英単語の難易度!英語は自分のレベルより低い教材で勉強しよう!

 

リーディング (1)

 

このブログを読んでいる方は英語習得のために勉強していると思いますが、

ひとつ質問があります!!

英語の勉強、英語は難しいですか?

もし「難しい」と思うのであれば、間違った勉強法をしています。
なぜなら英語は積み重ねで、徐々にレベルアップしていくものだからです!!

今回は「簡単な英語をたくさんやる事の大切さ」についてお話します。

 

日本人は難しい英語が大好き!!

 

英単語 (1)

 

突然ですが、あなたは以下の英単語の意味が分かりますか?

1.delight
2.scheme
3.indispensable
4.prejudice
5.diminish

これらの単語が分かる人は、もの凄く英語を勉強されている方だと思います。

では、これらの単語を実際に会話で使ったことがありますか?

。。。

おそらく「ほとんどない」のではないでしょうか?

実際、私はカナダに3年住んでいますが、
これらの単語をネイティブの口から聞いたことがありません!!
また当然、私自身もこれらの単語を使ったことがありません!!

 

実は、日本人の多くが誤解していることがあります。

それは英単語は覚えれば覚えるほど、英語を自在に操れるようになる!!

そう思っていることです。

確かに単語を多く知っていれば細かいイメージを伝えられますが、
日常的な英語を使うには、最初から難しい単語を覚える必要はないんです。

実際、上の単語はもっと聞き慣れた簡単な単語で全て代用できます!!

 

以前、お話した効率の良い英語の学習の順番を覚えていますか?

効率の良い学習の順番は以下の通りです↓

1.文法 + 単語 + リスニング

2.本格的にリスニング + 単語

3.英会話 + 単語

4.本格的に単語

この順番になっているのは、上記のような理由があり、
そして上のような難しい単語は、最後に覚えるべきものだと思います!!

 

英単語はたくさん覚えれば覚えるほど英語ができるようになる!!

。。。と勘違いしがちですが、実はそうではなくて、
自分にとって簡単な英単語の理解度を上げて自由自在に操って、
難しい英語表現も簡単な英語表現に楽に置き換えられるようになること!!

この事の方が英語を使えるようになるには遥かに大事なことなんですね^^

 

英語は自分のレベルよりも低い教材で学習する!!

 

リスニング (5)

 

英語を勉強する際は、自分のレベルよりも低いレベルで勉強しましょう!!

簡単な単語(英語)を中心に勉強すると以下の効果が期待できます!!

1.その英語表現にたくさん触れられる
2.内容がわかるので挫折しにくくなる
3.インプットの質が上がりアウトプットの質も向上する

具体的にどのくらい低いレベルかというと、
聞き流したとしても8割くらいは内容が理解できるレベルです。

英単語帳で言ったら「8割すでに知っている単語」が載っているものです。

「え~!!そんなの勿体無いよ!!」

。。。と思うかもしれませんが、英単語の学習は「出会い」が全てです。

出会わない難しい単語を覚えても忘れてしまいますよね?
それよりも、よく見る簡単な単語を「使えるようになること」の方が大事です。

 

具体的に使う教材は。。。

市販の単語帳ならば目安のレベルが書いてあるはずですので、
それを見て自分のレベルよりワンランク下のものをやるのがお薦めです^^

そして、できるだけそのレベルのものを、
たくさん繰り返し反復してやることで理解度が高くなります!!

またそれだけでなく、簡単なものを全く意識せずにできるようになれれば、
難しいものに挑戦する時にも、簡単に理解できるようになりそうじゃないですか?

なので、英単語は簡単な単語にたくさん出会うようにして、
その単語の使い方をしっかりとマスターしていくようにしましょう!!

 

英単語を自由に操れるということ!!

 

発音 (5)

 

先ほど「日本人は難しい英語を勉強するのが好き」という話をしましたが、
それには、どうすることもできない大きな原因(理由)があります。

それは、学校の英語教育やペーパーテストです。

ご存知の通り、学校教育は政府が決定したカリキュラムがありますよね?

なので、生徒が理解していようがいまいが、
新しくて難しい単語や不定詞などの文法項目を次々に詰め込まれてしまい、
それができないと「ダメな奴」というレッテルを貼られていまいます^^;

その結果、私達は知らず知らずのうちに、
難しいことをやって覚えていけば、英語が使えるようになる!!

。。。と教育されてしまっているのです。

ですが、英語を使えるようになるのに重要なのは、
ペーパーテストの点数や知っている単語の数の多さではなく、
実際にそれを「どれだけ使えるか?」といった実用性の高さなんですね。

 

考えてみてください!!

海外旅行の入国審査で難しいことを聞かれますか?

「職業は?目的は?どれだけ滞在するの?」

その程度のことじゃないですか?

レストランやカフェでの注文時は?タクシーに乗る時は?
知らない人に道を尋ねる時は?ホテルにチェックインする時は?
知り合いや友人との会話の時は?

。。。

難しい英単語や英語表現、複雑な言い回しは必要ないですよね?

でも、私達は勘違いして難しい英語ばかりを勉強してしまうんです^^;

 

実際、イギリスの言語学者、オグデン(C.K.Ogden)教授が発表した論文によると、
たった850個の英単語で日常の英会話の大半はできてしまうそうです。

。。。ということは、

通訳や翻訳といった英語のスペシャリストを目指すのでなければ、
単語量を増やすよりも、単語力を強くした方が英語が使えるようになれる!!

そう考えて良いと思います。

そもそも簡単な英単語さえ使いこなせないのであれば、
難しい英単語や英語表現だって使えるようになるわけがないですしね^^

なので、英単語(英語)は簡単なものをとにかくたくさんやるようにしましょう!!

 

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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)


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