挫折しない効果的な英語勉強法!簡単な英語をたくさん聞くこと!

 

英語 (2)

 

前回は英語のリスニングの効果的な学習法について紹介しました。

英語力(英会話)は「どれだけインプットをしてきたか?」が全てです、
自分の引き出しにたくさん英語があればあるほど話しやすくなります。

たとえ、うろ覚えでも引き出しの中にあるかないかで大きく違います。

そして英語をインプットをする勉強法としては、
リスニングが最も簡単で挫折しにくい方法だと言えると思います。
※詳しくは前々回の記事をご覧ください!!

今回は「簡単な英語をたくさん聞く事の大切さ」についてお話します。

 

インプットとアウトプット

 

英語 (5)

 

英語を勉強している人の多くは「英会話ができること」が目標だと思います。

英会話は会話なので、自ら言葉を発信するアウトプットになるのですが、
アウトプットができるようになるには、その数十倍のインプットが大事です。

アウトプットはインプットできたものの中からほんの少ししか出せません!!
※これはすごく大事なことなので詳しくはこちらをご覧ください↓

⇒ 英会話は上級スキル?インプットとアウトプットの違いと上達の基礎

例えば1分間の英語の自己紹介を聞くのは簡単だと思いますが、
自分で1分間英語で自己紹介するのは思ったより難しいです。

それがいわゆるインプットとアウトプットの差です。

それを理解せずに闇雲に英会話スクールに通っても効果が薄いですし、
また無駄に評判だけで英会話教材を購入しても上達の実感を得られません。

英会話ができるようになるには、英文を組み立てられる文法力と語彙力、
相手の話している事が理解できる文法力、語彙力、リスニング力、
相手に伝えたいことを伝えられる発音、臨機応変に話すための使い方。。。

などなど、多くのことを知っていなければなりません!!

 

例えば英会話スクールに通ってるけどなかなか上達しない人は、
自分でも少なからず原因に気づいているのではありませんか?

単語力が足りない。。。

文章を作る力が弱い。。。

表現の幅が狭い。。。

相手の話が理解できない。。。

。。。など、それを矯正しなければならないことを分かってると思います。
それを矯正するためにスクールだけでは金銭的にも時間的にも効率が悪いです。

英会話スクールのような場所は日頃の練習の成果を見せる場です!!

⇒ 英会話学校は役に立たない?スクールの役割と英語の練習法!

英語を勉強しに行く場ではなく、英語を正しく使えてるかをチェックする場です!!

なので、私は英会話スクールは中盤から最終段階に行くべきだと思っています。

 

さて、少し話がズレてしまったのでインプットとアウトプットに戻すと。。。

例えば、相手の話してる単語が分からなければ、話の内容は理解できませんし、
自分で文章を組み立てられなければ、英文を組み立てて話すことはできません、
また、英語を話せても発音が悪ければ伝えることもできないですよね?

なので、インプットがなければアウトプットなどできるわけがないんです。

そしてインプットはインプットでも文法などは知識で覚えるものですが、
唯一知識としてではなく、感情で覚えなくてはならないものがあります。

それは「英語の使い方」です。

 

文法と使い方は同じものではない

 

英語 (4)

 

多くの人が「文法をしっかり覚えれば英語を話せる!」そう思っています。

確かに文法が完璧で単語を知っていれば、かなり英語が話せます。
しかし英語に限らず言語には使い方やニュアンスがあります。

そしてそれは英語を知識で知っているだけではも読み取ることができません。

なぜなら、会話には話し手や聞き手の感情が乗っかるからです。

 

例えば、私が「お腹空いた」と言ったとします。

日本語のネイティブでならこの意味は分かりますよね?

でも、私がどれくらいお腹が空いているのか分かりますか?
多分というか絶対に全然に分からないと思います^^

この気持ちの強さを表すために「あぁ。。。お腹空いた。。。」と、
少し表現を変えてみたらどうでしょうか?

なんかさっきよりもお腹が空いているように感じませんか?

更にこれを家と砂漠で行った場合で比較すると、どちらが辛そうですか?

完全に砂漠で「あぁ。。。お腹空いた。。。」の方が、
もの凄くお腹が空いてて大変そうだなぁ。。。って思いますよね?

