ベトナム人のぼったくり魂!サパでふっかけられて思ったこと!!
。。。という訳で、沈没しかけたハノイからいよいよサパへ向けて出発です。
朝6時半のピックアップに乗り、
宿から「謎の旅行会社っぽいお店」に到着、
そして何の説明も無く颯爽と去っていくピックアップのおっちゃん。
最終的に謎のお店の前にポツン残された私
どうやらベトナムをはじめ、東南アジアで長距離バスに乗る際は、
特に「何で待つのか説明が無くてもとりあえず待つ」のが当たり前なようです!!
う~ん、奥が深いですね。。。
サパ行きのバス乗り場
他の観光客も説明無く待たされて少し不安気
さて、そんなハノイからサパ行きの待ち時間なのですが、
ベトナム人の金銭感覚や商売根性について少し書きたいと思います。
まず、バス待ちをしていると、当たり前のように商売人がわんさか寄ってきます。
「お土産はいらんかね~?」
「サングラス買わんかね~?」
「フルーツ美味しいよ~」
「ジュースはどうだい?」
「バイクタクシー乗ってくかい?」
それはもう、ホントうざったいくらい寄ってきます。
しかも、みんな最初は料金をかなり吹っかけてくるので厄介です!!
実際、そういうのがパワフルでもあり鬱陶しくもあるのですが、
それが「ベトナムという国なんだ」という風に少しずつ慣れてきました。
そんな中、朝食用に屋台でパンを買いました
もちろん、パン屋のおばちゃんも当たり前のように吹っかけてきます!!
渋って買うのを辞めるそぶりを見せたら、少し安めを言ってきて、
笑って「バカにしてるのかい?」というそぶりを見せたら更に安くなります。
結局、最初は2万ドンだったパンが最終的には1万ドンになりました。
因みに、私の後に買った欧米人は2万5千ドン払ってました^^;
よく「海外では日本人はぼったくられる」なんていう話を聞きますが、
実は、欧米人の方がぼったくられてると思います。
待つこと20分、バスが到着
バスの中はこんな感じ
足を伸ばして寝れるようになってます
さて、そんなこんな、バスが到着し、山道を揺られ進むこと8時間、
。。。ついに目的地サパに到着!!
長旅で疲れた体をほぐそうとバスから降りたのも束の間、
今度はバイクタクシーの親父達が観光客を襲撃し争奪戦が始まります!!
「どこへ行くの?」
「乗っていくかい?」
「良い宿知ってるよ」
「たった5ドルだよ」← どこへだよ(。。。と心の中でツッコム)
ホントにカネカネし過ぎてて疲れる国、それがベトナムです^^;
観光客に群がる「ゾンビのようなバイタクの親父達」を華麗にスルーし、
そのまま近くにあったバスターミナルの建物へ避難、お腹も減っていたので食堂へ
ターミナル内の食堂
食堂内でフォーを注文(4万ドン)
しかし、避難したのも束の間、今度は「謎の民族」の襲撃に会いました。。。
笑顔で話しかけてくる謎の民族(後にモン族と判明)
そんなモン族のおばちゃんが最初に始めたのがお土産攻撃です!!
背中に背負った大きなかごを降ろし、
頼んでもいないのにポーチやらいろいろ取り出して売込みを始めてきます。
「お土産どう?」
「これ20ドルでどう?」
「このスカーフなんか彼女にどう?」
そんなバイクタクシーの襲撃や民族の襲撃を受けて気づいたこと、
それは「彼らはお金が貰えれば客の考えなんてどうでも良い」ということです。
だから、一見さんである観光客には平気で高値で吹っかけてきます。
更に騙せるものなら騙そうと虎視眈々と狙っています(笑)
もちろん、中には良い人もいますが、ベトナムを1ヶ月旅して、
売り込みやお金の話をせず、友人のように接してくれた人はたった2組だけです。
でも、よくよく話を聞いてみると彼らにはそうならざる負えない理由があります。
例えば、にこやかに話しかけてきたモン族のおばちゃん達!!
これは彼らの古い習慣ですが、
基本的に男性(旦那さん)は働かないらしく、
家事や育児や商売などは女性(奥さん)の仕事なんだそうです。
なので、このモン族のおばちゃん達は学校へ行ったことがないそうですが、
生きるために英語とフランス語も身に付けたんだそうです。
そう考えると、彼らの押し売りやぼったくりは生きるためなんですね。
まぁ、だからと言って「人を騙して良い」って訳ではないのですが。。。^^;
さて、そんな話はさておき、お土産攻撃を続けるモン族のおばちゃん達ですが、
こちらが買う気がないと分かると、次の作戦を申し出てきます。
それは観光案内です。
実はこの「サパ」という街はトレッキングが人気の街で、
山や棚田を歩きモン族の村を訪れるというツアーが至る所で開催されています。
普通に現地のツアー会社でトレッキングを申し込むと、
1日ツアーで約15ドル、2日ツアーで25ドルが相場になります。
それを知っている彼女達は、少し安めの価格で猛アピールをしてきます!!
最初は「うざったい」と思っていましたが、
旅行会社を通すよりも面白そうでディープな旅ができそうだったので、
とりあえず街の中を案内してもらい、彼女達の腕前を確かめることにしました。
サパの民族博物館
おばちゃん(スーさん)はザオ族らしい
ハムロン丘でお茶を奢ってあげました
お茶を飲むスーさん、実は同い年
スカーフや洋服に刺繍をするスーさんの姉
いろいろ話しているうちに少しモン族(スーさん)の村にも興味が沸いてきたので、
後日トレッキングに一緒に行くことにして、その日はバイバイ!!
