悩み相談:ネイティブの英語が速すぎる!発音が聞き取れない!!

 

悩み (3)

 

当ブログに寄せられたアンケートの中から悩み相談にお答えしていきます!!

今回のお悩み相談は。。。

ネイティブの英語が早すぎてついていけません!!

また発音も難しくて何を言っているのかサッパリです^^;

ネイティブ以外の英語は理解できるのですが、ネイティブの英語はダメなんです。

何かお薦めの特訓はないですか?

(相談者:25歳~29歳 男性)

 

ネイティブの英語って?

 

悩み (1)

 

ネイティブ以外の英語は分かるけど、ネイティブの英語は早すぎてダメ!!

この悩みを抱えている人は多いですよね。

世界の英語人口は数十億人と言われていますが、
非ネイティブの英語人口はそのうちの約半分と言われているので、
単純に考えると世界で使われている英語の半分は非ネイティブの英語になります。

考えてみても私の外国人の友人のうち7割近くは非ネイティブですし、
それを踏まえもネイティブの英語に触れる機会って意外と少ないんですよね。。。

また一言で「ネイティブ」って言っても国によって微妙な違いもありますし、
同じ国でも地域によって話されている英語は様々です!!

なので、ネイティブの英語を完璧に聞き分けるのは本当に難しいです。

実際、私もこてこてのオーストラリア訛りの英語は今でも全く分かりません^^;

 

ネイティブの話す英語は早い?

 

スピーキング (4)

 

さて、そんなネイティブの英語ですが話すスピードが速すぎて着いていけない!!

。。。なんていう言葉をよく耳にします。

では、本当にネイティブの話す英語はスピードが速いのでしょうか?

それについて一般的に言われているデータを見てみると。。。

・日本の語学学校         ⇒  90語/1分
・アメリカ人が普通に話す時    ⇒  180語~250語/1分
・アメリカ人の早く英語を話す時  ⇒  500語/1分

。。。となっており、やっぱりネイティブが話す英語は速いのが分かります!!

 

ネイティブの発音は聞き取りづらい?

 

リスニング (1)

 

また、それに加えてネイティブの英語は音が聞き取りづらいとも言われています。

実は英語には「前後の単語の音を繋げて話すという性質」があり、
その繋げる性質が英語の音を聞きづらくしスピードを速めてしまっています!!

 

図で表すと以下のような感じです↓

発音 (4)

 

英語を勉強している人ならご存知だと思いますが、
この前後の単語の音がくっつく性質はリエゾン(リンキング)と呼ばれ、
私たち非ネイティブにとってはリスニングをする上で大きな障害になっています!!

例えば、分かりやすい例をあげると以下の例文

What did you do?

この例文は日本人が発音すると「What did you do?」ですが、
ネイティブが会話中にリエゾン込みでこれを話すと「Wadijudu?」になり、
認識している音と違う音になるため、意味が分からなくなってしまうというわけです。

 

ネイティブが話す英語を理解するための方法!!

 

悩み (2)

 

では、そんなネイティブの英語を聞き取るためにはどうしたら良いのでしょうか?

その答えは「発音」です!!

例えば、先ほどの例文「What did you do?」が聞き取れない原因は、
自分が認識している音と実際にネイティブが発声してる音が違うから他なりません。

なので、多くの人がネイティブの発音を聞き取れるようになるために、
何度も聞き直してその音を覚えようとしてしまいます!!

ですが、それではなかなかネイティブの英語が理解できるようにはなれません。

なぜなら「Wadijudu?」という音は何万回聞き直したところで、
自分が思っている「What did you do?」に聞こえることはないからです!!

なので、ネイティブの音を聞き分けられるようにするには、
何度も聞き直すのではなく、自分で発声できるものにしてしまうこと、
つまり「自分自身で認識できる音に変えてしまうこと」が一番の近道になります!!

 

発音を鍛えるには?

 

発音 (2)

 

では、どうやったら「自分自身で認識できる音」にできるのでしょうか?

一般的に一番簡単でお薦めの方法はシャドーイングです。

シャドーイングとは、英文を聞き終えてから音を真似て発声をする音読とは違い、
英文を聞きながら少し遅れ気味に発声をする英語の訓練方法になります。

具体的には。。。

手本 ⇒ What did you do last night?
自分 ⇒    What did you do last night?

こんな風に英語を聞きながら同じ発音とスピードで一語一句真似る練習です!!

シャドーイングのメリットは何と言っても音を忠実に真似できる点にあり、
聞き取りながら話すので、自分自身で全く違う音に変えてしまう心配がありません。

⇒ シャドーイングの学習法!!

そして、その際は意味を考えるのではなく音を真似ることに注意するのが重要です!!

 

また、この他にも発音に特化した「発音大学」などの教材もお薦めです!!

⇒ スコットペリーの発音大学公式ホームページ

この教材は日本人ハリウッドスターやCanonなどの社員の発音教育に定評のある
スコット・ペリー氏が開発した教材で、実際に彼の講義でも使われています。

教材の内容は3枚のDVDになっており、
日本語と英語の発音の違い、リエゾン、呼吸、テンポなど目から鱗の知識はもちろん、
実際に発音矯正のトレーニングができるDVDも収録されています!!

発音矯正の知識だけでもかなり勉強になるのでお薦めの教材のひとつです。

⇒ スコットペリーの発音大学公式ホームページ

⇒ スコットペリーの発音大学公式の内容とレビュー

発音の教材で、これ以上濃い教材は他にないので挑戦してみると良いと思います。

 

ネイティブの英語は話す英語には、スピードだけでなくリエゾンが存在します。

それらを聞くだけの勉強でマスターするには1000時間掛かると言われており、
1日1時間やったとしても、3年も時間が掛かってしまいます。

ですが、発音を矯正すると約50時間で音の聞き分けができるようになるので、
リスニングを勉強する際は聞くだけでなく発音も同時に磨いていくようにしましょう!!

 

 


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※また、個別の回答はできませんので宜しくお願います^^
※翻訳をお願いしますなど、個人的な質問にはお答え致しません!!

 




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