英会話のための英文法!基本副詞「Too」の使い方とイメージ!
英語には形容詞、前置詞、助動詞、副詞など、数多くの修飾語があります。
その中でも副詞は名詞以外の全ての語句を修飾できる品詞で、
全ての語句を修飾できるだけあって、その使い道は多岐に渡ります。
それだけに混乱してしまうのが副詞なのですが、
しっかりとそのイメージを理解できていれば難しくはありません!!
今回は、そんな副詞の中から「Too」のイメージと使い方をご紹介します。
基本副詞「Too」のイメージ
基本副詞「Too」は強調のひとつで「基準を超えてる状態」を表します。
また、その意識の裏には否定的なニュアンスを伴っており、
使うときには「~過ぎ」「~過ぎる」など過剰な時に用いられます。
この他にも「Too」は「~も」といった形で、
賛同したり同意したりする時などにも使われますが、
先ほどの「基準を超えてる」には関係のない使い方になっています。
では、さっそく「Too」を使った例文を見てみましょう。
Wasabi is too spicy for children.(ワサビは子供には辛すぎる)
My friend arrives late too often.(私の友達は遅れるのが多すぎる)
This problem is too difficult for you.(この問題は君には難しすぎる)
簡単ですよね?^^
ここで注目すべきなのは、先ほども言いましたが、
基本副詞「Too」は「基準を超えている状態」に使われるという点です。
例文を見てもどれも対象者にとって行き過ぎていますよね?
その意識さえあれば「Too」を使うのは、さほど難しくないと思います。
基本副詞「Too」を使った様々な表現!!
そんな「Too」ですが、様々な場面で良く使われます。
学校で必ず習うのは「too…to~」を使った構文ですよね?
It’s too cold to go out.(出かけるには寒すぎる)
It’s too hot to play baseball.(野球をするには暑すぎる)
This thing is too good to be true.(その話は胡散臭すぎる)
こんな感じで「too…to~」のフレーズは「…過ぎて~できない」、
。。。と言いたい時にとても便利なフレーズです!!
ここで思い出して欲しい事があるのですが、
構文を覚える時に私達は暗記で覚えようとしてしまいます。
ですが、英語の構文は修飾のルールに基づいていることがほとんどです!!
その英語の修飾のルールとは。。。
・限定するときは前から修飾
・説明するときは後ろから修飾
この2つです!!
このルールに従い先ほど「too…to~」の構文を見てみると
It’s too cold to go out.(出かけるには寒すぎる)
基本副詞の「too」が形容詞の「cold」を「~すぎる」と限定し、
不定詞の「to go out」が「寒すぎる →出かけるにはね」と説明しています。
つまり、この「too…to~」の構文は構文ありきではなく、
単純に修飾のルール「前から限定、後ろから修飾」に従った結果なんですね^^
そう考えると、不定詞だろうが、動名詞だろうが、関係詞だろうが、
英語の文法は全てが辻褄が合うので、覚える必要もなく理解できます!!
賛同・同調する「Too」の使い方!!
さて、先ほどもお話しましたが「Too」は賛同や同調する時にも用いられます。
I like dogs, too.(僕も犬が好きだよ)
こんな感じで「”~も”だよ」って言いたい時です。
この他にも会話の中で使うパターンとして以下のパターンもあります。
A : I like the dog.(私はその犬が好き)
B : Me too.(僕も)
こんな風に会話で使われる事もありますが、
実は否定文になったときには注意が必要になってきます。
A : I don’t like the dog.(私はその犬が嫌い)
B : Me too.(僕も)
A : ???
日本語では賛同する際には、肯定文でも否定文でも「私も」でOKですが、
英語では否定文の際には、否定文専用の同調を使わなければなりません!!
A : I don’t like the dog.(私はその犬が好き)
B : Me neither.(僕も)
こんな風に英語では、否定文の時は否定の同調をしないとダメなんですね。。。
この他にも同調の言い方には以前にも紹介した「So」が使えます!!
A : I like the dog.(私はその犬が好き)
B : So do I.(僕も)
今回の「Me too」と「So do I」の違いは、
カジュアルな「Me too」に対して「So do I」は少しフォーマルなイメージです。
まぁ、こんな感じのイメージですね↓
・Me too(私も)
・So do I(私もそう思う)
⇒ 英会話のための英文法!基本的な副詞「So」の使い方とイメージ!
どっちの使い方でなくてはいけないという事はないですが、
使い分けとしては上司と話している時に「私も」では話さないと思うので、
それくらいのイメージというかニュアンスで使い分けていけば良いと思います^^
かなり細かく「Too」のイメージや使い方についてお話してきましたが、
とても簡単なので、既に当たり前に使えている人の方が多いかもしれませんね。
ですが、先ほどお話した同調の「Too」は、
否定の際には、ネイティブでも使い分けない人も結構いるので、
正しい否定の同調については、使い分けられるとカッコイイと思いますよ^^
前のページ ⇒ 英会話のための英文法!基本副詞「Well」の使い方とイメージ!
次のページ ⇒ 英会話のための英文法!基本副詞「Rather」の使い方と意識!
※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)
あわせて読みたい関連記事:
タグ:副詞
また来てしまいました(笑) tooも簡単なようでで色んな用途で使われますよね。neitherはホント間違えやすいので「あ、そうそう!」ってつい心の中で叫んでしまいました∧∧
>秒速で英会話をマスターする方法さん
いろんな用途で使われますが、シンプルですよね。
正直会話では、同調の否定では「neither」ではなく、
「too」を使うネイティブも多いので間違えてもOKな気がします。
まずは細かいルールよりも、こういう意識ですよ
。。。と伝えられるようになるのが大事ですね^^