いきなりの買え買え攻撃は、正直うざったくてしかないんだけど、
こういう風に関わりを持ってからの売り込みならば逆に楽しかったりしますね♪
教会の前の広場でスーさんと談笑
ベトナムは、よく「ぼったくりがすごい国」と言われていますが、
実はそれは違くて、双方が納得した価格で商売を行っている国だと思います。
なぜなら、日本では定価が当たりなので「値段はお店がつけるもの」だけど、
ベトナムでは「値段はお互いの話し合いで」決まるからです。
定価に慣れている我々日本人は「騙された」と感じたりするかもしれませんが、
ベトナムでは「それでいいのだ」と最近は思うようになってきました。
吹っかける側も、吹っかけられる側も笑顔でやりとりをし、
双方がその値段で納得し「物の売り買いや取引き」が成り立っている。
それが周りに比べると高い値段でも、納得して買ったのだから成り立ちます。
。。。そう考えると「煩わしい売り込みやぼったくりの値段」も、
旅の一部に思えてきて、彼らとの会話が楽しくできるようになりました^^
前のページ ⇒ ハノイからサパへ行こう!現地ツアー会社のおばちゃんの話!!
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■今日のフレーズ「高すぎるよ!!」
旅行中は、タクシーなどに乗る際にふっかけられることがよくあります!!
その際に、使うのがコレ!!
It’s too expensive.
フレーズ自体は簡単ですが、使う際に重要なのはジェスチャーになります。
値段を聞いた後、このフレーズを半笑いで相手に伝え立ち去るフリをしましょう、
そうすれば、大抵向こうが折れて価格を下げてきます。
そして、更にそれを小馬鹿にした感じで笑いながら「高い」と言い、
「もうお前とは話をしない」というフリをして立ち去るそぶりを見せましょう!!
これで大抵底値まで下げることができるので、是非トライしてみて下さいね♪
⇒ ベトナム語でコミュニケーション取るなら!旅の指さし会話帳!!
※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)
ちょろさん、こんにちは。
ベトナムから書き込みます。
「値段はお互いの話し合い、納得した価格」
だといいのですが、以前、
「日本には、買い物の際、ベトナムみたいな外国人いじめはありますか?」ってベトナム人に聞かれたこともあります。
あとバイタク、バスの中での車掌との交渉、商品購入時の価格交渉中に、関係のない近くにいたベトナム人が売り手の加勢をしだし、「その値段は普通だよ」といった具合に寄ってくる。
ダナンーホイアン間のバスでは、往復とも余計に請求してきました。
正規料金は16000ドンですが、往路は、車掌が「金」、私「いくら?」 すると答えない。で50000ドン札を見せてくるので、「それは高すぎでしょ」といって、「30000位か?」と聞いたら、横のおばあさんが、「30000」。(実は16000という落ち。ばあさんも車掌の味方して、外人ボッタに協力してた。
帰りは、料金を知っていたので、払おうとしたら、「25000」とバレバレなのに車掌が執拗に言い張り、周りの乗客も、「あなたは”バス停で降りるから”25000」と訳の分からない言い分で加勢しだして。もう疲れましたww。 「バス停以外で止めてやるから、多めに払え」なら理解できますけど、正規のバス停で降りるから(9000多い)25000払えって、」 無茶苦茶すぎて、ベトナム文化って
どうして、来越の外人を搾取の対象にしか見てないのような人が多くいるのか、テレビでそんな感じの考えが植え付けてるのですかね。
今泊まってる町の宿(ニャギ)も、夜8時に町について、足元を見られたのか、1泊目は35万ドンから絶対に下がらず、2泊目は午前中に別のニャギーじゃない各上のホテルを15万ドンで見つけて、移動しようとしたところ、「その宿いくらって」聞いてきて、「15万」って答えたら、「12万ドンでいいよ」、「いやいや移動します」って言ったら、最後は「10万ドンでいい」って言ってきましたねww。ベトナム人は最初からそのぐらいで泊まれるのでしょうね。
事情を知らないなどの隙があると相手の払えるギリギリまで釣り上げる習慣は冷たい感じがしますね。
>さいちゃんさん
コメントありがとうございます。
ベトナムのぼったくり精神には、ホントに疲れますよね(^^;
金にうるさいとは知っていましたが、お金に対しての執着心が強くて、
平気で人の物は盗むし、金は盗むし、ぼったくるし、
ベトナムはそういう国なんだと思います。諦めるしかありませんw
外国人へのぼったくりに協力的なのは、アフリカもそうですよ。
因みに、さいちゃんさんはホテルとかは飛び込みで決めている感じですか?
ぼったくられたくなかったら、AGODAなどのネット予約をお薦めします。
ネット予約サイトで評判の良いところにすると、それ以上請求されることはないです。
訳の分からない宿への飛び込みや紹介で行く宿はカモられるので要注意です。
バイクタクシーもぼったくりが多いので利用しないことをお薦めします。
カモがネギ背負って歩いているように、彼らには見えていることでしょうw
移動手段は泊まった宿が良ければ、そこで手配するのが比較的ぼったくられません。
ベトナムでは宿泊先や移動手段など、行き当たりばったりが一番ぼったくられるので、
行き先を決めたらあらかじめ手配しておくといいですよ。