やっぱり出合いの数が大事!英語力やリーディング力UPの秘訣!
以前に、私達日本人は英語を使う際に「分析する癖がある」というお話をしました。
それは、つまり多くの人が、英語を使う(話す、読むなど)の際に陥ってしまう
「話す事を考えてしまって、咄嗟に英語が出てこない」といったやつです。
⇒ 速読で英語の理解力と瞬発力をアップ!日本人の英語の癖!!
前回の記事では、その癖を直すには「速読がお薦め」というお話をしましたが、
今回は、それに加えて「本を多く読むことで得られるメリット」を紹介致します。
英語の本を速読するメリット
英語の本を「速読」することで、英語を分析してしまう癖を直すことができます。
⇒ 速読で英語の理解力と瞬発力をアップ!日本人の英語の癖!!
私達日本人が英語を聞けない、読めない、話せない、書けない、理由は、
無意識のうちに「英語を分析してしまう癖」にあります。
そして、この「分析癖」は日本の英語教育の中で叩き込まれてきたことなので、
一朝一夕で簡単に修正することは難しいです!!
実際、あなたも英語の長文読解の時だけでなく、リスニングもスピーキングも、
「英語⇒日本語、日本語⇒英語」と日本語主体で考えてしまいませんか?
その癖を修正し、英語を英語の語順でそのまま素早く理解するためには、
聞いた英語を分析しないこと、英文を返り読みをしないことが大事で、
英語の分析癖を出さないようにするためには「英語の速読」が一番です。
なぜ速読が一番効果的なのかというと、
自分の限界の速度で英語を読むことで返り読みや分析ができなくなり、
英語をそのまま理解せざる負えなくなるからです
その結果、英語に対する瞬間的な理解力と瞬発力を鍛えることができて、
「英語を英語の語順で理解できること」へと繋がってくるという訳です^^
試しに以下の英語の文章を「返り読み」や「分析」をせずに読んでみてください↓
Yuzuru Hanyu Wins Gold in Men’s Figure Skating
Yuzuru Hanyu got 178.64 points in the men’s free skating on February 14. With a total score 280.09, Hanyu won Japan’s first-ever men’s gold medal in figure skating. Tatsuki Machida took fifth place, and Daisuke Takahashi took sixth.
参照元:スペースアルク HEADLINE NEWS
内容は羽生選手のソチオリンピックでの結果についてです。
英語の中級者以上の人にはそんなに難しい文章ではないですし、
初級者でも、ゆっくり読めば理解できる簡単な文章だと思います。
こんな感じの簡単な文を「自分自身が理解できるギリギリの速度で読む!」
そんな訓練をすれば、英語をそまま理解できるようになれそうじゃないですか?
コツは返り読みをしないこと、自分が理解できる最速のスピードで読むことです。
もし仮に、この文章を素早く読んでみて理解できなかったのならば、
その方は、もう少しレベルを下げた文を読むようにしてください!!
速読は絶対に「なんとか理解できる」レベルのものを読むのはダメですよ!!
英語の本を大量に読むメリット
あなたが、普通に日本の英語教育を受けてきたのであれば、
中学校で使われている簡単な英語なら理解できると思います。
例えば「picture」という単語であれば、
「ええっと、pictureの意味は日本語で言うと。。。」
。。。と考えなくても意味が分かりますよね?
そうなると、仮に道端でカメラ片手の外人に突然英語で話しかけられたとして、
その中で「picture」という単語が出てくれば、相手の英語が分からなくても、
「写真を撮って欲しいんだろうな」っと想像で分かると思います。
でも、あなたは「picture」という単語の意味を子供の頃はご存知でしたか?
私は子供の頃は、この単語の意味を知りませんでした。
しかし、一度学んで意味を覚えて何度も何度も「この単語」に触れていると、
瞬間的に「picture=写真」と理解できるようになってきます!!
それが「英語を英語のまま理解しているという状態」です。
つまり、多く英語に触れるとそれだけイメージが感覚的に身に付くんですね。
実はあまり意識をしたことがないと思いますが、
日本語でだって「単語を意識して理解していること」は少なく、
単語を聞いた時に「イメージで閃いていること」の方が多いんですよ♪
例えば、
・野球 Baseball
・ペン Pen
・赤 Red
・ありがとう Thank you.
これらの日本語を見たときは、そのもののイメージがパッと浮かんできますよね?
また、すぐ隣に書かれている英単語を見た際にも、
この単語のイメージが日本語よりも先にパッと浮かんできませんでしたか?
その理由は、あなたがそれだけ多く、これらの英単語に出合っていて、
日本語を介する必要もないくらい、あなたの中に定着していたからなんですよ♪
では次の単語はどうですか?
・糖尿病 diabetes
日本語では病気の一種だとわかりますが、英語だとさっぱり分からないですよね?
でも、子供の頃は日本語でもそれがどんなものか分からなかったと思います。
大人になって「糖尿病が何なのか?」が理解できるようになった理由は、
これまでの人生で、この単語に何度も触れてイメージが定着したからなんです。
そしてイメージを持った状態で「diabetes」という単語に触れる機会が増えれば、
「diabetes」を見た瞬間に英語でも同じようにイメージが沸いてくるようになります。
英語(言語)を「理解する時」や「覚える時」というのは。。。
1.単語そのものを知らない
2.どこかで「見た・聞いた」けど何だっけ?
3.日本語に訳すと意味はあれだよね♪
4.瞬間的にイメージが浮かぶ
。。。といった感じで、段階を経て習得度が上がって行きます。
日本語を覚えた流れを振り返ってみると分かると思いますが、
日本語だって絵本や漫画などの簡単なものや周りの話していることなどが、
自然と目や耳から入ってきた触れて段階に経て覚えてきましたよね?
それと同じで英語も段階を経ないと覚えることはできないんです。
つまり逆を言うと、英語の「Baseball」や「Thank you.」をそのまま理解できるのは、
それだけあなたがその英語に何度も何度も接触してきたということなんです♪
なので「diabetes」だって、何度も接すればそのまま理解できるようになります。
つまり簡単に言うと、英語をそのまま理解できるようになるには、
あなたにとって「簡単な英語を増やしていくこと」が近道なんですね!!
そして、そのためには「簡単な英文を多く読むのが良い!」という訳なんです。
もちろん、簡単な英語だけではレベルアップは出来ないので、
時には自分にとって、少し難しい英語に挑戦していくことは必要です。
しかし、それ以前に私達日本人は「簡単な英語」に触れる時間が足りなすぎです。
そりゃ簡単な英語さえ「瞬間的に理解できない」のであれば、
英語を聞くのも、読むのも、書くのも、話すのも出来る訳がないですよね?^^;
なので、まずは簡単な英語に沢山に触れ、
どんどん英語を聞いて、読んで、話して、書いて、
徐々に難しい英語へステップアップして行くようにしましょう。
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)
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