英文法と英語の関係!リスニングとスピーキングを上達させよう!

 

文法

 

これまで当ブログでは英文法の重要性についてお話してきました!!

英文法と聞くと「テストのため」とか思ってしまいがちですが、
そんなことはありません!!

英文法は「読む、聞く、書く、話す」全てのベースとなるものです。

文法は「読む」と「書く」について大事だと多く知られていますが、
実は「聞く」「話す」においても、もの凄く重要な働きをします!!

今回は英文法とリスニング・スピーキングの関係についてお話します。

 

文法が理解できないと。。。

 

文法 (1)

 

さて、その前に前回の復習です。

文法ができないと英語を使う上で様々な弊害が起こってしまいます!!

1.英文を自分の力で組み立てることができない
2.次に来る単語の予測ができないので、長い英語が聞き取れない
3.文章の構造が分からないので、何度も読み返しをしてしまう
4.長い文章になると、かたまりで捉えて理解することができない
5.TOEICの文法問題で点数が稼げない
6.TOEICの読解問題を時間内に解き終えることができない
7.文章を書く時や話す時に、文法的に正しい文を組み立てらない

大きく分けても、これだけの弊害があります。

⇒ 文法を理解できないと英文が組み立てられない!英語学習の落とし穴!

 

中でも一番厄介なのは「文章を組み立てることができない事」です^^;

テストやTOEICなどの試験は穴埋めや選択問題が主流になっていますよね?

その結果、テストの点数や試験の結果が良いと、
文法は得意とか英語が得意だとか勘違いしてしまうのですが。。。

穴埋めや選択で問われる文法力は理解度を測るためのものであって、
英文を自分の言葉で一から組み立てる能力とはまた別の能力になります!!

真の文法の理解とは、自分の言葉を自分で組み立てて使えるようになる!!

それではないでしょうか?^^

その為には「なぜ、その文法がそういうルールなのか?」といった、
文法の本質、英語の気持ちを掴む事が大事になります!!

 

文法と英語(リスニング・スピーキング)の関係

 

わらしべ長者 (2)

 

英語を勉強している人の中には、
映画を字幕無しで観たい、海外旅行で英語を話せるようになりたい、
そういった目標を持って勉強している方が多いと思います!!

そういった方々が、よくやる勉強法として、
英語のニュースを流しっぱなしにしたり、海外ドラマや映画を観たり、
聞き流し系の教材を購入したり、英会話スクール通うなどがあげられますよね?

そこで、そういう勉強をしている方に質問なのですが。。。

その勉強法で映画を字幕無しで観ることができるようになりましたか?
或いは、英語を自由自在に話すことができるようになりましたか?

おそらく、なかなか上達しないで悩んでしまっているのではないでしょうか?

 

その原因のひとつに「文法力不足」があげられます!!

考えてみてください!!

あなたは、英語の本を読んで考えるまでもなく理解できますか?
また、英語で文章や日記をサラサラッと考えずに書くことができますか?

もし、そういったことができないのであれば、
英語を「聞いて理解する事」や「自分の言葉で組み立ててを話す事」、
それらが難しいのは当たり前だと思います!!

なぜなら「聞く・話す」は「読む・書く」よりも、
一瞬で英語を使うという「瞬間的な判断力」が求められるからです。

 

私達がリーディングやライティングが少しできるようになったのは、
これまで英語(文法や単語)の勉強をし、練習してきたからだと思います。

ですが、なぜかリスニングやスピーキングの習得となると、
積み重ねをスッ飛ばして、それだけをやってしまう方が多いです^^;

人間はラクなことが大好きですしね。。。

ですが、冷静に考えても、
これまで流暢に英語を読んだり書いたりすることができなかった人が、
そんな簡単に英語を聞いたり話したりできる訳がないですよね?^^

やはり、英会話を習得するには、まず文法力と単語力だけは
最低限(中学生)のレベルまで上げてからやらないとダメです!!

