英語や英会話習得のために!インプットとアウトプットを学ぼう!!
皆さんは何のために英語を勉強していますか?
学生時代は、期末テストや受験や就職に向けてやってましたし、
社会人ならば、旅行や仕事のためという人が多いと思います。
今回はそんな英語の学習の中でもポイントとなること、
インプットとアウトプットについてお話します!!
インプットとアウトプットって何?
インプットとアウトプットって聞くと難しく感じますが、
そもそもインプットとアウトプットって何なのでしょうか?
簡単に言えば、インプットとは、
自分の中に蓄積されたノウハウやスキルや経験のことを指し、
また、それらを吸収する作業のことを指します。
具体的には、漢字を読んだり英語を聞いたりするスキルなどで、
私達はインプットによって情報を理解することができます。
一方、アウトプットとは、
漢字や英語、知識やスキルなどのインプットしたものを使って、
外部に情報を伝えたり影響を与えたりすることを指します。
具体的に言うと、執筆やブログ作成や会話などで、
アウトプットはインプットした知識や経験などから生まれて、
それを相手に伝えることです。
では、このインプットとアウトプットの考え方を元に、
英語に必要なスキルをそれぞれインプットとアウトプットに分けると、
以下のようにわけられます。
・リーディング(インプット)
・リスニング(インプット)
・ライティング(アウトプット)
・スピーキング(アウトプット)
・発音(アウトプット)
外部から自分の中に情報を伝えるためのスキルはインプット、
自分から情報を発信するためのスキルはアウトプットになるんですね!!
インプットとアウトプットの差を考えよう!!
さて、そんなインプットとアウトプットの概念を理解したところで、
とても重要なことがあるのですが、それは何だと思いますか?
答えは「インプットとアウトプットのギャップ」です。
どういうことか分らないと思うので、具体的にギャップを見てみましょう!!
あなたは以下の漢字を読めますか?
・薔薇
・蕎麦
・林檎
・蜜柑
・葡萄
凄く簡単ですよね?
おそらくほとんどの人が読めたと思います。
では、以下の仮名を漢字で書けますか?
・バラ
・ソバ
・リンゴ
・ミカン
・ブドウ
読めたのに書こうとしたら、書けなかった人も多いんじゃないでしょうか?
これがいわゆるインプットとアウトプットの差です。
そしてこの差は縮めることはできても、完全に埋めることはできません!!
アウトプットを強くするには?
もちろん英語にも、このインプットとアウトプットの差はあります。
例えば、海外旅行で英語で話しかけられて理解できたんだけど、
返事を返そうとしたら、思うように英語が出てこなかった。。。
そういった経験をしたことありますよね?
これが英語で言うインプットとアウトプットの差なのですが、
その差を埋めるには、以下の2つの方法が重要になってきます。
1.インプットした内容の理解度を高める
2.インプットの量を増やす
具体的にはどうするべきなのか、ひとつひとつ見ていきましょう!!
インプットした内容の理解度を高める
一つ目の方法は「インプットした英語の理解度を深める」です。
例えば先ほどの仮名↓
・バラ = 薔薇
・ソバ = 蕎麦
・リンゴ = 林檎
・ミカン = 蜜柑
・ブドウ = 葡萄
これらをこのように漢字でも全部書けた人は、理解度が高いと言えますよね?
この他にもスポーツなどもそうです。
ゴルフで球を遠くへ飛ばすためにスイングを本で研究したとします。
その際に「腕の振りがこうだから遠くへ飛ぶ」とスイングを理解してる方が、
理解していないよりも、アウトプットしやすく上達も早くなります!!
インプットの量を増やす
二つ目の方法は「インプットの量を増やす」です。
例えば先ほどの仮名↓
・バラ = 薔薇
・ソバ = 蕎麦
・リンゴ = 林檎
・ミカン = 蜜柑
・ブドウ = 葡萄
これら5つの文字のうち
・バラ = 薔薇
・ソバ = 蕎麦
・リンゴ = 林檎
この3つを覚えた人よりも、
当然5つ全部を覚えた人の方が多く漢字を書けますよね?
