英語が上達する人としない人!効果的な勉強法と学習パターン!

 

学習法 (1)

 

長い間、英語を勉強しているけどなかなか上達しなくて悩んでいる!!

そういう人は少なくないですよね?

ですが「正しい勉強法」を実践すれば、驚くほど早く上達させられます。

特にこれまで長い時間かけて一生懸命勉強してきた人は、
断片的な理解があるので一度パターンを掴めば「あっという間」です!!

今回は、正しい英語の学習法を脳科学の観点から攻めてみたいと思います。

 

悪い英語の勉強法!伸び悩んでしまう学習のパターン!!

 

学習法 (5)

 

英語学習でダメなパターン、それは目と頭だけを使う学習法です!!

具体的には。。。

・単語帳を見て暗記
・参考書を読んで勉強
・問題集を解くだけ
・英語のシャワーで英語に慣れる

。。。などです。

例えば、通勤や通学の電車の中で単語帳で単語の丸暗記をやっている!
あるいは「聞き流し教材」を「ボ~ッ」っと聞き流している!

そんな勉強法をしている方はいませんか?

もし、あなたが上に書いた勉強法しかしていないのであれば要注意です!!

残念ですが「あなたの勉強が報われる日」はかなり先になってしまうと思います^^;

。。。というのも、上のような学習法は、
効率だけでなく、脳科学的にも「効果的ではない」と言われているからです!!

 

脳科学から見た英語の学習法!!

 

学習法 (2)

 

英語に慣れていない日本人が、英語や英会話を自由に扱えない主な原因、
それは脳が「日本語用にチューニング」されてしまっているからです!!

どういうことかと言うと。。。

普段、日本語に慣れて日本語の感覚が染み付いてしまっている私たちの脳は、
英語を聞いても、英語を日本語と同じように聞く事しかできません!!

また英語を話す際にも、英語を日本語的に考えてしまう癖がついています!!

そうなってしまうのには、
日本語主体で英語の勉強を進めている学校の教育にも原因があるのですが、
今さらその教育にどうこう言っても仕方ありませんよね?

それに、既に一度脳が日本語用にチューニングされてしまったからといって、
やり方次第で「簡単に他の言語にも対応できる」ようになれます!!

もちろん、子供の頃から英語に慣れ親しんでいるネイティブや、
欧州のように多言語に囲まれて生活してきたバイリンガルのようには行きませんが、
日本人が世界で通用する「世界英語」を身に付けることは可能です。

では、どうやったら「日本人の英語脳」を作ることができるのでしょうか?

 

正しい英語の勉強法!単語学習偏!!

 

学習法 (4)

 

よく電車などで単語帳やカードを見て単語を覚えている人がいますよね?

ですが、これは忘れやすいですし、定着しないので良くないです。

英単語に限らず「脳に何かを記憶させる」には、
そこへ繋がる手がかりを増やせば増やすほど定着しやすくなります。

そして、手がかりを増やすには、
単語は単語を単体で覚えるのではなく、
文全体を丸ごと覚え、音で聞きながら、できれば発声する。。。

そんな風に「その単語へ通じる経路」をたくさんつくってやることが重要です!!

 

そのために、お薦めなのは「アルクのボキャビルマラソンシリーズ」です。

⇒ 脱ボキャ貧!ボキャビルマラソンで語彙・発音&リスニング力UP!

このアルクのボキャブラマラソン・シリーズの特徴は、
覚えた単語が、ある時はテストで、ある時はエッセイで、ある時はエッセイで、
。。。といった感じで、何度も登場し脳への定着するのを手助けしてくれます!!

また、例文も丸々音声付きで収録されているので、
実際に使いたい場面で使えるようシチュエーションごとに丸々勉強でき、
使いたい時に単語を引き出すきっかけも増やしてくれます。

。。。とは言え、非常に高い教材なので、費用をさえたいという方には、
単語本で安くて人気のある「DUO 3.0(基礎編)」もお薦めします!!
※但し、CDは別売りなので別途購入して下さいね。

これらの教材を「通勤や通学中の電車など」の隙間時間を使って、
繰り返し「見ながら、聞きながら、呟きながら」やると効率もとても良いですよ^^

 

正しい英語の勉強法!文法学習偏!!

 

学習法 (3)

 

文法の学習法でダメなパターンは、参考書で規則だけを覚えることです!!

これについては、当ブログでも何度もお伝えしているので、
当ブログのファン(いないかな?^^)なら、耳にタコができてると思います。

学校の授業や参考書で英語を勉強していると、
英語の法則を単純化して整理して覚えれば、文法の理解は完璧だ!!

。。。といった錯覚を抱いてしまいます。

ですが、参考書や学校で習う英文法は、
出題者が扱いやすいように整理した「都合の良い文法」でしかありません。

。。。というか、膨大な言語の規則を隅々まで掲載するのは元々不可能なんです。

 

例えば、分かりやすく具体的な例をあげると、
私達は学校で「willは未来を表す」と習いましたよね?

