英単語は英語の材料!語彙力をアップさせて英会話を習得しよう!
英語学習者の中には、単語を覚えるのが苦手という人も多いと思います。
実は私自身、英語の勉強では単語を覚えるのが苦手で、
学生時代から英単語には、特に苦労してきました。。。(((;_ _)ノ
また、語彙力は文法やリスニングやスピーキングなどと違い、
覚えようと意識して覚えていかないとなかなか伸びないで苦労しますし、
より上位の英語を使えるようになるには避けては通れないものです。
そこで今回は、これまでお伝えしてきた「英単語の学習法」をまとめてみました!!
英単語と英語・英会話の関係
英語には英単語を始め、リスニング、スピーキング、発音など様々なスキルがあります。
それらのスキルを「ひとつの家を作るスキル」として例えると以下のようになります↓
・英文法 ⇒ 家を建てるための設計図(インプット)
・英単語 ⇒ 家を建てるための材料(インプット)
・リスニング力 ⇒ 家を建てるための知識(インプット)
・リーディング力 ⇒ 家を建てるための知識(インプット)
・スピーキング力 ⇒ 家を建てるための技術(アウトプット)
・ライティング力 ⇒ 家を建てるための技術(アウトプット)
・発音 ⇒ 家を建てるための技術(アウトプット)
英単語は、英文を組み立てる際の材料です。
ですが、意味を覚えるだけでなくイメージを掴むことが重要です。
特に学校の英語教育では、英語を日本語主体で学ぶことが多く、
その結果、英単語を日本語で考えてしまう癖を付けられてしまっています!!
この翻訳癖は、試験やテストなどで英語の問題を解く際には使えますが、
英会話など「実際に英語を使う場面」では、あまり役に立ちません!!
なので、英単語は日本語の先入観をなくし、英語のまま捉えるのが重要です!!
これは家を建てることに例えるなら「相応しい建材選び」に似ています。
例えば、冬暖かくて夏涼しい家を建てるには「断熱材」が重要ですよね?
その際には、断熱効果だけでなく、湿気対策や強度はどうなのか?
断熱効果の他にどういう効果があって、どれだけ耐久力があるのか?
。。。などなど、建材の性質も視野に入れないとダメです。
ただ「断熱効果があるから」というだけで、決めることはできないと思います。
英語もそれと同じです。
意味だけでなく、裏に隠れているイメージを掴まないとダメなんです!!
そもそも英語と日本語は、元々全く違う言語なので、
単語のイメージやニュアンスなどが、全く異なっています!!
学校などで習う「日本語の意味で英語を覚える学習」は、
試験のために日本語に無理やり定義された意味を覚えているに過ぎません!!
なので、英単語はあくまで日本語の意味はヒントに使うようにして、
英語のままの概念でイメージやニュアンスを掴むようにしてくださいね^^
そうすることで、英語が凄く使いやすいものになると思いますよ^^
英単語は忘れる前提で覚えよう!!
英単語はどんな記憶力の良い人でも、使わないと必ず忘れてしまいます。
「いや、これまで覚えた英単語を全て覚えていますよ」
。。。なんて人は、特殊な能力を備わっている人以外にはいないと思います。
なので、英単語は忘れる前提で、覚えていかなければなりません!!
忘れてしまう英単語を少しでも多く長く忘れないようにするためには、
以下の2つのポイントを抑えて単語を覚えていくことが大事です。
1.英単語とのインパクトのある出会い
2.英単語との出会いの回数
これは、英単語に限らずそうだと思いますが、
人には「感動したり強烈に印象に残ったことは忘れられない能力」と、
印象がなくても「何度も出会っていれば覚えられるという能力」があります。
例えるなら、人との出会いなどがそうです。
パッと見て「素敵だな」と思った人は一瞬で覚えてしまいますし、
印象が全くなかった人でも、毎日繰り返し出会っていれば嫌でも覚えますよね?
英単語もそれと同じなんです♪
⇒ 英単語の学習法!語彙力アップの鍵はインパクトと出会いの回数!
英単語を学習する際に重要な3つのポイント!!
英単語を学習する際には以下の3つのポイントを抑えて覚える必要があります↓
1.コロケーションで覚える
2.イメージで覚える
3.発音も同時に覚える
なぜ、この3つが重要なのかと言うと、
それはテスト用ではなく英会話などで実際に使えるようにするためです!!
例えば、コロケーションを無視して英単語を「単語単体」で覚えてしまうと、
単語同士の相性や組み合わせが理解できず、おかしな英文になってしまいます。
また、先ほどもお話しましたが英単語は意味ではなくイメージで掴まないと、
英文になった際に意味が理解できなくなりますし組み立てる事もできません。
そしてスペルだけではなく、発音も同時に覚えていないと、
その単語を聞いた際に聞き取れないですし話すこともできないですよね?