 

リスニングやスピーキングは英語のスキルの中でも少し高度なスキルです。

なので、まずは「基本である文法と単語」を勉強してください!!

英語を上達させるための効果的な学習の順番は、この順番です↓

1.文法 + 日常的な単語 + リスニング
2.本気でリスニング + 日常的な単語
3.英会話 + 日常的な単語
4.難しい単語

特に文法も単語も苦手な人はリスニングだけに頼らないようにしてくださいね。

そういう方は、聞き流しの教材を使っても映画を観ても効果が薄いです。

だって、聞いても文の構造や内容を理解できないのですから。。。

その前に最低レベル(中学生レベル)まで文法力と語彙力をあげましょう!!

また、リスニングが苦手な人はスピーキングだけに頼らないようにしてください。

聞き取れないのに英会話スクールに通っても効果が薄いです。

だって、理解できる英語が少ないのですから。。。

その前に英語を聞いた際に「何となく分かるレベル」まで文法力を上げて、
それから本格的にリスニングを初めて英語表現をガンガン吸収しましょう!!

もちろん「全くやるな」という意味ではなくて比重の問題ですよ♪

 

文法力不足だとリスニングができない!!

 

センス1

 

。。。とは言っても、言葉だけでは納得できないと思うので、
文法力不足だとリスニングできないという具体的な例を見てみましょう!!

以下の文を「聞いた」としてサラッと呼んでみてください↓

“The lady talked about in this little town known for its wine is
a golf player nobody thought would be great.”

この文章で使われている単語は全部簡単な単語ばかりですよね?

なので、ひとつひとつの単語の意味は分かると思いますが、
文章になるとサラッと1回読んだだけで理解するのは難しくないですか?

もしサラッと読んでも理解できなかったのなら、リスニングは難しいと思います。

 

この文の意味は。。。

「ワインで知られているこの小さな町で話題になっているその女性は、
素晴らしい選手になるとは誰も思わなかったゴルフプレーヤーだ」です!!

どうでしょうか?

凄く簡単な単語しか使われていないのに、難しく感じませんでしたか?

そして、もしじっくり考えても分からなかったのであれば、
当然、聞いた際にも内容を理解できるはずはないのは当たり前ですよね?

つまり、やはりリスニングは語彙力だけでなく文法力も大事なんです!!

 

おそらく文法力が低いと、この文章↓

“The lady talked about in this little town known for its wine is
a golf player nobody thought would be great.”

ここで使われている「talked about」が「話題となっている」とは気づかずに
それ以下の文が「The lady」を修飾していることを見抜けません!!

また「nobody thought would be great」「a golf player」を修飾していて、
その意味が「誰も~思わなかったゴルフ選手だ」とも見抜けません!!

ちょっと複雑な文章なので、普段の会話では使いませんが、
このくらいの文章であれば海外のニュースなどにはかなり頻繁に出てきます!!

 

文法力不足だとスピーキングができない!!

 

英会話 (2)

 

次に文法力不足だとスピーキングができない具体的な例を見てみましょう。

Do you know where is the nearest bank?

あなたはこの文章を見て「間違いだ」と気がつきましたか?

この文章は正しく書くと、本当は以下のような文章になります↓

× Do you know where is the nearest bank?
○ Do you know where the nearest bank is?

このように文法を知っていないと、
当たり前のように「間違った英文」を作ってしまいます。

 

この2つの文章を日本語っぽく翻訳すると、こうなります↓

× Do you know where is the nearest bank?
(あなたは知っていますか?一番近い銀行はどこですか?)
○ Do you know where the nearest bank is?
(あなたは一番近い銀行がどこか知っていますか?)

もちろん間違った文でも相手は理解してくれますが、
それでも話を聞いている相手は間違った英語ばかり聞かされてしまうと、
会話でも疲れてしまいますよね?

