脱・英会話初心者!パターンプラクティスで英語の表現を広げよう!
これまで「初心者が英語を話せるようになるために重要なこと」
そしてそのための「英会話の練習方法」を紹介してきました。
(詳しくはこちらから順にお読みください↓)
今回は、これまでお話した「英語が話せるようになる方法の復習」と
脱初心者に向けて「パターン・プラクティスのやり方」をお伝えします!!
英語が話せるようになる方法の復習
英語を話せるようになるために必要なことは以下の3つです。
1.文法や単語などの英語の基礎を身に付ける
2.リスニング力を鍛える
3.実際に英文を組み立てて話す練習をする
この順番で英語を学んでいけば、初心者でも3ヶ月から半年程度で、
海外旅行や日常生活で困らないレベルであれば話せるようになります。
1.文法や単語などの英語の基礎を身につける
初心者が英会話を始める時にやってしまいがちな間違いがあるのですが、
それは文法や単語などの基礎を疎かにしてしまうことです。
英会話では、相手の話している英文を聞いて理解できる能力と、
自分で英文を組み立てる能力が必要になります。
文法を自分の物にできていなければ理解も発信もできませんし、
単語を知らなければ話すどころではないのは当然ですよね?
しかし多くの人が基礎が曖昧なまま英会話を始めてしまいます。
分からない言葉を聞き流して自分の物にできることはありえないですし、
分からないまま聞き続けても理解できることは永遠にありません。
なので、英会話を習得したければ英会話ではなく基礎から始めましょう。
文法は2~3ヶ月、苦手でも半年集中してやればほぼ完璧にできます。
英語の学習は焦らずじっくり基礎レベルの文法から始めてください!!
2.リスニング力を鍛える
文法や単語などの基礎力を身に付けたら、次はリスニングを始めましょう。
英語の勉強で失敗してしまう点の一つに、
基礎ができていないのにリスニングから始めてしまう事があげられます。
ですが、ルールが分からないのに英文を聞いても効率が悪いです。
逆に英文のルールがわかっていれば、内容を理解することが容易にできますし、
たくさん英語を聞けば聞くほど、英語の使い方を学習することができます。
文法や基礎ができていない人ほど、どうしても丸暗記に頼ってしまい、
実際に英語を聞いたり話したりする場面で使えない英語になってしまいます。
暗記はテストでは使えるかもしれませんが、実践の場では役に立ちません!!
基礎を身に付けてからリスニングをやることで
自分で表現はできなくてもインプットすることはできるので、
あなたの英語の引き出しにその表現をストックができます。
そしてそれは英語を使う練習をしているうちに自然に引き出せるようになるので、
理解できる形にしてからリスニングをするようにしましょう!!
⇒ リスニングの学習法についてはこちらから順読み進めてください
3.実際に英文を組み立てて話す練習をたくさんする
聞いて理解できる英語と実際に話すことができる英語には大きな差があります。
あなたも聞いたら簡単に内容が理解できるのに話すと全然話すことができない!!
そういった経験をしたことありませんか?(私はめちゃくちゃあります^^;)
「聞き取れる英語」と「話せる英語」には大きなギャップがあります。
ギャップが信じられないという人は、今から1分間英語で自己紹介をしてみて下さい。
1分間の自己紹介を聞き取りは簡単ですが、自分がやるのは難しいです!!
そのギャップを埋めるには、英語をたくさん聞いて表現をインプットすること、
そしてその何倍も英語を話す練習をする以外にありません!!
なので「基礎⇒リスニング⇒英会話の順」で勉強して行きましょう!!
⇒ スピーキングの学習法についてはこちらから順に読み進めてください
ここまでできれば、海外旅行や簡単な日常英会話で困ることはありません!!
個人で海外旅行の手配やレストランで好きなものも頼めるようになりますし、
ホテルのチェックイン・アウトはおろか、レンタカーで自由に旅行を楽しんだり、
旅行先で外国人旅行者と話すこともできるようになれます!!
きっと海外で暮らすのにも問題はないレベルになれるのではないでしょうか?
パターンプラクティス
英会話の学習で「パターンプラクティス」という方法を知っていますか?
かなり有名な方法なので、ご存知の方が多いと思います。
この「パターンプラクティス」という学習方法は簡単に説明すると、
基本の文法表現を、パターンを変えて学習する方法です。
例えば、“I play soccer.(私はサッカーをする)”を基本の文とすると
He plays soccer.
He played soccer.
He played soccer yesterday.
He was playing soccer after school.
といった具合に、基本の文のパターンをどんどん変えて勉強する方法です。
主語を変えたり、過去形にしてみたり、修飾語句を加えてみたり。。。
そういった感じで基本文をどんどん変化させ声に出して学習することで、
実際に英語を話す際に文法を意識しなくても話せるようになる訓練ができます。
具体的にパターンプラクティスを取り入れた英会話教材を聞いてみてください↓
※この音声は「英語ぺらぺら君」という教材のレッスン2の音声です
(教材の指示通り「声を出して英語を練習」してみてください)
⇒ 元米国大統領通訳が教える英会話習得法!英語ぺらぺら君レビュー!!
パターンプラクティスのポイントは、とにかくたくさんのパターンを用意し、
数をこなして反射的に答えられるようになるまで繰り返しやることです。
今回は「英語ぺらぺら君」の無料視聴の中で使われていたので使用しましたが、
ロゼッタストーンなど多くの英語教材でもパターンプラクティスは使われているので、
ご自分に合ったものを利用して練習してみてください!!
パターンプラクティスは非常に使い勝手が良くマスターすると
簡単な英会話であれば、無限にいろんな使い回しができるようになります。
例えば、“Can I ~ ?”という英語でパターンを覚え使えるようになると、
Can I go?(行ってもいい?)
Can I have your name?(名前を教えて!)
Can I take this seat?(この席使ってもいい?)
Can I make a reservation?(予約をしたいんだけど)
・
・
・
といった具合に、無限に使い方や言い回しができるようになります。
また、“Can I ~ ?”を“Can you ~ ?”に変えるだけで、
「~してもらえますか?」といったニュアンスに変えることもできます。
Can you do this for me ? (私の代わりにこれやってくれない?)
このようにパターンプラクティスによって様々な表現ができるので、
初心者は以前ご紹介した「瞬間英作文」や「イメージ⇒英語」に加えて、
この「パターンプラクティス」で学習すると英会話がラクになりますよ。
また、三人称単数などの文法項目を意識しなくても使えるようになるので、
英文を組み立てることに慣れてきたら是非この方法を取り入れてみてください。
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※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)
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