中学校で習う英語で基礎を固めて使える英会話を身につけよう
これまで幼児や小学生の子供の英語教育にも触れてきましたが、
今回は英語の基礎、中学生以上の英語の学習についてお話します。
基礎からしっかり英語の勉強をやり直したい方も必見ですので、
これから英語を始める大人の方も是非参考にして下さいね。
それでは「英語の基礎とはなんぞや?」というお話から行きます。
初心者は基礎を抑えないと失敗する
英語の基礎、英語の勉強と言うと、どうしても学生時代の苦手意識が
。。。なんていう人もいますよね^^;
学生時代に文法を勉強していて、関係詞、不定詞などをやってきて、
「あ~分からん!!」ってなった方も多いと思います。
それがきっかけで、英語が嫌いになったりするんですよね。
でも「どうしてそうなってしまうのか」考えたことありますか?
理由は簡単で、一番最初の基礎をしっかりと理解してないからなんです。
例えば、英語を習得するには1~100までが必要だとします。
そして習得のためには順番に1,2,3と学んでいかなくてはなりません。
しかし、学校の授業などでは、1,2,3と学んでいくうちに、
3が曖昧なまま4に進んでしまう、そして4も曖昧なままに5へ進む
。。。という事態が起こってしまいます^^;
そんな感じで英語の最初の部分や途中の部分がちょっと曖昧なのに、
授業では1,2,3,。。と、どんどん先へ進んでいってしまう。
そして最終的に完全に分からなくなってしまった。。。
こういうことがよくあります。
英語っていうのは、実は「積み重ね」で完成するものです!!
英語を勉強していて、関係詞が分からない、不定詞が分からない、
。。。なんていう感じで「○○が分らない」という話を聞きますが、
原因はそこにあるのではなく、意外とその前の部分あったりします。
つまり前の段階を理解できていない状態で、先の項目をいくら勉強しても、
結局、曖昧なままになってしまい、しっかりと理解できないんですね。。。^^;
実際、私も自己紹介でも書きましたが、
よく勉強していた中学時代は英語が本当に得意でした。
当時は意識していませんでしたが、基礎からやっていたんだと思います。
ですが、高校時代はほとんど勉強せず3年になって受験が迫ったので、
焦って勉強をやり始めましたが、ただ闇雲に曖昧なまま進み、
その結果、試験は散々な結果に終わりました!!
原因は、やはり積み重ねができていなかったからなんです。
受験に限らず、英会話でもそうです。
海外で英語を話すと、たまに中途半端な英語が出てきたりしませんか?
中学や高校時代に習った英語なんだけど。。。
使ってみたら中途半端でイマイチ自信を持てずに話してしまう。
それは理解度が低いからなんです。
例えば、会話で関係詞を使ってみたけど不安感や違和感がある、
用法はあってるはずなんだけど「合ってるのかな?」と考えてしまう。
会話の中でそんな気持ちになる時は、関係詞に不安があるのではなく、
多くの場合、それ以前の文法項目に不安がある場合が多いです。
しかし逆を言えば、文法に自信があれば考えるまでも無く話すことができます。
覚悟を決めて基礎を徹底しよう!
英語は積み重ねがものを言う教科(言語)です。
英語の基礎で、1ができないと2が曖昧になります。
そして2が曖昧なまま3に進むと、今度は4がもっと曖昧になります。
それが積み重なると、段々と何が曖昧なのかさえ分からなくなってしまい、
最終的に全体がボヤっと曖昧なまま、使えない英語になってしまうんです。
ご存知のとおり、学校の授業は政府が決めたカリキュラムがあるので、
生徒の理解度に関わらず1,2,3。。。とドンドン先に進んでいきますよね?
これは決められた教育の範囲があるので仕方ありません!!
なので、自分で勉強し曖昧にせずに理解度を深めていくしかありません!!
