英会話学習法!教材の音声を使ってリスニング力を鍛えよう!その1

 

英会話上達 (4)

 

前回は英語教材の選び方とその教材の応用の使い方をご紹介いたしました。

応用と言っても難しいことではなくて。。。

1.リスニング
2.シャドーイング
3.スピーキング

この3つに「積極的に使って行こう」というものですが、ただ使うだけではダメです。

そこで今回は、もっと深く「どう応用していくべきか?」というお話をします。
まずはこの中から「英語教材を使ったリスニングの方法」からご紹介していきます。

 

英語教材を使い倒す理由!!

 

リーディング

 

英語教材には、それぞれ開発者が推奨している使い方があります。

例えば、ある英語教材は「実際に声に出して呟いてみる」だとか、
ある英語教材は「ロールプレイをやってみる」だとか様々です。

各教材ごとに開発者が考え、推奨しているメソッドがありますが、
それ以外にも「リスニング」「シャドーイング」「スピーキング」の3つは、
音声のある英語教材ならば、どの教材でも独学でできる方法です。

せっかくお金を出して購入した英語教材なんですから、
開発者が推奨している方法だけで勉強するのは勿体無いですよね?

 

とはいっても同じ英語ばかり聞くと、やはり人間なので飽きてしまいますが、
「聞き飽きてしまうことほど良いことはない!!」と私は思っています。

なぜなら飽きるということはそれだけその英語に出合ったということだからです。

物事を覚えて使いこなすのに反復に勝るものはありません!!

例えば、誰か知らない人と知り合うとき一回では覚えられなくても、
何度も何度も出会っていれば、そのうち覚えてしまいますよね?

英語もそれと同じです。

1回目  はじめまして、こんにちは
2回目  どこかでお会いしましたっけ?
3回目  あそこでチラッと会いましたね?
4回目  この前お会いした○○さんですよね?
5回目  こんにちは、○○さん

。。。てな具合で何度も会っていると人間でも覚えてしまいませんか?

毎朝8時に通勤電車でいつも窓際にいる女の子みたいな感じで、
いつもそこにいると意識しなくても覚えてしまうのが人間です。

英語もそれと全く同じで、

英語との出合いの数を増やすことは英語力向上で一番の鍵です。

もしあなたが英語教材を、ただ指定された通りに使っているだけなら、
本当に勿体無いので、何度も何度も飽きるほど使った方が良いです。

そうすれば元を取るどころか、お釣りが来るくらいの効果を得られますよ^^

 

リスニングで英語表現に沢山出合う

 

勉強

 

さて、そろそろ本題の英語教材を使ったリスニングについてお話します。

英語との出合いを増やすにはリスニングほど効率のいいものはありません。
なぜなら、読む、書く、話すより、聞く方が圧倒的に楽で量をこなせるからです。

なので、リスニングで「理解できる簡単な英語」を沢山聞いて、
あなたの英語の引き出しの中を「英語表現」でいっぱいにしてください!!

 

よく海外旅行などに出かけて、一生懸命英語を話そうとするんだけど、
しどろもどろになって「言いたいことが出てこない」ことありませんか?

それはあなたの引き出しの中に入っている英語表現が少ないからです。

私達日本人は学校の英語教育で英語の組み立て方は教わりますが、
実際に英語を聞いたり話したりしたことは殆どありません!!

でも、その原因は、あなたにあるわけではなく、
日本という経済的に豊かで移民を受け入れていない島国の特性にあります。

言ってしまえば、日本は英語を必要としていなかったらなんですね。

 

ですが、英語を話せるようになりたい!!

と、本気で思うのであれば「英語に触れる機会」は増やさなければいけません。

そこで、学校で教わった机に向かう勉強をしてしまう人が多いのですが。。。

それではダメです。

英語を使えるようになりたければ、まずやることは文法と単語をある程度抑えて、
その次に、これ以上ないというくらい飽きるほど英語を沢山聞くことです。

そうすることで「英語の設計図」「使い方の見本」を手に入れることができます。

 

英語と日本語の違いと聞き方

 

参考書

 

英語を沢山聞くといっても、ただ英語のシャワーを浴びても意味がありません。

英語は意識して内容を理解しながら聞いていかないと、
右から左へ抜けて行ってしまうだけで、ただの雑音になってしまいます。

まして英語と日本語は言語構造がまったく異なる言語です。

それを聞き流すだけでは「効果は殆ど得られない」と言っていいと思います。

そこでリスニングをするときのコツを1つご紹介致します。

英語と日本語では「日本語は語尾に大事な情報が置かれる」のに対して、
「英語は前半に大事な情報が置かれ、後ろに捕捉の情報が置かれます。」

なので、それを意識して英語を聞く事で英文全体が非常に掴み易くなります。

 

例えば、以下の日本語の文

(日本語) 昨日、外食しま。。。

これだけでは、昨日この人は「外食をしたのかどうか」分らないですよね?

