英語のセンスを磨く方法!英会話でニュアンスを掴むためのコツは?
前回は無理なく英語の時間を確保する具体的な方法を紹介しました。
一番最初に英語や英会話の勉強を始めるにあたって、
誰でも気軽に始められて挫折しにくく効果的な方法はリスニングです。
※ただしその前に必要最低限の文法力と語彙力は必要です!!
英語を聞くことは、その音や内容が理解できるようになるという以外に、
もっと大きなすごく大事なスキルを身につけることができます。
今回は、その「大事なスキル」についてご紹介致します。
英語のセンスを磨こう!!
あなたは英語のリスニングの学習と聞くとどんなイメージを持ちますか?
リスニングをすることで、英語の発音や文を聞き取ったり、
その文章自体の内容が理解できるようになると思いますよね?
確かにリスニングには、そういう目的があってその通りの効果があります。
しかし実はリスニングには、その目的以外にも大きな効果が隠れています。
それは、英語のセンスを身に付けられることです。
では、そのセンスとは何かと言うと。。。
理屈はよく分からないけれど、この場面ではこういう風になる!!
。。。っていう感じの「言葉のニュアンス」です。
中には最初からこのニュアンスを感じ取る能力が高い人もいますが、
大抵の場合、ニュアンスは大量のインプットの結果、得られるものです。
例えば、私達は日本語のネイティブなので日本語では、
「この言葉の後には、こういう言葉が続くことが多い気がする」
「こういう場面では、こういう表現をするのが自然だよな」など、
特に考えることなく感じ取りながら話しています。
そして、そういったニュアンスは参考書や誰かに教わって身に付くのではなく、
たくさんのインプットの積み重ねの中で自然に身に付いていくものです!!
だからこそ、理解できる英語を大量に聞くことが大事なわけなんですね^^
語彙力の多さだけが大事ではない
あなたは海外旅行で買い物をする時に店員の話していることが分かりますか?
TOEICなどで800点や900点といった高得点を獲得してる人でも、
実際の英会話になると、そんな簡単な会話すらできない人が多くいます。
しかし、買い物で使われる単語や文法は中学生レベルの英語がほとんどです。
筆記やリスニングのテストでは、難しい単語や文章が理解できるのに、
なぜ実践になると、途端に全く使い物にならなくなってしまうのでしょうか?
答えは、英語のセンス(ニュアンスを掴む力)を磨いていないからです。
医療や科学などの専門的な分野での英会話なら話は別ですが、
日常的な英会話では単語量の差はそこまで大きな問題ではありません!
大事なのは、英語のニュアンスを掴み、使いこなすセンスの方です。
問題を解くことや分からない文章の意味を調べることは、
辞書を引いたり教科書を参考にすればできます。
しかし「この英語はここで使うべき決まり文句だ!!」とか、
「この場面だから多分こうなんだろうな」といったニュアンスは、
辞書で引いたり、教科書を参考にしても分からないことが多いんです!!
なのでリスニングを大量にし、英語をインプットすることは、
学習の最初の段階から始めて、死ぬまでずっと続けていく必要があります。
英語のセンスを磨くにはリスニングがお薦め
もちろん、インプットですのでリーディングを大量にしてもOKです。
しかしリーディングは集中して読む時間を取る必要がありますし、
手と目が空いていて、ゆっくりできる時でないと難しいです。
だからこそ、インプットはリスニングがお薦めなんです。
リスニングは手や目がふさがっていても耳さえ空いていればできます。
例えば、料理中に、食事中に、運転中に、入浴中に、通勤中に。。。
⇒ 英語への具体的な投資!時間とお金を上手に使い英会話を習得する!
こんな感じで、いつでもどこでも手軽にできます。
英語の発音や聞き取りの練習をするだけでなく英語のセンスを磨くためにも、
できることなら1日3時間、最低でも1時間は英語を聞くようにしてください。
もちろん、通勤中、入浴中、食事中、、洗濯物を干している時。。。など、
何かをしながら英語を聞く時間を計算に入れても全然問題ありません。
ただし何度もお伝えしていますが、聞き流しても意味が理解できる簡単なもの、
スクリプトがあって一回勝負ではなく単語もチェックできるものにして下さい。
使うべき音声教材は当ブログで紹介している初心者用のものでもOKですし、
既にあなたが持っている参考書の付録のCDなどでも大丈夫です。
あなたのレベルに合った最適なものを何回もランダムに聞くようにしましょう。
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)