ですが、本来の「will」の意識は「主語の意志を表現する」ことであって、
実際に本当の未来を表現できているフレーズは「be going to」の方です。

Will you marry him?(君は彼と結婚するつもり?)← 単なる主語の意志
Are you going to marry him?(君は彼と結婚するつもり?)← 未来の予定

助動詞「will」は「主語の意志」を表現するための単語なので、
上の文の場合「結婚するつもり⇒未来のように感じる」というだけです。

しかし、学校で私達は「will=be going to」だと教わります!!

ですが、これって正しくないですし「本来のwillの持つ意識」ではないですよね?

そういう細かい「英語の意識」は文法書にはあまり書かれておらず、
また、言語自体もそういった文法だけでは「語り尽くせない部分」が多くあります!!

 

では、文法書に載っていない文法を身に付けるにはどうすれば良いのか?

それは文法書などで「基本の文法」を抑えたら、
今度は、実際に使われている場面に「とにかく多く触れること」です!!

よく言われている「習うより慣れろ」ってやつですね^^

そのためにお薦めの講座は鈴木拓先生の文法専用の通信講座です。

⇒ TOEIC高得点者でも英語が話せない理由!英文法の重要性!!

文法は全ての項目が複雑に絡み合っているので、
曖昧なまま進めてしまうと、どんどん理解できなくなってしまいますが、
独学で進めると、自分がどの項目で躓いてしまっているかを判別するのが難しいです。

ですがこの講座は、鈴木先生に直接メールで質問ができるので、
曖昧になっている項目が分かり、弱点をそのままにしてしまうことがありません!!

先生からの返信もスピーディーで分かりやすいので、
文法の土台をしっかりと固めるには、この講座を受ければ十分です。

⇒ ゼロからのやり直し教室「New Beginning!!」公式HP!!

⇒ 1年でTOEIC900点!分かる!解ける!英文法!公式HP!!

多分、学生時代に鈴木先生のような先生から英語を習えていたら、
もっと「英文法が好きになれる人は多かったんじゃないかな?」なんて思います^^

 

上で紹介した講座は、TOEIC対策はもちろん英会話にも効果抜群の講座です!!

ただ、どうしてもお金ないという方には、
大西泰斗先生の「一億人の英文法」をお薦めします!!

この文法書は従来の文法書と違い「英語の法則」だけでなく、
なぜ「英語がそういうルールになっているのか?」を分かりやすく教えてくれます。

⇒ グラマーUPで英会話上達!お薦め参考書!一億人の英文法レビュー

参考書で使われている単語が初心者には少し難しいので、
この本を使うのであれば、最低でも中学生レベルの英語は抑えておいて下さい!!

ちなみに鈴木先生の講座は、初心者でも問題なく受けらるので超お薦めですよ♪

 

正しい英語の勉強法!リスニング学習偏!!

 

悩み (5)

 

リスニングの学習法で良くない学習法は、人気の「英語の聞き流し」です!!

英語は日本語とは「全く違う音」として聞かなければ上達しません!!

また、英語は理解できないまま聞き続けても、
ある時を境に「突然それを理解し始める」なんてことは皆無です。

人間の脳は「繰り返される情報は大切なものだ」と判断する性質があるので、
理解できないものの聞き流しは、理解できないまま定着してしまう恐れがあります。

つまり全然分からないのに背伸びをしてCNNやBBCなど、
難しい英語を海外のニュースで聞き流すだけでは効果が薄いんですね。。。^^;

それよりも、聞き取れて理解できる簡単な英語を
何度も何度も何度も繰り返し反復して聞き、文字で確認してみたり、
実際に声に出して真似て練習をしてみたりすることの方が理にかなっています!!

 

リスニング用で、お薦めの教材は「NHKラジオ講座」です!!

中でも簡単な講座は。。。

1.基礎英語1
2.基礎英語2
3.基礎英語3
4.エンジョイ・シンプルイングリッシュ

この辺りの講座が、誰でも無理なく聞けて簡単な講座だと思います!!

⇒ 無料でリスニング力アップ!NHKラジオ講座を使った英語学習法!!

パソコンで「Caputure Stream」というソフトを使えば、
無料でダウンロードできるので、アイポッドなどに入れて持ち歩くと便利ですよ。

 

正しい英語の勉強法!スピーキング学習偏!!

 

学習法 (6)

 

ここまで、やってくれば英語のインプットに関しては相当のレベルになれます。

これまで日本語用にカスタマイズされてきた脳を
かなりの短期間で英語脳へと進化させる事ができていると思います!!

そうなってくると、次に重要なのがアウトプットつまり英会話ですよね?^^

では、英会話に必要な要素は何なのでしょうか?

それは、これまで積み重ねてきた理屈を「外に出す」ための練習です!!

 

英語に限らず人間の脳が言語を処理する際に働いている部位は、
全部で4つ「文法」「単語」「読解」「音韻」という研究結果が発表されています。

私達は脳が活性化している状態は、脳が活発に働いている状態だ!