(日本語) 外食しま。。。

昨日を消したら「外食をしたのか?していないのか?」も分りませんし、
また現在の話なのか過去の話なのかも全く分らないですよね?

(日本語) 外食しません

こうなったら「これから外食しないんだな」というのが分りますね。

(日本語) 外食しませんでした

こうなると「外食しなかった」という過去のことだったというのが分ります。

この例を見ると分るように、日本語は最後の部分に重要な情報が来る言語、
つまり、逆を言うと文を最後まで聞かないと分らない言語なんです!!

そして私達は言葉を聞く上で、日本語のネイティブなので言語は最後に集中!!
。。。といった感じに脳が働くように、子供の頃からインプットされています。

 

一方、英語で「外食しませんでした。」を表現すると。。。

(英語) I did not eat out.

このように英語では、前半部分に「過去」と「否定」が埋め込まれており、
文の最初の方に重要な情報が置かれるようになっています。

つまり英語のネイティブの人達は、言葉を聞く際には言語は文頭に集中!!
。。。という風に脳が働くように、子供の頃からインプットされているんです。

そして、この脳の言語の捉え方の差は、もの凄く大きいです。

 

実際、日本人は英語の文章を聞くときに最後の単語を聞き取るのは得意です。

例えば先ほどの文「I did not eat out.」これを下の文のように少し変えると、

(英語) I did not eat out at restaurant in Tokyo.

どうですか?

読んだだけでも“in Tokyo”が、やたら頭の中にこびりつく感じしますよね?^^

これを音で聞くと、更にその感じが顕著になります。

もし良かったら、試しにあまり意識せず英語の文章を聞いてみてください、
本当に文章の最後の単語、最後の情報ばかりが頭の中に残りますから。。。

なので、リスニングをする際は文頭の情報に意識を置くようにし、
「まずは頭を聞く」ように脳を変えていくことを意識しましょう!!

また、その際は全体の意味を掴もうとする必要もありません!!

私達日本人はリスニングで最初の3~5単語くらいを意識的に聞くようにすれば、
後ろを聞き取るのは得意なので、勝手に全体像が頭の中に入ってきます。

そしてその練習をするためも「考えなければ分らない英語教材」ではなく、
「難しくない簡単な英会話教材や音声」を沢山聞くのがポイントです。

 

実際に文頭を意識して英語を聞いてみよう

せっかくなので簡単な英語教材を実際に聞いてみましょう!!
前回の続きで音声は「英語ぺらぺら君」のレッスン2を使います。

 

【英語ぺらぺら君 レッスン2】

 

Takashi  :  Do you live in Tokyo?
Emily   :  Yes,I do. What is your name? I am Emily.
Takashi  :  My name is Takashi. Nice to meet you.
Emily   :  Nice to meet you too. Where are you from?
Takashi  :  I am from Tokyo. How about you?
Emily   :  I am from the states.
Takashi  :  I see. I want to go to the states.

どうでしたか?

凄く簡単な文章なので、考えなくても理解できた人が多いと思いますが、
それでも文末の「in Tokyo」「the States」ばかりが頭に残りませんでしたか?^^

 

今回お話した英語を沢山聞く事、リスニングは前半部分に意識を持っていくこと、
それだけで本当にリスニング力が格段に伸びて英語の引き出しが豊かになりますよ。

引き出しが英語表現でいっぱいになれば、英語を話す準備の第一段階はOKです。

そのためにも意識的に文頭が聞ける簡単な英語教材を使うことが大事です。

今回、音声サンプルに使用した『英語ぺらぺら君』という英会話教材は、
開発者が推奨している使い方も、良く計算されていて素晴らしいものですが、
プラスαでリスニング力を養いながら文頭を意識する練習にもピッタリです。

興味のある方はレビューをご覧になってください↓

教材のレビュー ⇒ 英語ぺらぺら君の内容と効果!

教材の公式HP ⇒ 英語ぺらぺら君(初級編)HP!

 

もちろん既に英語教材や参考書に付いてきた付録のCDを持っている方は、
そちらを使って英語の音声を聞きまくってもリスニングの勉強ができます。

聞ける英語教材は多ければ多いほど「あなたの引き出し」を豊かにしてくれます。

とにかく重要なのは、内容が理解できる簡単な英語を沢山聞く事です。

それを頭の片隅に置きながら、リスニングの勉強はしてみてくださいね♪

 

前のページ ⇒ 英会話教材のお薦めの使い方!自然に英語を話せるようになるコツ!

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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)


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