語力を鍛えていってくださいね♪
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)