ペンギンリーダーズとラダーシリーズで英文の読解力を高めよう!
英語の本を読めるようになるために洋書を買ったりしますが、
あなたはその本を読むことができていますか?
買ってはみたものの難しくて数ページで挫折してしまった
。。。なんて経験が、きっとあなたにもあると思います。
実際、私も英語の専門学校への入学が決まった時に、
リンカーンの伝記を購入し入学前に予習しようと勉強しましたが、
難しすぎて即効で挫折した経験があります^^;
多くの人が本を選ぶ際は自分の興味がある本を選びますが、
私のように難しすぎて読めなくて挫折してしまう人も少なくありませんです。
そこで今回はリーディングの学習を始める際にお薦めのペーパーバック、
ペンギンリーダーズとラダーシリーズについてもご紹介をしようと思います。
ペンギンリーダーズ
英語学習者であれば、このシリーズは聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
私がこのシリーズを知ったのは、十数年前の専門学生のときでしたが、
英語の本を読んで、クラスメイトの前でプレゼンをするという授業があったので、
毎日少しずつ読んでプレゼンを行っていました。
ペンギンリーダーズには基本的にレベル1~レベル6までの段階があり、
それぞれ使われている単語の数や難易度が異なります。
レベルごとの目安などをまとめてみたのでご覧ください↓
(画像や青文字をクリックすると内容が確認できます)
レベル2 | レベル3 | レベル4 | レベル5 | レベル6 |
不思議の国のアリス | ハムレット | ラブ・アクチュアリー | シャーロック・ホームズ | レ・ミゼラブル |
ペンギンリーダーズでは、主に映画やクラシックなどが充実しており、
最近では「オバマ大統領」やバスケットの神様「マイケル・ジョーダン」などの、
有名人やスポーツ選手の伝記も増えてきています。
本の種類が豊富なので、きっとあなた好みの本が見つかると思います。
レベル | 単語 | TOEIC | 英検 |
Easystart | 200 | 250点 | 4級 |
Level1 | 300 | 250点 | 4級 |
Level2 | 600 | 350点 | 3級 |
Level3 | 1200 | 400点 | 準2級 |
Level4 | 1700 | 500点 | 2級 |
Level5 | 2300 | 600点 | 2級 |
Level6 | 3000 | 750点 | 準1級 |
レベルも上記のようにしっかり分かれていて、本の裏表紙に書かれています。
ただし、このレベルはペンギンリーダーズの発行元が決めたレベルなので、
このレベルよりも2レベルくらい落とした簡単な本を多く読む方が効率的です。
特に中学校レベルの英語にも自信のない方は「Easystarts」から始めましょう。
ちなみに私の通っていた英語の専門学校では「レベル2」からのスタートでした。
その頃の私の英語力だと「レベル2」でのプレゼンは難しかったですね。
やはりアウトプットになると、読めても話せないということが起こるので、
レベル1~2からスタートして徐々に上げていく方が良いのではないでしょうか?
ラダーシリーズ
ペンギンリーダーズに似たような本のシリーズですが、
伝記やビジネスなどのノンフィクションが多いです。
レベルごとの目安などをまとめてみたのでご覧ください↓
(画像や青文字をクリックすると内容が確認できます)
レベル1 | レベル2 | レベル3 | レベル4 | レベル5 |
グリム名作選 | 美女と野獣 | アラジン | 坂本龍馬 | 武士道 |
同じレベルでも、ペンギンリーダーズより難易度にバラつきがあります。
レベル | 単語 | TOEIC | 英検 |
Level1 | 1000 | 300点 | 4級 |
Level2 | 1300 | 350点 | 3級 |
Level3 | 1600 | 400点 | 準2級 |
Level4 | 2000 | 500点 | 準2級 |
Level5 | 制限なし | 500点以上 | 2級以上 |
ラダーシリーズのレベル別で分けると、上記のようになります。
ペンギンリーダーズが良いか、ラダーシリーズが良いかは好みの問題ですね。
ラダーシリーズの場合は、日本の書籍の英語版もあるので、
日本語版で持っている本と内容を比べて学習してみるのも良いかもしれません。
とにかく簡単なものをたくさん読もう!!
英語のリーディング学習ではリスニングの学習以上に、
多くの人が自分のレベルよりも難しい英語ばかりに挑戦しがちです。
詳しくはこちらから読んでください↓
日本の英語教育には「受験を目的とした分析」に重点が置かれているので、
生徒一人一人「個人のレベルに合った。。。」などという考えはありません!!
それは仕方のないことですが、
自分のレベルより遥かに高いレベルやギリギリ理解できる
。。。なんてレベルの英語ばかりに私たちは挑戦してしまいます。
もちろん、レベルを上げるため難しい英語をやる必要もありますが、
簡単な英語を多く読み「英語の引き出し」をいっぱいにした方が効率的です。
言語の習得に一番大事なのは、とにかく出合いの数と質です。
リーディングは、辞書片手に唸りながらやるのではなく、
簡単でスラスラ読めるものを「とにかくたくさん読む」ようにしましょう。
スラスラ読める英語は、聞き取るのも話すのも簡単になりますよ♪
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)
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