効率的な学習の順番!リスニングの前に文法力と語彙力を高めよう!
英語を勉強している人の中には海外ドラマや映画を字幕無しで観たい!!
大好きな外国人映画スターやアーティストの声を生で理解したい!!
それらを目標に勉強している人も多いのではないでしょうか?
映画を字幕無しで観ることができたら、感動がより深いものになりますし、
大好きな歌手の話してることが聞き取れたら、本当に嬉しいですよね?^^
これから、いよいよリスニングの学習法について入っていきますが、
実はリスニングをやる前にやっておかなければならないことがあります!!
今回はそちらについて、お話します。
その英語ちゃんと理解できてまいすか?
英語においてリスニングはスピーキングと並んで英語学習の花形ですよね?
現代ではインターネットやケーブルテレビなどの普及で、
昔に比べて英語を聞ける環境が多くなってきました。
そういった事もあり、リスニングは英語の習得を目指している人にとっては、
一番とっつきやすく、しかも楽な勉強法なのではないでしょうか?
しかし、それだけに間違った学習をしてしまっている人も多くいます。
その代表的な例が「初心者の英語の聞き流し」なのですが。。。
ここで質問です!!
あなたは今リスニングの練習をやっていますか?
もし、やっているのであれば、しっかりと内容を理解しながら聞いていますか?
リスニングをしていて、80%以上内容を理解できていないとしたら、
それは間違った勉強法・間違った素材を選んでリスニングをしています!!
リスニングは一瞬で英語を理解しなければならない高度なスキルです。
そして、その理解力は一朝一夕で習得できるものではありません!!
英語を聞いて内容を理解するためには、
文法力・語彙力・使い方などの英語の基礎知識はもちろん、
知識・経験・イメージ・感覚など様々な要素も必要になってきます。
意外と知られていないのですが、言語を聞いたり話したりできる能力は、
英語などの語学力だけが、ものを言うわけではないんです!!
英語を聞いて先を予測できる知識や能力や経験、
聞いた瞬間に閃く感覚やイマジネーションや文の構成を分析する力、
そういった二次的要素もリスニングやスピーキングには必要です。
そして、そのための知識のひとつが文法と単語などの基礎知識です!!
文法なんて退屈なテストのための知識でしょ?
単語なんて意味さえ分かっていればいいんでしょ?
。。。なんて、思ったら大間違いです!!
文法を知っていれば、文の構成を理解できるようになります。
また、単語の性質を知っていれば、単語同士の相性も分かるようになります。
つまり、文法などの知識があった方が、次に何が来るのか予想できるので、
リスニングやスピーキングをする際に圧倒的に有利なるというわけなんですね^^
なので、その力を養うための効率的な順番は以下の通り↓
1.文法 + 日常的な単語 + リスニング
2.本気でリスニング + 日常的な単語
3.英会話 + 日常的な単語
4.難しい単語
。。。となるわけです^^
文法と聞くと学生時代の苦手意識が蘇ってきてしまいますが、
第一段階の文法と単語力は中学生レベルで十分です。
そのレベルでディズニー映画くらいなら字幕無しで普通に観れます。
なので、まずは文法力と語彙力を中学生レベルまで上げましょう!!
リスニングに本格的に取り組むのは、その次にしてくださいね♪
文法力と語彙力は実践で磨ける?
さて、そんなリスニングのための文法力と語彙力なのですが、
「そんなのリスニングしまくって実践で身に付ければいいよ」
。。。なんて思っていたりしていませんか?
確かに実践の中で研ぎ澄まされる感覚や経験は大きいですし、
その中でしか身に付けられないものも多々あります!!
でも、逆に練習の中でしか身に付けられないものもあるんですよ。
例えばそれを野球に例えると。。。
あなたは素振りをしない野球選手を知っていますか?
世界で活躍して華々しい成績を残しているイチロー選手、
彼は試合でしかバットを振らないのでしょうか?
。。。
そんなことないですよね?
間違いなく本番のバッターボックスに立ってバットを振っている回数よりも、
何十倍、何百倍も多く素振りをしているはずです。
そんな風に普段から地味な基礎トレーニングをしっかりと積んで、
コツコツと素振りのタイミングや体の動かし方などの感覚を磨いているからこそ、
メジャーの剛速球や変化球に臨機応変に対応できるのではないでしょうか?
英語もそれと全く同じです。
基礎ができているからこそ、リスニングをした時に内容を瞬時に判断し、
聞きな慣れていない英語になっても、臨機応変に対応できるようになります。
そして、そういう力を付ければ付けるほどリスニング力は上がります。
最初から天才のバッターなんていないんですよ!!
もちろん、実践のみで力を伸ばすこともできるのは確かです。
ですが、素振りで正しいスイングを身に付けたバッターと、
天性の感覚や才能だけでバッターボックスに立っているバッターでは、
どちらがヒットを量産できそうですか?
間違いなく地味な素振りで練習してきたバッターの方ですよね?
でも、何故か英語になると「聞き流し」から始めてしまう人が多いんです^^;
しかしそれでは、素振りも何もせずに打席に立つ野球選手と同じです!!
なので、英語の学習はこの順番↓
1.文法 + 日常的な単語 + リスニング
2.本気でリスニング + 日常的な単語
3.英会話 + 日常的な単語
4.難しい単語
この順番で学習することが、使える英語力を身に付けるためには重要です。
英語は積み重ねが非常に重要なスキルです。
逆に言えば、順番さえしっかり守ってコツコツと勉強を積み重ねていけば、
大した時間もかからずに、日常英会話なら簡単に習得できます。
それも驚くほど簡単にです!!
そして日常英会話を習得できたら、実践練習がたくさんできるので、
加速度的に英語の総合力を上げていくことができます。
これは経験上、間違いないです!!
なので、まずはリスニングの学習を始める前に、
英語の基礎となる文法力と語彙力を中学生レベルまで高めましょう!!
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)