英語学習が嫌になってしまう理由!覚えられないは無駄じゃない!!

 

英単語 (1)

 

英語の学習をしていると、覚えらなくて嫌になってしまうことありますよね?

私も決して物覚えが良い方ではないので、英語を読んだり聞いたりする時に
「見たこと聞いたことあるの思い出せない!!」という経験をよくしています。

最近、私の母親(65)にも英語の教材をやってもらっているのですが、
母も「物覚えが悪くて嫌になっちゃう、どうしてこんなに頭が悪いんだろう」
。。。とスカイプで嘆いていました。

英語の学習を挫折してしまう大きな理由のひとつに、この問題があります。

ですが実は覚えられてなくても進歩はしているんです。

 

努力は必ず報われる!!

 

英単語 (3)

 

努力は必ず報われる!!

はい、いきなりAKB48の高橋みなみさんの名言をパクりましたが、
英語の学習で1回で覚えられなかった英単語や文法の知識などありますよね?

その度に多くの人が「頭が悪いから」と思ってしましますが、
前回お話したとおり、人は全ての物事を1度で覚えることはできません!!

前回  ⇒ 英単語は書いて覚える?英語の学習は想像力とイメージが決め手!
前々回 ⇒ 英単語が覚えられない方へ!常用単語を効率よく簡単に覚える方法!

元々、人間の脳というのは、よほど強烈な「インパクト」がない限り、
たった1度で物事を覚えることはできない仕組みになっているんです。

なので物事を覚えるためには、もうひとつのポイント「反復」が重要なのですが、
当然、反復してもなかなか覚えられないものも多く出てきます。

そうなってくると、英語の勉強が嫌になって続かなくなってしまうのですが、
ここで言いたいのは「2回目は1からのやり直しではない」ということです。

 

2回目以降は1からのやり直しではない

 

英単語 (2)

 

多くの人が英語を覚える際に以下の2つに分類してしまいます。

1.覚えていない英語(使えない英語)
2.覚えている英語(使える英語)

この2つの視点でしか見ていませんが実際はもっと複雑です。

それらをさらに4つに分類するとこんな感じになります。

1.初めて見る・聞く英語
2.意味は分からないけど見た・聞いたことがある英語
3.自分からは意味は言えないけど、言われれば分かる英語
4.自分で使いこなせる英語

TOEICなどの試験や英会話では上の4つのレベルでも、
4のレベル以外の英語は一切役に立ちません!!

テスト中に3の英語を見て「あー見たことある」と分かっても、
思い出せないのだから、それは結局1の英語と同じですよね?

ですが、リスニングになると少し毛色が変わってきます。

上のレベルで言えば、なんとなく思い出せそうな3の英語。。。

話を聞いていると、前後の文脈から意味が理解できることもあったりします。
(とはいえ、自分から発信することは、まだできないのですが。。。)

 

考えてみて下さい!!

例えば誰かとある物事について話していたとします。

あなたは全くその物事を思い出せないのですが、相手と話をしていて、
その相手がその物事について話し始めたら徐々に思い出してきた!!

そんな経験をしたことはないですか?^^

でも、その物事に出合ってなければ思い出すこともできないですよね?

それと同じで、英語も3以下は一切役に立たないと思ってしまいますが、
実はあなたの脳の中に、でもそれらの断片が少しだけ残っていて、
その英語に出合うた度に、必至に回路を結びつけようとしているんです。

 

確かにTOEIC試験や英会話では、自らその英語を発信できなければ、
全く役に立ちませんし、実践という意味では使いものになりません!!

しかし「これからの成長」という点ではまったくの違います。

当然ですが、3の英語は2の英語よりも4の英語に近いですし、
今後、使えるようになる可能性は2や1の英語よりも高いです。

それを何度も繰り返せば、1⇒2⇒3⇒4といった感じでレベルアップし、
徐々に使える英語の幅が増えてきて、英語力が加速度的に伸びるわけです。

 

覚えられなかった英語は無駄ではない!!

 

英単語 (4)

 

仮に10個の単語を覚えるとして先ほどの4つ段階に分類してみましょう!

初めはこれから覚えるので、当然全て1の英語です。

1.初めて見る・聞く英語    ⇒ 10
2.見た・聞いたことがある英語
3.言われれば分かる英語
4.自分で使いこなせる英語

1回学習して、以下のような感じになったとします。

1.初めて見る・聞く英語    ⇒ 1
2.見た・聞いたことがある英語 ⇒ 5
3.言われれば分かる英語    ⇒ 3
4.自分で使いこなせる英語   ⇒ 1

これを「覚えているか・覚えていないか」という視点で分けると、
覚えていてTOEICや英会話で使える単語はたった1個です。

でも、実際にはレベルアップした単語は9個あります。

2回目の学習では10個のうち、覚えられなかった9個をやりますが、
それぞれレベルアップしているので0からのスタートではありません!!

1.初めて見る・聞く英語    ⇒ 1 ⇒ 0
2.見た・聞いたことがある英語 ⇒ 5 ⇒ 3
3.言われれば分かる英語    ⇒ 3 ⇒ 4
4.自分で使いこなせる英語   ⇒ 1 ⇒ 3

。。。と、こんな感じで英語は習得していくものなんです。

つまり覚えられなかったからといって無駄になっているわけではなく、
英語の学習として確実に成功していると言えます!!

 

もちろん4までレベルを上げなければ、実践で使うことはできないですし、
戦力という視点だけで見ると、役に立たない英語であることは確かです。

ただ、例え一度で覚えられなくても一度やったことは必ず生きてきます。

「英語を覚えられないは無駄じゃない!!」

これを肝に命じて、諦めずに繰り返し何度も学習するのが英語習得のコツです。

英語はなかなか思うように習得できませんが、続ければ必ず力がついてきます。
上手く行かなくてもめげずに続けていくようにして下さいね♪

 

前のページ ⇒ 英単語は書いて覚える?英語の学習は想像力とイメージが決め手!

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語彙力アップの学習法まとめはこちら↓

語彙力アップ ⇒ 英単語は日本語も使って習得しよう!語彙力UPのオススメ教材!

 




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