なので、必ずこの3つのポイントは抑えて勉強するようにしましょう^^
⇒ 語彙力アップ!英単語を覚える際の3つの重要なポイントと覚え方!
英単語は英語で勉強すべき?
よく「英語は日本語を使わずに勉強しよう!!」なんてことが言われてますね。
ですが、英単語を英英辞典で調べて勉強すると時間がかかってしまいますし、
結局、日本人である私達は最終的に日本語の意味も思い浮かべてしまうので、
実は、その勉強法はあまり効率的ではありません!!
例えば「Cancer」という単語を英英辞典で調べると、こう書かれていますが、
a serious disease in which growths of cells,
form in the body and kill normal body cells.
The disease often causes death.
これを読んだ時、最終的には「癌」という日本語を思い浮かべませんでしたか?
私達は日本語のネイティブなので日本語を切り離して他の言語だけで考える!!
。。。なんてことは不可能です^^;
なので、無理に英語を英語で覚ることに大きなメリットはありません。
もちろん、その単語を英語で説明する際の言い回しは勉強になりますが、
それは辞書の言葉ではなく自分の言葉で説明できるようにすればいいですよね?
大事なのは意味を覚えることではなく、
英語を日本語のようにイメージやニュアンスで捉えることなんです。
なので単語は、日本語でも英語でも意味で覚えるのではなく、
それぞれの単語のニュアンスを捉えて「概念」として覚えるようにしましょう!!
実は、その方が記憶に定着しやすいですし速く覚えられます。
そして何よりも使うときに瞬間的にパッとに使えるようになりますよ^^
⇒ 流行の英語脳って?英単語の勉強は英語と日本語どちらが効率的?
英単語は簡単なものを簡単に使えるようにしよう!!
実は英語を学習している日本人の多くが誤解していることがあります!!
それは英単語を知っているほど、英語を使えると思っていることです。
もちろん通訳や翻訳などビジネスで英語を使うことが目標であれば、
難しい英単語や複雑なニュアンスの英単語を覚えることはとても重要です。
また、TOEICなどの試験でも単語量は多いほど有利になります!!
ですが、海外旅行や日常英会話で必要な単語量というのは多くありません。
実際、1932年にイギリスの言語学者オグデン教授が発表した論文には、
たった850語の英単語で日常の会話はできてしまうと書かれています。
つまり日常的に英語を使う(簡単な日常英会話)であれば、
難しい英語を覚えるよりも「簡単な英語の使い方やイメージ」を掴んで、
難しい英語の代わりに使えるようにした方が有利なんですね^^
実際、以下の5つの単語↓
1.delight
2.scheme
3.indispensable
4.prejudice
5.diminish
これらの単語はTOEICの頻出単語に含まれていますが、
私はカナダでこれらの単語をネイティブの口から聞いたことがありません。
なぜなら、これらの難しい英単語は、
日常的によく使われる簡単な単語に全て置き換えられるからです!!
もちろん簡単な英語を使いこなせるようになったら
難しい単語もどんどん覚えて、より複雑な表現を出来る様にすべきですが、
最初から使わないような単語を覚えてもどうせ忘れてしまいます!!
なら、簡単な英語を簡単に使いこなせるようになってから、
難しい英語を覚えていく方が圧倒的に効率的で上達も早いです。
なので、英単語を覚える際は簡単な英語を簡単に使えるようになること!!
まずは、そこを目指すようにしましょう^^
⇒ 英単語の難易度!英語は自分のレベルより低い教材で勉強しよう!
英単語習得のためのお薦め英語教材!!
英単語の学習にはアルクのボキャビルマラソンシリーズがお薦めです↓
⇒ アルク・ボキャビルマラソン(初級者・中級者用)公式HP
※対称レベル : 英検3級・TOEIC350点以上
⇒ アルク・ボキャビルマラソン(上級者用)公式HP
※対象レベル : 英検準1級・TOEIC800点以上
アルクのボキャビルマラソンシリーズは、
先ほどお話した「インパクト」と「出会いの回数」を意識した構成で、
英単語を定着させるための様々な工夫が凝らされています。
⇒ 英単語習得!初級者・中級者・上級者!語彙力アップお薦め教材!
また、覚えられる単語量も他の教材に比べて圧倒的で実用的で、
コロケーション・イメージ・発音も全て網羅されています!!
なんだかんだ、書店で買った英単語の本ってなかなか続けられないですが、
こちらは通信講座でノルマがあるので継続しやすいです。
そしてなによりも「お金を払って受ける講座」ならば、
勿体無いので「絶対に元を取ってやろう」っていう気になりますよね?^^
できるだけ「英単語を定着させる工夫」や「覚えられる単語の質・量」共に、
これ以上の教材はないと思いますので、単語が苦手な方は是非お試しください!!
※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)