英語のスラングは下品?かっこいい?勉強法や意味・上品な言い回し

 

英会話上達

 

英語(英会話)の勉強をしていると「スラング」という
英語特有の言葉を耳にすることがあります。

よく映画やドラマなんかで出てくる「Fワード」なんかがそうですね。

日本語の感覚だと「Fワード」は、「くそ!」とか「ちくしょう!」といった
感覚ですが、実際のネイティブが受ける印象は大きく違います。

そこで今回は「スラング」について解説していこうと思います。

 

スラングってどういうもの?

英語を勉強していると「スラング」をよく耳にしますが、
そもそも「スラング」というのはどういうものなのでしょうか?

 

「スラング」を日本語的な意味に直すと「特定の界隈のみで通じる言葉」で
仲間同士や同好者、同業者の間で使われる専門用語や俗語や隠語といったもの
に近くなります。

ただし専門用語とは違い、特定の分野の中でも正式な言葉としては認められていないもののことをいいます。

【参考元】Wikipedia

 

ただ、これは「スラング」を日本語的な解釈に置き換えた説明で
実際は日本語に「スラング」という概念はありません。

そして英語圏では「スラング」は“Swear word”と呼ばれていて、
非常に失礼な言葉であり、英語表現の中でも最も悪い言葉で、
学校などで使うと先生にこっぴどく叱られます。

なので「スラング」は、わざわざ勉強して覚える必要はないのですが、
「スラング」を知っていると、より会話の内容が深く理解できます。

 

スラングは下品?かっこいい?

 

英会話上達

 

「スラング」は主に若者の間で、HIP HOPやファッションなどの
流行に伴って派生することが多いので、かっこいいというイメージがありますが、
その分、流行り廃りも早く、あっという間に時代遅れになります。

日本語で例えるなら、流行語や流行りの一発ギャグみたいなものですね☆

なので、外すととても寒いことになります^^;

日本でも数多くの英語の「スラング」の本が販売されていますが、
実際は70年代~80年代頃に流行した言葉が多く、
それどころか日本で本にされる頃には既にブームが終わっている
なんてこともザラで、あまり役に立つものとはいえないでしょう。。。

ただし、映画やドラマの中や日常会話の中でも頻繁に出てくるので、
知っておいて損はないと思います。

 

具体的なスラングの例や意味は?

せっかくなので、映画などでもよく「クレイジーな」という
意味で使われている「スラング」をいくつか紹介いたします。

 

Nuts

スナックなどのナッツと同じ単語ですが、「狂っている」という意味でも
使われる代表的なスラングです。

海外ドラマの「アリー・マイ・ラブ(Ally Mcbeal)」の中でも度々出てきます。
同じような意味で“kookie”なんかも使われます。

使い方は単純に「He is nuts.(彼は気が変だ)」と使われたり、
「He drives me nuts.(彼のせいで気が変になりそうだ)」という風にも
変化したりします。

 

Bananas

これもバナナと同じ単語ですが「おかしな」「馬鹿げた」といった意味になります。
「Go bananas!(頭がおかしくなる)」という風になります。

バナナのモワッとした食感や甘いイメージから来ているのかもしれませんね。

 

Jacked up

機械や車などが「壊れた」時なんかに使いますが、そのまま人間にも当てはめて
使っている印象ですね。意味は「頭がイカレている」などの意味になります。
「He is all jacked up.(彼は完全にイカレちゃってるよ)」

この他にも“coo coo”“Bonkers”“Loopy”“Out of the box”など
クレイジーだけでも数え切れないほどの「スラング」があります。

 

品のあるスラングって?

元々は「スラング」だったものですが、中には格上げし俗語になったものや
下品な「スラング」を少し品のある形に改良した言葉などもあります。

例えば、“shoot”という単語、これはサッカーなどのシュートと同じですが、
ネイティブが良く使う“shit”を少し品良く言う際に代替語として使われます。

実際、海外ドラマ「フレンズ(Friends)」の中でも出てきています。

 

<その他の代替語の例>

Damn! ⇒Darn!/Dang!
Hell! ⇒Heck!
Fuck! ⇒Frick!/Shucks!

We had a really good time.(本当に楽しかったね♪)
We had a darn good time.(めっちゃ楽しかったね♪)

こんな感じでポジティブな方向へ表現を豊かにすることも出来ますし、
使えたらメイティブになったみたいで、ちょっとクールですね^^

 

【参考元】
サラリと言えると格好いいスラングな英語(河出書房新社)
ディビッド・A・セイン+岡悦子

 

下品なイメージの強い「スラング」ですが、使い方によってはかっこいいです。

 

スラングの勉強法!!

 

 

スラングの勉強法なんですが、最初に説明した通り、
時間を割いてまでわざわざ勉強する必要はありませんが、
会話を深く理解したり豊かな表現をするために覚えても良いと思います。

いろいろ調べたら「アフリカン・アメリカンスラング辞典改訂版」が、
アマゾンや楽天のレビューでも評判が良かったです。

あとは、楽しくスラングを覚えることが出来るお勧めの勉強法として、
アメリカの「サウスパーク」というアニメをオススメします。

このアニメは日本だと、なんとか委員会などからクレーム(笑)が来るような
ハチャメチャな内容を平気で放送していて、汚い言葉もバンバン使っていますw
ただ良く観てみると、実は以外に奥が深くテーマのある笑えるアニメです。

個人的には大好きなアニメなので興味があったら
「サウスパーク + 動画」で検索してみて下さい♪

次回は映画使った英語の勉強法をご紹介いたします。

 

前のページ ⇒ スクリプトで英語の勉強をしよう!オススメの海外ドラマはこちら!

次のページ ⇒ 映画を字幕なしで観るためのポイント!オススメ簡単英語上達法!!

 




※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)


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