日本人は英会話が苦手?英語が話せない3つの原因と解決策!!

 

英会話 (3)

 

今回も前回に引き続き英語の学習における悩みについてのお話です。

当ブログに寄せられた読者のみなさんのアンケートによると以下の4つ

1.モチベーションを保つことができない
2.口から咄嗟に英語が出てこない
3.英語の勉強をしているが上達を計測できないから実感が沸かない
4.英語の勉強を長く続けているけどなかなかできるようにならない

これらが圧倒的に多かったですが、あなたはの悩みはどうでしょうか?

今回は上の4つの悩みの中から、2番目に多かった悩み!!
「口から咄嗟に英語が出てこない」これについてお話します。

 

日本人が英語を話すのが苦手な原因は?

 

英語学習 (5)

 

日本人が英会話ができない、咄嗟に英語を話せない原因は何だと思いますか?

答えは以下の3つです。

1.難しい英語の詰め込みすぎ
2.英語を日本語に分析して考える癖
3.英語を話す練習不足

あなたも英語を話す際「この3つが邪魔だ」となんとなく感じませんか?

なんとなく、あなたが漠然と感じているその感覚は実は大正解で、
日本人はこの3つによって英会話が苦手にな人は多いです。

この3つの原因がどういうことなのか?ひとつずつ掘り下げていこうと思います。

 

難しい英語の詰め込みすぎ

 

英語学習 (4)

 

日本人が英語を話すのが苦手な理由のひとつが、難しい英語の詰め込みすぎです。

ご存知のとおり日本の英語教育は「受験」のための学習を主にしており、
スピーキングやリスニングには、ほとんど重点を置いていません。

実際、振り返ってみると、受験でスピーキングがある学校は少ないですよね?

その結果、単語とか文法とかがマニアックなものになってしまいます。

 

日常英会話レベルの英語であれば、中学校で習った文法で十分対応できます。

私達は高校では「仮定法、分詞構文、倒置法」などを新たに教わりますが、
こちらでネイティブが、それらを使っているのを聞いたことがないですし、
私自身もそれらを全く会話で使ったことがありません!!

そういった難しい文法は、書き言葉であって話し言葉ではないんですよね。

しかし私達は、話す時には全く使わない難しい英語を教わり、
更に悪いことに、それを中途半端にしか覚えていません!!

その結果、会話で無駄な選択しができてしまい迷ってしまうという訳です。

 

これは私がこちらに来て間もない頃に、学校の授業で経験した話なのですが、
「100年後にタイムマシーンは発明されているか?」という話になりました。

私はこの話題に対して「技術の進歩が。。。」と色々言いたかったのですが、
なんて発言したらいいのかかわからず、うまく言葉にできませんでした。

そんな時、隣にいたスイス人の女の子が一言「Too early.」と発言し、
私があれこれ難しく考えて言えなかったことをあっさり表現してしまいました。

こんな風に、私達日本人は会話の際に英語を難しく考えてしまう傾向があり、
しかも中途半端な英語力で考えてしまうので話せなくなってしまうわけなんです。

 

英語を日本語に分析して考える癖

 

英語学習 (1)

 

次に大きな原因としてあげられるのが、英語を日本語に直す分析癖です。

あなたも英語を聞く時は、聞いた英語を分析して考えて日本語に翻訳し、
話す時は日本語を英語に翻訳して、英文を作ってから話していませんか?

もしそうならば、それは長い時間かけて培われたものなので修正が難しいです。

 

日本の英語教育は「読み書き主体で話さない」などと言われていますが、
実際のところ、話すどころか読み書きすらまともにやっていません!!

あなたも学校の授業を振り返ってみてください。

学校の英語の授業で「英文を読む時間」はどれくらいありましたか?

。。。

おそらく生徒が順番に1行ずつ読んで終わりじゃありませんでしたか?

また書く方も穴埋めと選択問題ばかりじゃありませんでしたか?

それほど私達日本人は学校の英語教育の中では英語を使っておらず、
問題を解くための英語の分析にのみ力を入れて勉強をしてきています。

その結果、英語を日本語で考えてしまう癖がついてしまうという訳です。

 

英語を話す練習不足

 

英語学習 (2)

 

3つ目の原因としてあげられるのが、英語を話す練習不足です。

英語を話したいと思って英語を勉強している人も多いと思いますが、
そういう方は1日にどれくらい英語を話していますか?

机に向かって文法や単語やリスニングといった英語のインプットも重要ですが、
実際に話す練習をして英語を使わないと話せるようにはなれません。

これは英語を話す上で最も大事なポイントです。

英語を話すために文章を組み立てて、実際に口から出して話すことで、
英語の反射神経は培われて頭の中の英語の回路が繋がっていきます。

これについてはスピーキング学習法でもお話したのでそちらをご覧ください↓

⇒ 短期間で英語が話せるようになる!英会話を習得する秘訣は○○!

 

日本の英語教育は悪いの?

 

英語学習 (3)

 

ここまでくると、日本の英語教育がまるで諸悪の根源のように思えますが、
英語を理解し分析する力は英語を話す際にも必要なスキルですし、
今現在、私達が英語を少し理解できるのは日本の英語教育のおかげです。

また受験を突破するためには、絶対に必要なものでもあります。

たしかに英語を話すという側面では、あまり効率的ではないですが、
その分、知識としての英語は他の国に決して引けをとりません。

私が通っていた語学スクールの先生に以前このようなことを言われました。

「日本人は読み書きは素晴らしい、教育がよく出来ているからだろう、
しかし、いざ実際に英語を話すとなると途端に子供になる。。。」

実際、語学スクールのペーパーテストでは日本の生徒はとても優秀です。

ですが、授業中になると発言できず、他の生徒ともうまく話せません!!

 

原因は以下の3つなので、それらを直せ英話すことができるようになります。

1.難しい英語の詰め込みすぎ
2.英語を日本語に分析して考える癖
3.英語を話す練習不足

そしてその解決策は、英語を分析するのではなく使うことがポイントです。

なので、英語が咄嗟に口から英語が出てスラスラ話せるようになりたければ、
分析するまでもないほど簡単な英語を、たくさん聞いて話して使うようにし、
徐々にレベルアップさせていくようにしましょう。

英語の学習の方法やポイント、オススメの勉強法はこちらにまとめてあります↓

⇒ 英語学習の方法まとめ!!効率良く英会話を上達させるためには?

 

前のページ ⇒ 英語の勉強にやる気が出ない?モチベーションを上げる2つのコツ!

次のページ ⇒ 英会話の上達が実感できない人へ!効果を測定する英語の学習法!

 




※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)


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