つまり単純にインプットの量が多いほどアウトプットも強くなるわけです。
これらを踏まえても分かるとおりアウトプットするのに大事なこと、
つまり英語で言う。。。
・ライティング(アウトプット)
・スピーキング(アウトプット)
・発音(アウトプット)
この3つのスキルを強くしたいのであれば、
1.インプットした内容の理解度を高める
2.インプットの量を増やす
この2つを意識して、インプットを強くする必要があるわけなんです!!
英語学習者がやってしまうありがちな失敗!!
さて、そこで多くの英語学習者がやってしまう失敗があるのですが、
それはいったいなんだと思いますか?
答えは。。。
1.インプットした内容の理解度を高める
2.インプットの量を増やす
この2つのうち「片方しかやらない」ということです。
具体的に言うと、一番ありがちなのが「英語の聞き流し」です。
確かに聞き流しをすれば「インプットの量」は増やせますよね?
ですが、もう一つの「内容の理解」はどうでしょうか?
間違いなく、元からある程度の英語力が備わっていなければ、
ただの雑音に感じてしまい、何を話しているのか理解できないと思います。
ですが、それを考えずに「某聞き流し教材」を有名だから
。。。という理由だけで、よく考えずに購入してしまう人が多いんです。
(あれは内容を理解できる中級者以上のための教材です!!)
もちろん大量に英語を聞きまくれば少しは効果があります。
1.インプットした内容の理解度を高める
2.インプットの量を増やす
この2つのうち「インプットの量」は確実に増やせるわけですから。。。
ですが、量だけで簡単に習得できるほど英会話はあまくありません!!
考えてみて下さい!!
日本語環境で育ち毎日毎日日本語に触れているにもかかわらず、
あなたの話す日本語は完璧な日本語ですか?
それを「ただでさえ理解度の低い英語」でやっているのですから、
それだけで英会話が習得できるなんて虫のいい話があるわけありません!!
英語の聞き流しは、英会話初心者の方には早すぎるので、
まずは効率的な順番で英語を学習していくようにしましょう!!
効率的な英語の学習の順番
効率的な英語の学習の順番は、この順番です↓
1.文法 + 単語 + リスニング
↓
2.本格的にリスニング + 単語
↓
3.英会話 + 単語
↓
4.本格的に単語
なぜ、この順番なのかというと「英語を理解できるようになるため」です。
当たり前ですが、単語を知らなかったら文章は理解できないですし、
単語が分っても文の構造が分らなかったら理解できないですよね?
なので、効率的な英語の学習はこの順番!!
よく「英会話に文法は必要ない」などと言われていますが、
最低レベル(中学生レベル)の文法力と語彙力は絶対に必要です。
確かに、実際の話し言葉は文法的に間違いだらけですし、
話をする際にもネイティブは文法を全く意識していないと思います。
ですが、考えてみてください!!
実際、私達は会話では文法を全く意識せずに話していますが、
気づいていないだけで普段から頭の中では文法が大活躍しています。
例えば、英語で過去のことを話す際は過去形を使いますよね?
その際、簡単な英語であれば考えるまでも無く瞬時に出てきますが、
ちょっと難しい英語になると同じなのに考えてしまい話せなくなってしまう。。。
それこそが文法を使っている証拠です。
それを全く考えていないように自然に感じるのは、
考えるまでもないほど感覚的に文法が身に付いている!!
つまり「インプットした内容の理解度が高い」からに他なりません!!
日本語では数稽古でそれを可能にすることができました。
では、英語では?
数稽古でそのレベルに達するには「時間」がかかりそうですよね?
じゃぁ、どうすればいいのか?
その答えは簡単です。
内容を理解しながら数稽古をこなせばいいんです!!
では、そのために必要なのは。。。もちろん「文法」と「単語」ですよね?
なので、英語を早く正確に習得したければこの順番!!
1.文法 + 単語 + リスニング
↓
2.本格的にリスニング + 単語
↓
3.英会話 + 単語
↓
4.本格的に単語
まずは、英語を理解できる必要最低限の文法力と語彙力を身につけて、
それから大量の英語に触れる数稽古をしていきましょう!!
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)