英語はコミュニケーションのためのツールです。

相手が、あなたの英語の先生や友達やお店の店員さんなどであれば、
多少間違った英語でも、愛想よく聞き取る努力をしてくれると思います!!

ですが、見知らぬ人だったら、
話すのが疲れる人や話している内容がよく分からない人とは、
できれば「話をしたくない」と思うはずです。

外国人(特にアメリカでは)露骨に嫌な顔をされますよ(経験済みですw)

それは、つまり話すのを嫌がられるだけでなく、
あなた自身が英語を話すチャンスを失ってしまうということにもなります。

なので、やはりスピーキングでも「文法」はもの凄く大事です!!

 

リスニングとスピーキングができるようになるには?

 

英会話 (1)

 

このように、リスニングやスピーキングでも文法力が大事です。

なぜなら「読む」のですら理解するのが難しいのなら、
当然「聞く」のや「話す」のは、もっともっと難しくなるからです!!

高度なリスニングやスピーキングができるようになるには、
少なくとも、まずは最低限「読めばすぐに内容が分かる」というレベルまで、
文法のレベルを上げておく必要があります。

もちろん、文法だけではダメなのですが。。。

でもとりあえず、まずは一番最初に文法を勉強して、
英語を組み立てるための設計図を手に入れるのが英語上達の鍵です。

 

そのために英語初心者は、文法を最小単位の「品詞」からきっちり学べる
「ゼロからの英語やり直し教室 New Beginning」をお薦めします。

⇒ ゼロからの英語やり直し教室New Beginning

この通信講座では、主に以下の2つのことを中心に学習して行きます。

1.英文法の基礎分野の知識を暗記ではなく理解する
2.英文法の基礎分野の知識を使って英文を作る練習をする

文法には、多くの教材や参考書が「そのルール」を解説しているだけで、
「なぜそういうルールなのか?」までは、なかなか解説してくれません!!

その結果「知識を使って問題を解く」といった、
試験で問題を解くための知識を得るだけで終わってしまいます。

ですが、こちらの「ゼロからの英語やり直し教室」では、
英文を組み立てる練習ができるように設計されているので、
実践の場で「本当に使える英文法を身に付けること」ができます!!

 

また中級者から上級者の方には、更に踏み込んだレベルまで学ぶことができる
「1年でTOEIC900点!分かる!解ける!英文法!」がお薦めです。

⇒ 1年でTOEIC900点!分かる!解ける!英文法!

どちらの講座もこれまで2万人の生徒に教えてきた鈴木先生の講座で、
受講中に分からない項目があったら、先生に直接質問することができます!!

文法の勉強は積み重ねの勉強になるので、
独学でやると「どこで躓いているのか」が分からなくなってしまいますが、
この講座では、先生が直接アドバイスをしてくれるので着実に上達できます。

実際、私も鈴木先生のおかげで文法嫌いを克服できました!!

 

文法を極めて英語をスラスラ話せるようになりたい方、
海外ドラマや映画を字幕無しでも楽しめるようになりたい方、
TOEICでハイスコアを獲得したい方には、特にお薦めの通信講座です!!

英語の勉強では、時間やお金を投資せずに独学で勉強をする人がいます。

ですが、英語に投資することは「自分の未来」へ投資することです!!

ほんの少しの投資で、TOEICで高得点を取得して就職で有利になったり、
海外旅行などで、今より楽しく安く良い思い出をたくさん作れるのなら、
それは投資した時間やお金以上に「価値のあるものになる」と思いませんか?

これは英語に限らず、全ての面で言えることだと思います!!

なので、英語に限らず自身のスキルアップのためには、
積極的に自己投資をして「大きなリターン」を掴み取るようにして下さいね^^

 

前のページ ⇒ 文法を理解できないと英文が組み立てられない!英語学習の落とし穴!

次のページ ⇒ 英文法で英語を制す!TOEIC&英会話のためのお薦めの勉強法!

 




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