 

こんな風に会話では、同じ言葉、同じ意味で文法は一緒でも、
シチュエーションや前後の文の意味、話し手の言い方などで、
使い方や表現方法というのが大きく変わってくるんです。

なので、例え文法でその意味が理解できても、会話をするためには、
言語の使い方や使われ方も学ばなければいけないんですね。

 

英語の使い方を学ぶには?

 

英語 (3)

 

では、そういう使い方や使われ方を学ぶにはどうしたらいいのでしょうか?

答えは、それが使われている状態に数多く出合い理解することです。

そのために重要なのが実際に英語が使われている状態を感じること、
つまり英語を、「読む」「聞く」「話す」「書く」ことです。

じゃぁ、その中で一番効率よくどこでも手軽にできそうなのは?

英語を「聞く」ことですよね?

しかも、この中で英会話に必要な発音まで学ぶにはこれがピッタリです。

なので英語を聞くことが「最も効率的な学習」になるわけです。

 

簡単な英語を聞く事が大切

 

英語 (1)

 

英語を聞く事が大事なのですが、難しい英語よりも簡単な英語、
それも“超”がつくほど簡単な英語をたくさん聞く事が大事です。

その理由は大きく分けると以下の3つの理由があります。

1.たくさん聞く事ができる
2.挫折しにくい
3.英語は反復が命

 

1.たくさん聞く事ができる

先ほど前半でお話しましたが、アウトプットの量はインプットの量です。

自分にとって少し難しい英語の音声を聞くのもたまには大事ですが、
それよりも自分が理解できる英語を多く聞くほうが表現力が広がります。

難しい英語だと、調べなければいけない、覚えなければいけない。。。
やる事がいっぱいあり過ぎて、なかなか先へ進めません!!

英語の使い方を覚えるには、その状況や感情に多く触れるのが重要です。

新しいことを覚えるよりも引き出しの中にたくさんの表現を入れること、
そちらを優先する方が使い方を覚えるには圧倒的に大事なんです。

 

2.挫折しにくい

難しいことをやり続ける。。。想像しただけで挫折しそうですよね?

2時間机に向かって、難しい本を「うんうん」唸りながら読んでみた。。。
1ページしか進まずに単語や構文を調べて覚えるだけで疲れてしまった。

どうですか?全然やる気が起きないですし大変そうじゃないですか?

最初はできても毎日それできそうですか?

おそらく多くの人は無理だと思います、私は間違いなく挫折します^^;

何より達成感が得られないですよね?

 

3.英語は反復が命

人間は忘れてしまう生き物です。

300日かけて読んだ300ページの難しい本。。。完璧に覚えてますか?

きっと忘れてしまうでしょう。。。

300日かけて読んだ10ページの簡単な本、30冊はどうでしょうか?

忘れてしまいますが、簡単なので何度も読めますよね?

日数は同じでも時間で計算したら、簡単な本は2~3回読めそうですよね?

先ほどお話しましたが、アウトプットの量はインプットの量です。

つまり簡単な英語をたくさんやった方が圧倒的に出合える回数が多く、
たくさん何度もインプットもできるというわけなんです。

 

また時間的にもそうですが、難しい英語ばかりでは経済的にも良くありません。

次から次へと難しい新しい教材や参考書を買ったらどうなりますか?

お金がいくらあっても足りなさそうですよね。。。

ならば一度やって簡単になった教材を繰り返して使って完璧にした方が、
圧倒的に効率が良く、挫折しにくく、達成感が得られて楽しいはずです。

もちろん自分にとって難しい英語に挑戦するのも時には大事です。

ただし割合的には9:1くらいの割合で簡単な英語を多くやりましょう。

そもそも自分にとって簡単と感じる英語が使いこなせないのであれば、
難しい英語を使いこなせるわけがないんですから。。。^^;

 

受験勉強や学校の勉強では次から次へと新しいことを学びました。

それは受験が問題を解くためのものだからです。

ですが英会話をはじめ、実践での英語は英語を理解するものです。

日常的に難しい言葉で話し続けることはまずありません!!

英会話などの実践向き英語を一般レベルで使えるようになりたい!!
そう思っている方は、難しくない簡単な英語の方をたくさんやりましょう。

次回は具体的に簡単なものを紹介します。

 

前のページ ⇒ リスニングの注意点!効果的に英語を聞き取る練習をするには?

次のページ ⇒ 自分に合った英語教材の選び方!英会話スクールに通うタイミング!

 




※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)


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