ですが、途中で英語を見失っていることに気が付かずに、
「初心者なのに応用に手を出してしまう」
「中級者だけど簡単だからと基礎をなめてすっ飛ばしてしまう」
「基礎はとりあえずやるけど、理解できてないまま先へ進んでしまう」
そういう英語学習をしている方が非常に多いです。
例えるなら、スノーボードで真っ直ぐ滑るコツすら掴んでいないのに、
ジャンプに挑戦してして「きっとバランスの取り方が悪いんじゃないか?」
。。。と、よく分からずに悩んでいるようなものです。
体を上手く使えるようになっても、真っ直ぐ速く滑れるようになっていないと、
勢いがつけられず、上手にかっこよくジャンプすることなどできません。
英語もそれと同じです。
英語といえば「不定詞」や「関係詞」だろう。。。と応用に手を出してしまいます。
多くの人が「不定詞」や「関係詞」を勉強していますし、参考書にもよくでてきます。
それに比べると、前半に載っている「品詞」とか「文型」はかなり地味です。
ですが、その地味なものが理解できていないと応用どころではありません。
例えば、英語には主語がありますが、一般的に主語といえば「I」とか「You」など、
凄く簡単なものばかりですが、主語には何が来ても構わないんです。
「That he was faking his illness was…(彼が仮病を使っていたのは)」でも、
「Having a part-time job is…(バイトをすることは)」でも何でも問題ありません。
この上の2つ例など初心者には複雑で難しく感じますよね?
ですが、言っていることは「I」や「You」と全く変わらないんです。
しかしそういう初歩的なルールが分かっていないと、
複雑なものに思えてしまい、その先の文が分からなくなってしまいます。
私も大学受験では、それを知らずに失敗しました。
海外に来て編集の仕事で映像翻訳をしたときにも痛い想いをしました。
だからこそ、基礎の重要性が十分理解できています。
ですが、多くの人は人に「基礎が大事」と言われても、
「ふ~ん、そうなんだ」
。。。くらいにしか思わずに、難しい文法項目を中心にやったり、
TOEICの解法テクニックや時短テクニックばかり追い求めるんです^^;
それで失敗を繰り返していけば「基礎が大事」と気づくかもしれませんが、
でもその前に嫌になって勉強を挫折してしまうかもしれません。
そんな風にならないためにも、初心者や中級者の方は、
「基礎からやるぞ!!」という覚悟で勉強するようにしましょう。
英語を基礎からやりたい初心者の方や自信のない中級者の方は、
「ゼロからの英語やり直し教室 New Beginning」がお薦めです。
また中級者の方や上級者の方には、更に深く理解度を深めることが出来る
どちらも年でTOEIC900点を達成した鈴木拓先生の教材で、
徹底的に文法に特化しており、基礎から英文法を学べます。
また3ヶ月間、鈴木先生から直接メールサポートが受けられるので、
躓いてしまったところを相談すれば、復習すべき箇所を指導してくれます。
なので「理解できていない箇所」を見極めながら進めることができます。
私も文法は苦手で、感覚的に英語を話すことがかなりあったのですが、
これで基礎からやり直したおかげで、実感をもって話せるようになりました。
なんだかんだ英語は感覚的に話すことができますが、
やはり「最後には文法も大事なんだな」と今では思っています。
英語の学習で壁にぶつかってしまっている。。。話す時に不安がある。。。
そういう方は振り返って是非基礎から英語を学んでみてくださいね^^
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)
はじめまして、ちょろ様。僕もオーストラリアワーキングホリデーが終わって基礎の大事さをしみじみ感じています。
中学校だけのモノでも全然通用しますからね!(^^ゞ 僕はケンブリッジの初級、中級を勉強し直しましたが文法の大切さがわかりました。
僕も感覚的に覚えないと、とわからないフレーズをGOOGLE翻訳で翻訳して最初はそれを鵜呑みにして覚えて言いまくっていました。
感覚的に文法がわかってくるのでそのあとでも文法の理解度が上がりますよね!
カナダに行こうか迷っているので行くなら勉強しなきゃ・・・失礼しました!
この記事に大賛成です!
>ヤーディー 様
はじめまして
コメントありがとうございます。
オーストラリアのワーホリへ行ってらっしゃったんですね。
私はカナダがギリホリだったので羨ましいです。
簡単な日常会話なら簡単な文法で大丈夫ですが、
仕事に使うとか映画を字幕無しで観るとかになると、
その大切さが痛感できるんですよね。。。
そうなるまで気が付かないのですが^^;
私も感覚と論理、どちらが先でもいいので、
両方のアプローチで勉強していくのが大事だと思います。
カナダに行かれるのなら楽しんで来て下さいね♪