英会話を始める前に!インプットとアウトプットの差と学習の順番!

 

リスニング (1)

 

今回からは、いよいよ英会話・スピーキングの学習法をご紹介します!!

英語の勉強をしている人の多くは、英会話ができるようになりたい!!

どの程度まで伸ばしたいのかは、それぞれ差はあると思いますが、
英会話の習得を目標に英語を勉強している人も多いのではないでしょうか?

海外旅行や日常英会話レベルのならば、案外簡単に習得できますが、
ビジネスやネイティブレベルまで伸ばそうと思ったら一生勉強になります。

今回は英会話を始める前に大事なことをお話して行こうと思います!!

 

インプットとアウトプットの差!!

 

英語 (5)

 

これまでにもお伝えしてきましたが、インプットとアウトプットには差があります。

このインプットとアウトプットとは簡単に言うと。。。

インプットとは、自分の中に知識やスキルを吸収することを指し、
アウトプットとは、それらを使って発信していくことを指します。

英語で言ったら、文法や単語を覚えることやリスニングやリーディングがインプット、
問題を見て、それに答えることやスピーキングやライティングがアウトプットです。

そして、アウトプットできるものはインプットできたものの中からごく僅かです!!

 

分かりやすく例をあげると。。。

例えば「薔薇」という漢字、この字は読めても、書けなかったりしませんか?

英語の場合は「聞き取れるのに話せなかった」なんてこともあると思います。

これがインプットとアウトプットの差で、そして凄く重要なことなのですが、
インプットとアウトプットには、とてつもないほど大きなギャップがあります!!

では、どのくらいの差があるのか?

それを具体化するのは難しいですが、数値で表すとしたら、
インプットが10としたらアウトプットが1と言ってもいいくらいかもしれません。

 

じゃぁ「その差は埋めることはできないの?」って思いますよね?

結論から言えば、インプット10に対しアウトプット10にする事はできないですが、
インプット10に対しアウトプット9.999...にすることはできます!!

そのために重要なことは。。。

1.インプットの質を高める
2.インプットの量を増やす

この2つです!!

 

インプットの質を高める

インプットの質を高めると、アウトプットの質を上げることができます!!

例えば先ほどの例であげた「薔薇」という漢字、
この漢字を読めるけど書けないA君と、この漢字を読めて書けるB君、
この2人の差はインプットの質の差に他なりません!!

B君の「薔薇」という漢字に対する理解度がA君よりも高いので、
B君は「薔薇」という漢字を読むことも書くこともできるわけです。

そう考えるとアウトプットのレベルを上げる、つまり英会話をするには、
インプットで文法やリスニングなどの理解度を上げることが重要になります。

 

インプットの量を増やす

インプットの量を増やすと、アウトプットの量を増やすことができます!!

例えば先ほどの例であげた「薔薇」という漢字、
この漢字を読めて書けるB君が、今度は英語でこの単語を覚えました。

するとどうでしょうか?

当たり前ですが、B君は英語でも「Rose」と言えて書けるようになります。

 

こんな風に考えるとインプットがいかに大事なのかが分かりますよね?^^

つまり逆を言えば、インプットが弱い人や十分にできていない人は、
アウトプットしようとしてもできないですし、上達が遅くなってしまうんです。

もちろん、中には勘が鋭く英語の才能があるので、
インプットが不十分でもアウトプットがそこそこできる人もいますが、
どんな天才でも才能のみで進むには限度があります!!

これは英語に限らずスポーツなどにも言えることですよね?

一流の選手ほど、地道に質と量を兼ね備えた練習を積んできたはずです。

 

英語は誰でも覚えられる言語なのでスポーツほどの才能はいりませんが、
それでもインプットの質と量なくして使いこなすことはできません!!

海外旅行や日常会話程度であれば、難しい知識は必要ありませんが、
英語を仕事にしたいと考えている人には、インプットの質と量は超重要です!!

なので英会話力を効率よく伸ばして行きたいのであれば以下の順番↓

1.文法 + 日常的な単語 + リスニング
2.本気でリスニング + 日常的な単語
3.英会話 + 日常的な単語
4.難しい単語

この順番で英語の学習を進めて行くように心がけてください!!

この順で勉強し知識を深め経験を積めば、必ず英語が使えるようになれますよ。

それぞれの項目の学習法については、トップページを見てみてくださいね^^

 

英語を話す時に注意したいポイント!!

 

英会話 (2)

 

インプットとアウトプットの差や学習の順番などはここまでにして、
もうひとつ重要な英語を話す時の「心構え」についてお話します^^

英語(言語)とは、あなたと相手がイメージを伝え合うためのツールです。

つまり一番重要なことは、お互いの考えていることを共有することなんです!!

そのためには下手に気取らずカッコつけず、
まずは今の自分ができる「最大限の英語で伝える事」は重要だと思います!!

 

これは、私がカナダに来て間もない頃の話なのですが、
当時、私はルームメイトと話をする際は、いつも辞書を片手に話をしていました。

そのルームメイトが話す言葉で、分からない単語があれば辞書で調べて、
自分が言いたい事で分からない単語があれば、辞書で調べて話す。。。

そんなことをしていたのですが、ある日ルームメイトが私にこう言いました。

「辞書なんか捨てちまえ!自分の言葉で伝えるようにしろ!!」

その友人からしたら、いちいち辞書で調べる私が面倒くさかったのかもしれませんが、
それ以来、私は辞書を持たずに自分の言葉で伝える努力をするようにしました。

最初はなかなか上手く伝えられませんでしたが、
間違っていても自分の言葉で話すようになってからは、
自分の英会話力が格段に上達し、コミュニケーションもとれるようになりました^^

 

こんなこと言ったら、先ほどのインプットとアウトプットと矛盾してしまいますが、
知識やスキルなんかよりも、まず重要なことは伝えたいという意志です!!

英会話においては、何よりもこれが大事なことだと思います!!

例えば、道端で外国人に道を尋ねられた時になかなか伝わらなくて、
スマホの地図で指差したり、直接連れて行ってあげたりしたことありませんか?

それじゃぁ、英会話力は伸びないです!!

相手に伝わろうが伝わらなかろうが、絶対に伝える!!
相手が「もういいよ」と諦めるまで、知っている知識で伝える努力をする!!

それくらいの気持ちで英会話には取り組んだ方が英語力は伸びます^^

まぁ、その外国人が無事にその場所に辿り着けるかどうかは分かりませんが(笑)

 

そもそも、私達はネイティブではないので、英語なんて間違えてもいいんです!!

1.英語は伝わるように大きな声で話す
2.英語は間違えてもいいので思い切りよく話す
3.英語を完璧に話すのは難しいので完璧を求め過ぎない

この3つのポイントを抑えて、自分の言葉で伝える努力をしましょう!!

この根性論に加えて、インプットの質と量を増やせば英会話なんで楽勝ですよ^^

 

次のページ ⇒ 英語はイメージで捉えよう!英会話を上達させる3つのポイント!!

 




※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)


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