。。。と思っていますが、言語を操るためには、実は逆の状態の方が良いです。

実際、研究結果によると、
英会話が得意な人が英語を話している際に働く部位は「文法」だけで、
英会話が苦手な人ほど、他の「単語」「読解」「音韻」の部位も反応しているそうです。

これは考えてみれば分かると思うんですが、
英会話が苦手だと「この単語は?」「この文章の語順は?」「この音はLとRどっち?」

。。。といった感じで、どうしてもいろいろ考えてしまいますよね?

それは、すなわち「脳が活性化している状態」ということになります!!

なので、英語を話す際は「極力脳が活性化していない状態」、
つまり何も考えずに英語がスラスラ出てくる状態になっている方が望ましいんですね。

 

では、実際「英会話の際に脳を活性化させないため」にはどうしたら良いのか?

それは、インプットの際に「手がかり」を出来るだけたくさん作っておく事!!
そして、それを「瞬時に引き出すための練習」を繰り返す事が重要です!!

そこで、お薦めなのが「英語ぺらぺら君シリーズ」になります。

⇒ 「英語ぺらぺら君(初級編)」のレビュー!体験談と効果!!

⇒ 「英語ぺらぺら君(中級編)」のレビュー!体験談と効果!!

このシリーズは、とにかく簡単な英語のみが使われているので、
脳が難しい英語を考える必要がなく、瞬時に話す練習を繰り返しできます!!

 

この「ぺらぺら君の効果」を野球で例えるなら、毎日の素振りに似ています。

野球の試合では、ピッチャーの投げる球に瞬時に反応して、
意識しなくてもバットを正しく振り抜けなければ、ヒットは打てないですよね?

ですが、それにはバッティングフォームを理屈で覚えただけではダメで、
実際に理屈どおりに「振るための練習」をしなければならないのと同じです!!

つまり、英会話は「半分が理屈で、残りの半分は練習あるのみ」なんですね^^

 

そして素振りで鍛えたら、今度はバッティングマシーンや練習試合に挑戦しましょう。

英語で言うならば、それはオンライン英会話や英会話スクールです。

ですが「英会話スクールに通っても英語は話せない」なんて話を聞きますよね?

でも、その原因は単純で「毎日素振りをしていない」からです!!

これも野球に例えると分かりやすいのですが、
素振りをしていない人は、当然バッティングセンターで球は打てないですし、
もちろん練習試合や本番でヒットやホームランを量産できるはずがありません!!

英会話もそれと全く同じ理屈です。

週一回、たった数時間・数十分バッターボックスでバットを振ったって、
よほどの才能とセンスがなければ、劇的に上達する事はないですよね?

⇒ 「DMM英会話」で英語を話す実践練習をする!!

⇒ 「レアジョブ英会話」で英語を話す実践練習をする!!

なので、オンライン英会話や英会話スクールは最後の仕上げでやるようにしましょう。

もちろん、素振りをしながらやると更に効果的ですよ^^

 

正しい英語の勉強法!伸びる学習パターン!!

 

助動詞 (1)

 

以上が英語のスキル別のステップアップ術になります!!

。。。

なんか大変そうですよね?^^;

でも長い道のりのように感じますが、実はこれらの学習は半年ほどでできます。

理由は、まず文法は「英語のルール」なので増える事はありません。
なので講座や参考書などで、みっちり3ヶ月も頑張れば着実にベースが作れます。

単語は無限にあるので、一生頑張るしかないですが、
リスニングは文法と単語のベースができていれば理解を広がるだけですし、
リスニングで覚えた知識やフレーズは、次の英会話に着実に活かす事ができます。

そして最後に実際に話す練習をして、英会話を鍛えれば英語力は着実に伸びます。

本当に簡単そうなステップじゃないですか?

でも、ステップを踏まずに「聞き流せば英語が話せる」と思っている人が多いです^^;

 

上の方法でやれば伸びますが、その際重要なのは「五感を活用」することです!!

具体的には。。。

・単語帳を見ながら、聞く、話す、書く
・参考書を読みながら、聞く、話す、書く
・問題集を解きながら、聞く、話す、聞く
・聞き取れる簡単な英語をたくさん聞く、読む、話す、書く

。。。などです。

脳に何かを記憶させて、
必要な時に瞬時に引っ張り出せるようにするには、
手がかりは増やせば増やすほど効果的ですし、脳科学的にも間違いありません。

 

そう考えると単語を調べる際にも、電子辞書でポンと調べるより、
紙の辞書を使った方が、物理的な位置情報も手がかりになりますし効果的です。

また、調べた単語に線を引くといった行動も、
記憶への手がかりになりますし、同時に他の単語も目に飛び込んできますよね?

そういった意味では、英語の学習は「感触」さえも「味方」に付ける事ができます^^

なので、英語は出来るだけ多くの器官を同時に使いながら学習するようにして下さいね。

 

前のページ ⇒ 英語を話せる人と話せない人!英会話習得のための3つのステップ!

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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)


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