基本動詞を使いこなそう!「Take」の英語本来の意味とイメージ!

 

take (2)

 

英文を組み立てる際に最も重要な文の要素は「主語」と「動詞」になります!!

なぜ、主語と動詞が大事なのかというと。。。

主語は文中で「文全体の主人公の役割」を果たし、
動詞は文中で「文全体の流れを決めるストーリーの役割」を果たすからです。

なので、英語や英会話も漫画や映画やドラマなどと同じで、
主人公である主語とストーリーである動詞さえ決まれば作ることができます。

今回は、そんな英語の重要な要素の中から「Take」のイメージをお伝え致します。

 

(復習)英語は「誰が何をする」をイメージしよう!!

 

take (3)

 

英語では「誰が何をする?」を英語本来のイメージを使って作るのが大事です。

どういうことか、分かりやすい例をあげると。。。

I’ll take the medicine.(薬を飲みます)

このような文があるとします。

まず、この「薬を飲みます」という文を英語にする際に考えなければならないのが、
主語の部分、つまり「”誰”が薬を飲むのか?」になりますよね?

ですが、日本語は「薬を飲みます」のように主語が省略されることが多く、
英会話に慣れていないと主語に何を使うべきなのかが直ぐに浮かんできません。

その際、重要なのが「誰がその動作をするのかをイメージすること」です!!

 

例えば、食事中に「誰かに塩を取って」とお願いするとすると。。。

Can you pass me the salt?(塩とってくれない?)

。。。となりますよね?

この文では「塩を使いたいのは自分」だけど「塩をとる動作をするのは相手」です。

なので、主語は「あなた」を使うのが正解になるというわけです。

⇒ 英会話を感覚的に理解しよう!英語と日本語の考え方の違いと法則!

 

そして次に考えなければいけないのが動詞の部分、つまり「何をする?」です!!

その際、私たちは動詞を日本語の意味に対応させて作ってしまいがちです。

× I’ll drink the medicine.(薬を飲みます)

ですが、本来英語のイメージで文を作ると以下のようになります!!

○ I’ll take the medicine.(薬を飲みます)

日本人は英語と日本語を1対1で意味を対応させて覚えてきてしまっているので、
上のような文でも「飲む=Drink」と考えて文を作ってしまいます。

しかし、英語は動作の描写を好むので「飲んでる姿」という情景の描写ではなく、
動作の描写「薬の成分を取っている」という動作で文を作るのが自然です。

× I’ll drink the medicine.(薬を飲みます)
○ I’ll take the medicine.(薬を飲みます)

日本語の感覚 ⇒ 薬を「飲む」という状況や情景の描写
英語の感覚  ⇒ 薬の成分を「取る」という動作の描写

なので、動詞は意味ではなく「動作のイメージ」で抑える必要があるんですね。

⇒ 英語は中学生までの知識で話せる?基本動詞で英会話を習得しよう!

 

基本動詞「Take」の英語本来のイメージを捉えよう!!

 

take (1)

 

基本動詞「take」の英語本来のイメージは「掴んで運ぶ・取り入れる」です。

しかし、私たちは学校の授業では、以下のように意味を覚えてきました。

・Take ⇒ 取る
・Take ⇒ 掴む
・Take ⇒ 捕らえる
・Take ⇒ 手に入れる
・Take ⇒ 受け入れる …etc.

ですが、英語はこんな風に日本語と1対1で対応させて覚えてはいけません!!

基本動詞「take」を正しく理解する際には以下のイメージを捉えてください!!

 

何かを掴んで運ぶ・取り入れる・取るイメージ

take

 

このように捉えると、基本動詞の「take」を正しく使えるようになります。

例えば。。。

1.何かを取る・奪取するなど

I will take some fish.(魚を捕まえるつもりです)
I took the first prize at the contest.(コンテストで1位を取った)

日本語の動詞は違いますが、英語では全部「take」のイメージになります。

2.何かを取って運ぶ

Can you take me home?(家へ連れてってくれますか?)
Can you take this to the office.(これを事務所に持っていって)

上の例文のように「何かを掴んで運ぶイメージ」も「take」のイメージです。

3.何かを取り入れる

I will take the medicine.(薬を飲みます)
He took the advice.(彼はその意見を取り入れました)
We took him into the group. (私たちは彼をそのグループへ加えた)

物理的なモノだけでなく「何かを掴んで取り入れる際」にも「take」が使えます。

4.何かをする

I took a meal.(食事を取った)
Let’s take a taxi.(タクシーに乗ろう)
He always takes a walk after lunch.(彼は昼食後いつも散歩します)

何かを行う際にも「選択肢の中から取るイメージ」つまり「take」が使えます!!

つまり「take」を使えるようになるには「意味を覚える」のではなく、
「何かを掴んで運ぶ・取り入れている」というイメージが大事になるんですね♪

 

そして、本来の動詞のイメージが掴めるようになると英語は簡単になります。

なぜなら。。。

I’ll take you to the museum.(博物館へ連れて行ってあげる)

連れて行く ⇒ あなたを掴んで運ぶイメージ

I took some photos in the museum.(博物館で写真を撮ったよ)

写真を撮る ⇒ 何かを取る・捕らえるイメージ

You should take the deal(その取引を受け入れるべきだ)

受け入れる ⇒ 選択肢の中から掴んで選ぶイメージ

こんな風に日本語の意味など意識せずに文章を作れるようになるからです!!

 

どうでしたか?

今回の「take」のイメージは少し捕らえどころがなく難しかったですよね?^^;

でも、間違えても良いので実際に使ってみて感覚を掴む事が大事です。

目の前のものや選択肢の中から「ヒョイッと取る・運ぶ感覚」が肝です、
取って運ぶ、取り入れる、する。。。などの本来のイメージを掴む練習をしましょう。

 

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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)


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