英文法はどこまで勉強すればいい?グラマーのレベルと学習法!!

 

文法

 

英語の勉強をする際にはまず基本である文法が大事です。

文法は英文を作るためのルールです。

なので文法がしっかりと理解できていないと、
映画を字幕無しで観るのにも、英語の本や英字新聞を読むのにも、
英語で文を書くのにも、英会話をするのにも無理がでてきます。

では、文法はどこまでできるようになればいいのでしょうか?

 

英語を自由自在に操るための文法

 

文法 (1)

 

英文法は多くの人がテストのために勉強してきていると思います。

学生時代に英語が得意だった人でも、テストの穴埋め問題は簡単にできる、
でも旅行などで英語を話そうと思っても、めちゃくちゃな英語しか出てこない、

。。。そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

実はそれには文法の習得レベルが深くかかわっています。

 

習得レベル1:文法のルールを理屈として理解できている

この状態は文字通り文法のルールを知っているという状態です。

例えば、現在完了形の「ずっと~している」を例にすると、
『現在完了形は「have + 過去分詞」でできている』と知っているレベルです。

英語がよほど苦手な人でない限り、このルールはほとんどの人が知っていますよね。

英語で「have + 過去分詞」が出てきたら「完了形だ」ってなんなく分かるレベルです。

 

習得レベル2:文法のルールを実践できる

この状態は文法のルールを実践できるという状態です。

例えば、現在完了形の「ずっと~している」を例にすると、
『継続を表現する際は「have + 過去分詞」で表せる』という感じで、
問題を解ける(でも時々、間違える)レベルの人です。

中学校や高校を卒業している、あるいは在学中で、
英語が得意でもなく苦手でもない普通の人はこのくらいのレベルですよね。

 

習得レベル3:文法のルールをしっかり記憶している

この状態は解説などを見なくても理屈が分かっている状態です。
理屈を「知っている」ではなくて「分かっている」というのがミソです。

例えば、現在完了形の「ずっと~している」を例にすると、
『「have + 過去分詞」のルールを「継続」と記憶していて問題も間違えない』
つまり現在完了を意識していれば「読む聞く書く話す」ができるレベルです。

英語が得意な人、テストで満点が取れるレベルの人がこのくらいですね。

 

習得レベル4:文法のルールを自分のものにできている

この状態は文法意識をしていなくても理解できている状態です。

例えば、現在完了形の「ずっとしている」を例にすると、
『現在完了を含む英文を読んだり聞いたりした時にルールを意識せずに、
これは「継続なんだな」とすぐに理解できる』レベルになります。

映画を字幕無しで観たり、英字新聞を読める(インプット)レベルですね。

 

習得レベル5:文法のルールを元に自分から発信できる

この状態は文法を意識をしていなくても使える・発信できる状態です。

例えば、現在完了形の「ずっとしている」を例にすると、
『「ずっとしている」状況を話す(書く)時に
正しく適切に自分言葉で話せる』レベルになります。

自由自在に自分の想いを英語で表現できる(アウトプット)レベルですね。

私達の日本語レベルはこのレベルです。

例えば、日本語を知らない人に日本語を教える際に、
解説を見なくても「は」や「を」をここに置くと、この単語が主語になって、
この単語が目的語になって。。。という感じで感覚で説明できますよね?

つまり、ネイティブレベルの人ですね。

 

このレベルを見ると分かると思いますが、テストで満点をとるのであれば、
文法の習得レベルを3まで上げられれば満点をとることは可能です!!

しかしその先の、映画を字幕無しで観たり英語の本を読む(インプット)には、
その都度考えることなく意識せずに英語を理解できるレベルが必要となり、
そのためには英語のルール(文法)が無意識に出てこなければなりません!!

また、自分で自由自在に英語を使える(アウトプット)レベルになるには、
意識せずに英語を発信できるくらいの理解が必要です。

 

つまり英語を、読む・聞く・書く・話すには「意識することなく」が大事なんです。
(日本語はそのレベルまで落としこめているから自由自在なんです。)

『えっと。。。経験だから現在完了の「have + 過去分詞」を使って。。。』と
考えていてはダメということですね。

そして4・5のレベルまで文法力を上げるには、徹底的にやりこまなければなりません。
(野球選手が意識せずに正しいスイングをするために素振りやっているのと同じですね)

なので、映画を字幕無しで観たいのなら、英語の本や英字新聞を読みたいのなら、
英語でしっかりとした文章を書きたいのなら、自由自在に英語を話したいのなら、
文法は「感覚レベルまで落とし込める」まで、徹底的にやるようにしましょう!!

 

文法の勉強にオススメの参考書と教材

文法を勉強するのであれば、この3つがあれば十分です。
とにかく、この3つを徹底的に何度も繰り返して実践すれば文法は無敵になれます!!

 

一億人の英文法

 

 

英文法が「なぜ?そういうルールになっているのか?」を感情から掴めます。
理屈だけでなく感情から文法を理解できれば、意識せず文法が使えるようになります。

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FOREST

 

 

英文法を理論的に解説してくれます。文法項目の網羅率はNo.1です。
先の「一億人の英文法」の通読後に使えば、
感情を理解しながら体系的に文法が分かるようになります。

詳しくはこちらをどうぞ ⇒  文法力UPで試験対策!「FOREST」!

 

1年でTOEIC900点!分かる!解ける!英文法!

 

文法

 

前の2冊で文法を叩き込んだ後に、ダメ押しにこの講座をお勧めします。

この講座では、経験豊富な講師があなたの苦手な文法項目について、
アドバイスをしてくれながら徹底的に指導してくれます!!

英文法は、誰かに客観的に見てもらわなければ、
「本当に文法を理解できているのか?」が分からない分野です。

分かったつもりで先に進むと、その先で必ず苦労することになります。

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講座は書籍に比べると高いですが、それによって得られるメリットを考えれば安いです。

何より、安い書籍は投げ出すのも簡単ですが、高いものはでは元をとりたいですしね♪

ご紹介した講座では、毎日やるべきことをメールで送ってくれるので、
授業を受けている感覚で英文法をしっかりあなたの中に叩き込むことができます。

 

この3段階を踏んで文法を抑えた後に、
「聞く、読む(インプット)」「話す、書く(アウトプット)」をすれば、
更に効率的に英語の学習を進めることができます。

英語は文法が全てです、しっかり抑えて英会話などの実践に望みましょう。

 

文法の勉強のまとめ↓

 

文法 (2)

 

こちらから順に読んで頂くと、なぜ英語の勉強では文法が大事なのか?
文法を抑えるとどういう効果があるのか?そのための勉強法を紹介しています。

⇒ 英語力が伸びる効果的な学習の順番!英会話は文法と語彙が決め手!

 

文法が大事な理由と勉強法一覧

 

前のページ ⇒ グラマーで英会話&試験対策!文法力が上がるお薦め参考書と教材!

次のページ ⇒ ボキャブラリーを書いて覚えるのは効率が悪い?英単語勉強法!!

 




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