ワーキングホリデーに国際運転免許証は必要？役に立つ証明書類！

ワーキングホリデーに行く際に国際運転免許証を持っていくか
どうか考える人が結構いますね。

持っていくべきかどうかは渡航先でどう過ごすか次第なので
必ず必要なものではありませんが、あると便利なことは確かです。

個人的には悩むなら持って行けば問題ないと思います。

国際運転免許証って何？

国際運転免許証は「ジュネーブ条約」で定められた
規定に基づいて交付される国際的な免許証です。

国際運転免許証自体は日本の運転免許証の翻訳なので、
それ自体は免許所持の資格証明にはなりません。
なので日本の運転免許証も一緒に携帯する必要があります。

また、渡航先によっては数十日～数ヶ月以内に現地の免許証に
書き換えなければならないこともあります。

ちなみに渡航先がオーストラリアの人は
現地で他の方法で運転資格の申請ができるので、
悩んでいる場合は現地で取るのが良いです。

国際運転免許証の申請と取得方法

国際運転免許証は各都道府県の運転免許センターか
指定の警察署などで申請すれば取得できます。

その際は下記の書類を用意して下さい。

【国際運転免許証の申請に必要なもの】

１．日本の有効な自動車運転免許証
２．写真（縦５ｃｍ×横４ｃｍ）一枚
３．パスポート
４．発行手数料（証紙代）２６５０円
５．印鑑（窓口による） ※認印もＯＫ

免許センターなどにある申請書で必要事項を記入し申請すると
３０分から～１時間ほどで発行されます。

また国際運転免許証はパスポートやクレジットカードと同じく
ＩＤとしても認められています

国際運転免許証の有効期限は発効日から１年間なので、
なるべく出発日に近い日に申請しましょう。

国際運転免許証の書き換え

ワーキングホリデーのように長期間海外へ滞在する場合、
国際運転免許証は渡航先によっては書き換えが必要です。

例えばカナダへのＢＣ州の場合は９０日以内、
オンタリオ州の場合は６０日以内に指定の場所で
書き換えの申請をしなくてはいけません。

逆にオーストラリアの場合は現地の日本領事館で、
国際運転免許証と同じ効果の書類を発行してくれるので、
出発前に用意していかなくても大丈夫です。

あれば便利なその他の証明書

国際運転免許証は海外で車を運転する際には欠かせない証明書ですが、
その他にも、海外で役立つ証明書があるので紹介します。

国際学生証

学生の方では、国際学生証を作っていくと便利です。

国際学生証はユネスコが承認している国際的に統一された
学生の身分証明書で、パスポートなどと同じようにＩＤになります。

また博物館、美術館、コンサートやスキー場のリフト券が割引になる場合もあります。
ちなみにアメリカのブロードウェイミュージカルの 学生割引は驚くほど安く、
しかも正面の良い席を確保出来ます。

国際学生証の申請資格は、中学、高校、大学、高専、短大、大学院に
フルタイムで所属している学生で、ユースホステル協会の窓口か、
大学の生協などで発行してくれます。

【国際学生証の申請に必要なもの】

１．学生証のコピーか在学証明書
２．写真（縦３．３ｃｍ×横２．８ｃｍ）
３．発行手数料１４３０円

有効期限は発効日から翌年の３月３１日までです。
※１２月１日以降に申請した場合は翌々年の３月３１日まで

国際ユースホステル会員証（ＹＨカード）

ワーキングホリデーの渡航先で旅行をするケースは少なくありません。
その際に安く泊まれるユースホステルは旅行者の強い味方ですが、
このＹＨカードを持っていると割引で宿泊できるので便利です。

申請方法は日本各地のユースホステル協会かＨＰで申請できます。

【ＹＨカードの申請に必要なもの】

１．氏名と住所が確認できる物
２．会員登録料２５００円

有効期限は発効日より１年間です。

役に立つ証明書を利用して上手に旅をしよう！

ワーキングホリデーで人気のカナダ・オーストラリアなどは
日本では考えられないほど広く隣町まで１００Ｋｍ離れている
なんてことはザラですし、日本ほど鉄道網が発達していないので
ちょっとお出かけするにも車が必須になってきます。

その際に活躍するのは、やはり車になるので、
免許を持っている方は国際運転免許証を取得していきましょう。

また、カナダ・アメリカは長距離バス（グレイハウンド）が
両国をまたいで走っています。

このグレイハウンドは、国際学生証を持っていれば２５％ＯＦＦ
ＹＨカードを持っていれば１０％ＯＦＦで乗車することができます。
もちろん宿泊先のユースホステルではＹＨカードで利用できるので
節約して旅行が楽しめますね。

ちょっとしたテクニックですが、旅行をメインに考えている人には
オススメですので是非利用してみて下さい。

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